今年の3/11で東日本大震災から十周年を迎えます。未曾有の危機に温かい手を差し伸べてくれた台湾に感謝の意を込めて開催されるイベント「日台友情 Always Here」の記者会見が3/10に行われました。
まずは日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表より「皆が逃げ出したいほどの大災害が起きた時に、台湾の方々が助けに来てくれた。とても感動しました!」など感謝の言葉が述べられました。泉代表の言葉はナビの気持ちそのもの!
次に台湾の外交部の吳釗燮部長より今回のパイナップルの件も引き合いに出し、「世界のどこを探しても日本と台湾ほど熱い友情のある国はないと思います!」などの挨拶があり、ジーンと来てしまいました
前面スクリーンでは、3/13(土)~14(日)に同じく華山1914文創園區にて行われる「日台之心音樂會市集」に出演予定の台湾バンド、滅火器(Fire EX)が日台の友情のために制作した楽曲MVなども流れました。「日台之心音樂會市集」には滅火器(Fire EX)をはじめ、同じく台湾バンドの旺福、人気日本人YouTuber三原慧悟さんも参加します
「日台友情 Always Here」のイベントのキャラクターやトレードマークのデザインも、親しみがありとても可愛らしいです♪しかも可愛いだけじゃなくて、「人」という文字のようにお互いが寄り添いあっていて、日台友情を表しているってところも気に入っています! |
日本各地から集まった寄付金で台湾の新聞に公告掲載を行った「謝謝台湾計画」
出口の近くにあった機械の下でメッセージを書くと……
隣にある液晶画面にメッセージが映し出されます。こちらは10年前に台湾からの救助隊として日本に赴いてくれた台北市政府消防局の劉主任。実際駆け付けてくれた方がこの展示を見てくださったというのが嬉しいなぁ!!
<暮らしの中の台湾>と題されたスペースでは、日本人スタイリストや料理家が愛用する、メイドイン台湾の趣のある生活用品などが紹介されていました。震災への支援がきっかけで台湾を訪れる人が増えましたが、それがきっかけで台湾製品(MIT)が注目されるようにもなりましたよね!
逆に宮城、青森、秋田など、パッケージに凝った日本の東北のお土産を展示するスペースもありましたよ~!
日本で販売された台湾を案内する観光本や……
雑誌も展示されていましたよ!
会場の中央には、世界的デザイナーの故・高田賢三氏が東日本大震災と原発事故の支援のために呼びかけた<起き上がりこぼしプロジェクト>で製作された起き上がりこぼしがずらりと並んでいました
今日から華山1914文化創意産業園区で開催されている『日台友情 Always Here 東日本大震災から10年、東北友情特別展示』のラッピングバスを発見!
— 台湾旅行情報ガイド「台北ナビ」 (@taipeinavi) March 10, 2021
展示の内容は明日詳しくご紹介しますが、台湾の人々へ心のこもった感謝が詰まった展示でした!
週末の音楽会とマーケットも楽しみですpic.twitter.com/dokdTFPJAQ
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2021-03-11