【台湾イベント】9/22~10/1 「2023台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN/台湾クリエイティブエキスポ)」開催

国内のアーティスト、ブランド、イラストレーターが一堂に会し展示即売を行う10日間!台北の5つのメイン会場で開催、入場無料♪

今年で12回目を迎える「台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN/台湾クリエイティブエキスポ)」は、台湾を代表する大規模なクリエイティブ産業の展覧会です。毎年国内のアーティスト、ブランド、イラストレーターが一堂に会し展示即売を行っています。

今年は、9月22日から10月1日の10日間、台北市で開催します。入場は無料!

中華民国空軍総司令部(空総)跡地にある文化スペース「空総台湾当代文化実験場(C-LAB)」、国家鉄道博物館籌備処(=準備処)、文化クリエイティブパークである松山文創園区と華山1914文創園区、花博公園争艶館の5か所を主会場に台北の文化回廊を形成し、5つの博物館を副会場としてリンクさせます。

「台湾の野生の力」をテーマに掲げ、文化キュレーション、IPライセンス授権エリア、文化クリエイティブブランドエリアを通し、台湾の自然環境、歴史文化、都市と地方の発展、人々の生活など多様性を紹介します。

昨年会場を高雄で開催され、大成功を収めた「台湾文博会」が台北へ戻ってきます。この時期に台北にいる方は、台湾のエネルギッシュで自由でワイルドなパワーを体感できる展覧会へ是非ご参加ください。入場は無料です!

【2023年台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN)台湾クリエイティブエキスポ】インフォメーション

展示期間
【文化キュレーションエリア 】
・空総台湾当代文化実験場、国家鉄道博物館籌備処
9月22日(金)~10月1日(日)
【IP(知的財産)ライセンス授権エリア&文創ブランドエリア】
・華山1914文創園区、松山文創園区、花博公園争艶館
9月26日(火)~10月1日(日)
≪5つのメイン会場≫
1.空総台湾当代文化実験場展示エリア
a.テーマ館:野生博物館、工芸テーマ館、Taiwan Art Bank
b.地方館:澎湖館、台南館
c.パフォーマンス:Village-13サーカステント、Village-7サーカステント、Yeah趣舞台、Future Vision Lab 2023
d.インスタレーション:空総開放×多重未來、催落!Creators開放工作室、Working in PROGRESS × 鷹架GPU、空総新玩芸

2.花博展示エリア:IPライセンス授権販売・展示

3.華山展示エリア:IP主題館、文策院-人鬼交易所、文化クリエイティブブランド展など

4.松山文創園区展示エリア:地方テーマ館など

5.国家鉄道博物館展示エリア:藍皮文博列車、鍛冶工場、車両工場、総事務室、浴場など
≪5つの副会場≫
1.国立台湾博物館
2.国立台湾歴史博物館
3.国立台湾史前文化博物館
4.国立台湾工芸研究発展センター
5.熱蘭遮城博物館

・オフィシャルサイト(英語):https://www.creativexpo.tw/en/
・Facebook:https://www.facebook.com/creativexpo.tw/
・Instagram:https://www.instagram.com/creativexpo.tw/

主催:台湾文化部
総合プロデュース:社計株式会社 呉漢中

【見どころ①】日本統治時代は「台湾総督府工業研究所」の「空總臺灣當代文化實驗場」で文化投資の新たな想像力を共創しよう

空總臺灣當代文化實驗場(空総台湾当代文化実験場)は、日本統治時代は「台湾総督府工業研究所」、1949年には「中華民国国防部空軍総司令部(空総)」となった場所です。現在は台北市中心部における文化クリエイティブ実験拠点となっています。2023台湾文博会の主会場の一つとして、空総開放、展示、テーマ館、地方館の4エリアを予定しています。
「空総開放」にちなみ、場内に巨大サーカステント2基を設置。FOCASA(サーカス)、優人神鼓(太鼓)、布拉瑞揚舞団(ブラレヤン・ダンスカンパニー)、阮劇団(演劇)などトップレベルのパフォーマーが集結し、100以上のステージで新しい文化的エネルギーを表現します。
また開催期間中の17:30~20:00には、インスタレーション「Working in PROGRESS × 鷹架GPU」を展示。修復された旧事務所ビルに組んだ建設用足場が音と光のステージとなり、空総の実験精神と芸術的エネルギーを表現します。
屋外には国立台湾工芸研究発展センターと共同で制作した大型インスタレーション「ハイタカ/浮かぶ駐機場」を展示。竹編みと建築という分野を超えた作品で、市中心部に浮かぶ駐機場を作り出します。
室内では「Momentum Museum」をテーマに、台湾現代アーティストの現場での経験と分野を超えたクリエイティビティを紹介します。地方館はそれぞれ、「澎湖館:吉光遍嶼(島々を照らす光)」、「台南館:400年前のあの晴れた砂浜」をテーマに、地方ごとの歴史や文化を紹介します。

空總臺灣當代文化實驗場(空総台湾当代文化実験場)
展示期間:9月22日(金)~10月1日(日)10:00~20:00
住所:6台北市大安區建國南路一段177號
※一部展示エリアは18:00まで(入場は閉館の30分前まで)
※一部の展示やイベントはチケットが必要です

【見どころ②】國家鐵道博物館籌備處(臺北機廠/国家鉄道博物館籌備処)と共に「藍皮文博号」運行

國家鐵道博物館籌備處(国家鉄道博物館籌備処)は、1935年に開設された「台北機廠(鉄道工場)」を前身とし、松山文創園区のそばにあります。ここでは、台湾鉄道の車両メンテナンスや組み立てなどが行われていました。2015年に台北機廠全エリアが国定古跡に指定され、2018年に国家鉄道博物館籌備処として生まれ変わりました。鉄道と現代社会の形成における関係性を描き、台湾の現代化への発展の軌跡を再現しています。
浴場

浴場

台湾文博会のメイン会場の一つとして、国家鉄道博物館籌備処は「鉄博・新生」というコンセプトの下、「鍛冶工場」、「車両工場」、「総事務室」、「浴場」の4エリアで、台湾ならではの鉄道文化を紹介します。また一部エリアを開放し、古跡や鉄道の魅力を体験できます。
「藍皮文博号」と特製弁当

「藍皮文博号」と特製弁当

「生きた鉄道博物館」のコンセプトの下、9月22日(金)から10月1日(日)まで、敷地内限定(車両工場~西側軌道区)で「藍皮文博号(藍皮ディーゼルカーDR2303号)」の無料乗車体験イベントを開催しますが、すでに予約は満員になっているようです。

ただ、国家鉄道博物館籌備処の大禮堂では、展示期間中の毎日11~13時に鐵博特色便當(特製弁当)150元を350個限定で販売します。

國家鐵道博物館籌備處(国家鉄道博物館籌備処)
展示期間:9月22日(金)~10月1日(日)10:00~18:00
市民大道入口:台北市信義區市民大道五段50號
菸廠路入口:台北市信義區市民大道五段段14巷
※入場無料(入場は閉館の30分前まで)

【見どころ③】IP(知的財産)ビジネスチャンスを模索。23の台湾著名IPクリエイターや国内外540以上のブランドが集結!

IP(知的財産)ライセンス授権エリアと文化クリエイティブブランドエリアは、9月26日から10月1日まで松山文創園区、華山1914文創園区、花博公園争艶館の3つのメイン会場で展示します。540を超える国内外のブランド、IPライセンス企業などが参加します。若者世代の参加を促し、バイヤー同士のビジネスチャンスや交流を強化し、より有益な消費販売プラットフォームを構築する予定です。
華山1914文創園区西4館→「台湾特有種」がテーマのIPテーマ館

華山1914文創園区西4館→「台湾特有種」がテーマのIPテーマ館

華山1914文化創意產業園區(華山1914文創園区)には「IPテーマ館:台湾特有種」を設置し、幾米(ジミー・リャオ)の「月亮忘記了(When the Moon Forgot)」や「MEIMEI by H.Hさん」、「劉正堃(Abei)」、「洪添賢(Croter)」、「いくいく小高潮色計事務所」など、23の台湾を代表するIPやクリエイターが集結します。
松山文創園区三号倉庫→「Rewilding」がテーマの地方テーマ館

松山文創園区三号倉庫→「Rewilding」がテーマの地方テーマ館

松山文創園區(松山文創園区)には台湾各地の風土を表現する「地方テーマ館:Rewilding」を設置。空総屋外の大型竹編みインスタレーションとともに、クラフトクリエイターによるクラフト・セレクション・エリアを形成します。

花博公園争艶館は、ライセンスエージェント、オリジナルキャラクター、イラスト、デザイン、アートなどIPライセンス授権エリアとなります。

華山1914文化創意產業園區(台北市中正區八德路一段1號)
松山文創園區(台北市信義區光復南路133號)
花博公園争艶館(台北市中山區玉門街1號)
展示期間:
9月26日(火)~9月28日(木)11:00~18:00
9月29日(金)~9月30日(土)10:00~20:00
10月1日(日)10:00~17:00

さらに!北部・中部・南部・東部、5つの副会場と大幅拡大!

台湾文博会は台北市の5つのメイン会場のみならず、南投県の国立台湾工芸研究発展センター、台東県の国立台湾史前文化博物館、台北市の国立台湾博物館、台南市の国立台湾歴史博物館と熱蘭遮城博物館という、台湾全土5つの副会場でも開催します。「台湾と世界の出会い」を主軸に、先史時代、大航海時代、博物学の時代から現代まで、各博物館を代表する所蔵文物を展示。所蔵文物や数千年の歴史を通し、多元的な歴史観から台湾と世界の出会いを伝えます。

画像・情報提供:2023 台湾文博会

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-09-19

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