台中には第1~第6まで数字が冠された市場があります。庶民の胃袋を支える伝統市場であったり、リノベーションして新たなスタイルの市場に生まれ変わったりと千差万別。
本日は後者、リノベした「第四市場」へやってきました。創立は昭和7年(1932年)「干城町消費市場」という名でスタートしました。
のちに「建國市場」が近くに出来ると客足はにぶり閉鎖へ。老朽化もあって取り壊しの話も持ち上がります。けれど2015年、歴史建築の1つにリスト入りを果たしてリノベーション。新たな市場の形、火鍋の店としてリスタートを切りました。
しかし、オープンまもなくコロナ禍に見舞われてしまいます……。飲食店にとっては特に冬の時代でした。試行錯誤の末、「第四市場」は形態を変え、現在のカフェを主軸にReリスタート。
地元の特産であるスパイシーソース「東泉辣椒醬」とコラボした辛いラテやホットサンドが名物です。ほかにも 台中・大甲産のタロイモ菓子で人気の「阿聰師」とコラボのタロイモのマッシュチーズサンドなど台中らしいメニューにも出合えますよ。
そして、単なるお茶や食事ができるカフェではないのが、ここ「第四市場」です。各種イベントやDIYなども行われています。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2024-01-11