【台湾入国カード】オンライン申請方法&書き方を日本語で説明します!

いつまでに?職業欄は?国/地域コードは?など疑問を解消します!画像付きだからわかりやすい!

]こんにちは、台北ナビです。

台湾旅行が決まったら、色々と準備が必要ですよね。エアチケットやホテルを取って、お土産リストを作って、スケジュールを組んで……。

旅に期待を膨らませていますが、台湾入国時の「入国カード」がオンラインで申請できると知っていますか?

さらに、2025年10月1日からは「オンラインのみ」に切り替えることになりました。10月1日以降は紙の入国カードは全面廃止となりますので、ご注意ください!

と、ここで心配になるのがオンライン申請できるかな?書き方や申請方法がわからない……ということ。ただ、ナビが試しにやってみましたが、日本語表記もあって案外簡単です。

それでも心配という方のために、台北ナビが画像付きで皆様の疑問にお答えします!

間違えやすい場所などは特に詳しく解説してみました。

目次

●台湾の入国カードって何ですか?
●台湾オンライン入国カードの申請が必要な人
●台湾オンライン入国カードはいつから申請できますか?
●台湾入国カードオンライン申請で必要な情報(書類)
●台湾オンライン入国カード申請方法を画像付きで詳しく紹介!
●台湾オンライン入国カード申請時の注意点
●台湾オンライン入国カードQ&A

台湾の入国カードって何ですか?

台湾の入国カードとは、入国者の基本情報や滞在目的などを記録するため、外国人が台湾に入国する際に提出する書類です。主にパスポート情報、滞在先、渡航目的などを入力します。

以前は飛行機内で配布される紙のカードに手書きで記入するのが一般的でしたが、現在はオンライン申請が主流となっています。台湾の入国カードも2025年10月1日からオンライン申請のみとなり、紙での申請が完全に撤廃されます。

台湾オンライン入国カードの申請が必要な人

原則として、台湾に入国するすべての外国籍の旅行者が台湾入国カードの申請対象です。

台湾入国カードの申請が必要な方は以下の方です。

・観光、ビジネス、親族訪問などの短期滞在者
・ビザ免除(Visa Exempt)で入国する人
・日本国籍を含む外国籍の渡航者

ただし、以下のいずれかに該当する場合は入国カードの提出は不要です

・台湾の居留ビザ(長期滞在ビザ)を持っている人
・居留証(ARC:Alien Resident Certificate)を所持している人
・外交官員証(MOFA CARD)を持っている人
・台湾国籍を持つ人

これらの方は、入国時に該当する証明書を提示するだけ入国できます。

台湾オンライン入国カードはいつから申請できますか?

台湾のオンライン入国カードは、出発(入国予定日)の3日前から入国直前まで申請可能です。

ただ、入力する当日も1日にカウントされるので、当日・翌日(1日後)・翌々日(2日後)が入国予定日になった時から申請入力が必要になります。

例えば、10月10日に台湾に入国予定である場合は、10月8日から入力が可能となります。何かとバタバタする渡航前でないと、入力できないのですが、忘れずに入力しましょう!

台湾入国カードオンライン申請で必要な情報(書類)は何ですか?

台湾入国カードに記入するために必要な情報(書類)は以下の通りです。

・パスポート情報

顔写真ページの画像(アップロード推奨)
パスポート番号、有効期限、氏名(ローマ字)

・連絡先情報

メールアドレス(認証コードの受信に使用)
携帯電話番号

・渡航情報
出発・到着便名
出発予定日

・渡航目的

・滞在先情報
台湾での宿泊先の住所またはホテル名(英語または中国語表記)

・その他
性別、生年月日、国籍、現住所
ビザの種類(ビザ免除の場合は「Visa Exempt」を選択)

台湾オンライン入国カード申請方法を画像付きで詳しく紹介!

準備が整ったら、早速申請と行きましょう!

まずは以下の台湾入国カードオンライン申請ページに飛びましょう。
https://twac.immigration.gov.tw/

もし、言語が日本語でない場合は画面右上の緑色の文字の部分で日本語を選択すれば、日本語表記に切り替わります。

入国カードを登録]をクリック(タップ)し、登録を開始します。
すると登録時の注意点(登録対象・注意事項)が表示されるので、じっくり読んでおきましょう。


メール認証画面では、確認コードを受け取れるメールアドレスを入力し、[確認コード送信]をクリック(タップ)しましょう。

受信した確認コードを下の空欄に入力して、[確認する]をクリック(タップ)してください。
このようにメールで確認コードを受け取ります

このようにメールで確認コードを受け取ります

この手順で入力してみて!

この手順で入力してみて!

※確認メールが来ない(届かない)場合は、一度迷惑メールフォルダを確認してみてください。メールアドレスの入力を間違えていることも多いですよ(ナビは常習犯 笑)。何度見てもメールの入力間違いがない時は、ほかのメールアドレスを使用し、確認コードの再発行を試してみましょう!

※確認コードは10分間のみ有効です。10分以上経過してしまったら、確認コードの再発行してください。

<旅行者情報を入力>

旅行者情報を入力していきます。
パスポートのアップロード画面が表示されるので、パスポートの顔写真のあるページを撮影した写真をアップロードします。

撮影する際には、画面に表示されている赤色の枠にすべての文字が収まっているかどうかを確認しましょう。

また、すべての文字がはっきり写っているかどうか、光の反射や指で文字などを隠してしまっていてもいけません。

ここでエラーが出て、アップロードできないという方が多いのですが、必ずしもアップロードしなければならないということではありません。アップロードできれば、名前情報などパスポートの情報を自動に入力してくれて、便利なだけです。
到着予定日【入力必須】
申請日当日を含む3日間の日付が表示されています。
到着予定日を選ぶと青色に変わり、チェックボタンが入ります。

氏名(英語)【入力必須】
パスポート上と全く同じように大文字ローマ字で、英語名を入力しますが、[名前 苗字]の順で入力しましょう!
例)台北ナビ子の場合は→「NAVIKO TAIPEI」

氏名(中国語)
この欄は入力不要です。どうしても入力したい方は繁体字で記入する必要があります。(簡体字・日本語の漢字は使用不可です)

パスポート番号【必須】
現在のパスポート番号を記入します。

パスポートの有効期限【必須】
パスポート上の明記と同じように、[日・月・年]の順にパスポートの有効期限を記入します。
性別【必須】
パスポート上の性別を選択します。
ちなみに、パスポートの男性はMALEの略で「M」、女性はFEMALEの略で「F」と書かれています。

生年月日【必須】
パスポート上の表記と同じように、[日・月・年]の順序で生年月日を記入します。

国籍【必須】
パスポート上の国籍を選択します。プルダウン(ドロップダウンリスト)になっているので、その中から選択します。[JPN]と打てばすぐに日本が出てきます。国籍が日本でない人は該当するアルファベットを入力すれば、簡単に選択可能です。

国/出生地 【必須】
パスポート上の国/出生地を選択します。これもプルダウン(ドロップダウンリスト)になっているので、その中から選択します。国籍選択時と同じ要領で選びましょう。

市/州または都道府県
ここは入力不要です。どうしても書きたい場合は、都道府県を記入してください。

例)兵庫県→Hyogo

現住所 【必須】
これもプルダウン(ドロップダウンリスト)になっているので、その中から選択します。国籍選択時と同じようにして選びましょう。
ビザの種類【必須】
日本国籍を保有している人は、観光目的であればビザが免除され、最大90日間の台湾滞在が可能です。そのため、日本人観光客は[ビザを持っていません]を選択し、[免簽證 Visa Exempt]を選択してください。

短期の滞在でない場合や事前にビザを取得している方は[ビザを持っている]を選択し、該当するビザの種類を選択してください。

国/地域コード【必須】
これは電話の国/地域コードを指します。例えば海外から日本へ電話をかける時は、日本の国番号「81」の後に、最初の0を抜いた電話番号を押せば電話を掛けられます。

その「国/地域コードを入力してください」という意味です。日本でしたらプルダウン(ドロップダウンリスト)から「81」を選択しましょう。JPNや81と入力すれば簡単に探せます

携帯電話番号【必須】
日本の携帯番号を入力します。ナビママのように携帯を持っていないという方は家電の番号の入力も可能です。

職業【必須】
なぜかここだけ中国語と英語のみの表記になっています。日本語訳を参考にして該当する職業を選択してください。
中国語(英語)→日本語訳
會計員(ACCOUNTANT/CPA)→会計士/公認会計士
演藝人員(ACTOR/ENTERTAINER)→芸能関係者(俳優/芸能人など)
軍人(ARMY/NAVY)→軍人/自衛官
藝術家(ARTIST)→芸術家
銀行員(BANKER)→銀行員
商/執行長/總裁(BUSINESS/DIRECTOP/CEO)→経営者/代表取締役/CEO
監護工(CARETAKER)→介護人/世話人
職員(CLERK/EMPLOYEE/STAFF)→職員/従業員
顧問(CONSULTANT)→顧問/コンサルタント
船員/空服員(CREW/SEAMAN)→乗組員/客室乗務員
外交人員(DIPLOMAT)→外交官
潛水夫(DIVER)→ダイバー/潜水士
醫生(DOCTOR/DENTIST)→医師/歯科医師
工程師/建築師(ENGINEER/ARCHITECH)→技術者/建築士
農(FARMER/AGRICULTURE)→農業従事者/農家
漁民(FISHERMAN)→漁師
公務員(GOVERNMENT OFFICER)→公務員
家庭幫傭(DOMESTIC WORKER/HOUSEHOLD WORKER)→家政婦/住み込みヘルパー
家庭照顧者(HOMEMAKER)→専業主婦/主夫
資訊人員(IT)→IT技術者/システムエンジニア
記者(JOURNALIST/REPORTER)→記者/ジャーナリスト
船員(外籍移工)(SEAFARER)→外国人船員
律師(LAWYER/ATTORNEY/COUNSEL)→弁護士
技工(MECHANIC/FACTORY WORKER)→整備士/工場作業員
製造業技工(MANUFACTURE WORKER)→製造業従事者
音樂家(MUSICIAN)→音楽家
護士/看護婦(NURSE)→看護師
飛行員(PILOT)→パイロット
傳教士(PRIEST)→宣教師/牧師
教授/大學講師(PROFESSOR/LECTURER/INSTRUCTOR)→教授/講師
研究人員(RESEARCHER)→研究者
推銷員(SALESMAN)→営業員/セールスマン
科學家(SCIENTIST)→科学者
秘書(SECRETARY)→秘書
專家(SPECIALIST)→専門家
學生(STUDENT/SCHOLAR/PUPIL)→学生/生徒
教師(TEACHER/EDUCATOR)→教師/教育者
技師(THCHNICIAN)→技術士/技師/専門職(※1)
作家(WRITER)→作家
無業(NONE/BABY/INFANT)→無職/乳児(※2)
其他(外籍勞工)(OFW)→外国人労働者
其他(OTHER)→その他(※3)
※1 国家試験に合格して資格を取得し、専門的な技術力を有し、関連する工事、企画、設計、研究、分析、試験、監理などの業務に従事する専門職のことを指します。例えば、「一級建築士」などに近い国家資格職のことです。

※2 赤ちゃん連れの旅行者が申告する際にはこれを選択してください。

※3 その他を選んだ場合は職業内容を記入する欄が出てきます。中国語か英語で記入しましょう。
メールアドレス【必須】
確認コードを受け取ったメールアドレスを入力してください。


ここで、同伴家族・友人の追加が必要な場合は、緑色の[同伴家族友人を追加]ボタンをクリック(タップ)し、同じ手順で入力していってください。

すべての入力が終了すると青色の[次へ]ボタンをクリック(タップ)してください。

<入国情報を入力>
便名/船舶番号(到着)【必須】
日本から台湾へのフライト番号を入力します。

フライト番号とは航空会社の2文字のコードと数字の組み合わせです。

主な台湾の航空会社のコードは、チャイナエアライン便なら「CI」、エバー航空便なら「BR」、スターラックス便なら「JX」、タイガーエア台湾便なら「IT」などです。

これらに数字を組み合わせたものがフライト番号です。

エアチケットを購入する際に表記されていますし、フライトの時間から調べることも可能です。

便名/船舶番号(出発)【必須】
台湾から日本へのフライト番号を入力します。

出発予定日【必須】
台湾を出国する予定日を[日・月・年]の順で入力します。カレンダーボタンをクリックすると、カレンダーから選択することができます。

渡航目的【必須】
渡航目的の欄も2025年6月20日現在中国語と英語表記のみです。

観光目的であれば[3.観光 Sightseeing/Travel/Leisure]を選択しましょう。

渡航目的の選択肢の日本語訳は以下の通りです。
1. 商務:ビジネス/商用
2. 求學:留学
3. 觀光:観光
4. 展覽:展示会参加
5. 探親:親族訪問
6. 醫療:医療
7. 會議:会議参加
8. 就業:就労
9. 宗教:宗教
10. 其他:その他

台湾での滞在先【必須】
[住所][ホテル名][乗り継ぎ]の中から選択して、記入します。

観光目的でホテルに滞在する場合は[ホテル名]を選択して、ホテル名を入力するのが最も簡単です。ホテル名は、英語か中国語を記入するとスムーズでしょう。


これらを入力したら青色の[次へ]をクリック(タップ)しましょう。

<レビュー>
先ほど入力した内容が登録される前に、すべての入力内容が正しいかどうか再度念入りに確認しましょう。万が一間違いが見つかった時には[編集]をクリック(タップ)して、修正しましょう。

全ての入力内容が正しい場合は、誓約の内容を読み、内容を十分に理解した上ですべての責任を持つことを宣誓する旨(緑色の文字)にチェックを入れましょう。

チェックをいれれば、青色の[登録]をクリック(タップ)すると、登録完了となります。

台湾オンライン入国カード申請時の注意点

・渡航のたびに毎回申請が必要です
オンライン入国カードは1回限り有効です。そのため、台湾に入国するたびに新たに申請する必要があります。

・申請可能日に注意しよう!
台湾入国カードのオンライン申請は、入国予定日の3日前から可能です。それ以前の日付は選択できないため、渡航直前は忙しいものですが、忘れず申請しましょう。

・渡航者ごとに個別申請が必要です
家族やグループでの旅行でも、全員分の申請が必要です。ただし、代表者がまとめて家族分や友人分の申請を行えます。一気に申請する際はサイト上からEXCELファイルをダウンロードし、記入してから再度アップロードするだけです。ただし、EXCELは英語表記のみとなっています。

・入力は英語または中国語のみ
パスポート情報はパスポート上の表記通り英語で、そのほか滞在先(住所)などはカタカナで書きたくなりますが、カタカナは使用不可です。英語または漢字で入力しましょう!

・氏名の入力の順序がパスポートと逆!
日本のパスポートは苗字(ラストネーム)が先、名前(ファースト)が後ろに記載されていますが、オンライン申請の場合は、[名前 苗字]の順番になります。最も間違えやすいのがこの点だと思いますので、お気をつけください!

例えば、台北ナビ子さんなら……[NAVIKO TAIPEI]と入力します。

・ビザ情報、どれを選んだいいかわからない!
日本国籍を持っている方は、台湾に90日以内の滞在の場合、ビザは不要という「ビザ免除制度」があります。そのため観光目的での入国の場合は、[ビザをもっていません]を選択し、[免簽證 Visa-Exempt]を選択しましょう

・申請完了メールは保存すべし!
入国審査時に提示を求められる場合がまれにあるようです。その時のために、確認メールはスマホなどに保存しておくと安心でしょう。万が一ネットに繋がらない時のために、スクリーンショットを保存したり、印刷しておけばより安心ですよね!結局アナログが強い!

台湾オンライン入国カードQ&A

Q.パスポート画像のアップロードがうまくいきません。必須ですか?

A.パスポート画面のアップロードは必須ではありませんではありません。ただ、アップロードすると自動で情報が読み取られ、入力の手間が省けます。

アップロードできない場合は、手入力すればいいだけです。

Q. 家族やグループで申請したいですが、可能でしょうか?

A.家族やグループでの申請も代表者がまとめて行えます。代表者の申請後に、「同伴家族友人を追加」ボタンを押して同じ要領で入力してください。

Q.国/地域番号は何を選択すればいいですか?

A. 海外から日本へ電話するときに使用する国番号を入力すればいいです。日本の場合は[81]です。

Q.台湾の入国カードは何日前からいつまでにオンライン申請しなければいけませんか?

A.台湾の入国カードのオンライン申請は、3日前(実質2日前)から入国ギリギリまで入力可能です。ただし、台湾に到着時には空港のWi-Fiがあるとはいえ、必ずネット環境が使えるとは限りませんので、日本を出発するまでに申請することをおすすめします。

Q.申請内容を間違えました!どうしたらいいですか?

A.申請画面から編集が可能です。間違えて登録した入国カード番号を[Arraival Card Number]欄に入力し、生年月日・パスポート番号・国籍・セキュリティコード(左側に表示されている4桁の数字)をも入力すると編集画面に入れます。
セキュリティーコードが読みづらい場合はリフレッシュボタンを押せば、ほかの数字が表れます。
どうですか?案外簡単ですよね!

「快速査驗通關」サービスを受けられる「常客證(常客証)」の申請については以下の記事をご覧ください。1年間(最近12カ月)内に3回台湾を訪れた方が申請できます。
以上、台北ナビがお届けしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2025-06-22

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