まず、今回の最大の勝者は7年ぶりにアルバムを発表した「草東沒有派對(No Party For Cao Dong)」。残念ながら海外でライブツアーを開催していて、メンバーは会場に駆け付けられませんでしたが、年度アルバム賞、最優秀中国語アルバム賞、最優秀バンド賞の3つの賞を受賞!恭喜~!
画像提供:金曲GMA(台視)
なぜこんなにも強いのか……。それは7年の間に音楽的な成長をとても感じられたという点、さらにロックバンドらしくアルバムを聞き終わった後に、スカっと爽快感が感じられる点が評価されたことだそう。賞の最後に審査員長がメディアからの質問に答える形で教えてくれましたよ~!(写真は審査員長の陳子鴻氏)
年度歌曲賞は「告五人」の『又到天黑』が受賞。ほかの賞にもノミネートしていましたが、この賞を最も受賞したかったということで、嬉しさ爆発!この曲は、夜に働く人々に寄り添う1曲。人気バンドとなった今でも、故郷「宜蘭」で生活をしていて、夜遅くに帰宅することもしばしば。そんな時にごはん屋さんで働く人々や看護師をしているボーカルの犬青の妹さんなど、夜に頑張る人々のことを思って作り上げたそうです。その1年を代表する1曲をこの曲に選んだということは、それだけ台湾で夜に頑張る人々がたくさんいるのだなと感じさせられます。
個人的に大注目だったのは……「いきものがかり」のパフォーマンス!レッドカーペットも歩いてくれましたよ。
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本来は蘇打綠(ソーダグリーン)の阿龔との共演を予定していましたが、彼が体調不良のため欠席。それでも、『ブルーバード』『SAKURA』の2曲を披露し、会場を熱狂の渦に包みこみました!台湾を代表するアーティストたちが総立ち状態でしたから。 |
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さらにパフォーマンスも担当したんですが、なんとマイクから音が出ないハプニングが……。あってはならないハプニングですが、「これがライブである醍醐味だね」と言える彼の強さに惚れちゃう♡もう一度歌わせて~とお願いする様子もとってもチャーミングでした。 |
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記事登録日:2024-07-01
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