「龍山寺」にはドラゴンボールがあるってほんと?

ガイドさんが教えてくれた「龍山寺」の秘密には日本との関わりも!

久しぶりにやってきた「龍山寺」!すると、新型コロナウイルスの影響でマスク着用をお願いしていました。

久しぶりにやってきた「龍山寺」!すると、新型コロナウイルスの影響でマスク着用をお願いしていました。

おみくじのくじとポエが置かれている場所にはアルコールが用意されていましたよ~!ウィズコロナにちゃんと対応していますね~!

おみくじのくじとポエが置かれている場所にはアルコールが用意されていましたよ~!ウィズコロナにちゃんと対応していますね~!

仏教、道教、儒教など163名の神様がいる「龍山寺」は、台北最強のパワースポット!コロナの早期終息をお願いしたついでにガイドも聞いてきました!

仏教、道教、儒教など163名の神様がいる「龍山寺」は、台北最強のパワースポット!コロナの早期終息をお願いしたついでにガイドも聞いてきました!

ナビは「龍山寺」の建築に興味があったので、建築を中心に色々と教えてもらいました!歴史などの詳しい内容は台北ナビの記事をご覧くださいね!

ナビは「龍山寺」の建築に興味があったので、建築を中心に色々と教えてもらいました!歴史などの詳しい内容は台北ナビの記事をご覧くださいね!

「龍山寺」にあるこの赤い球、気になっていた方も多いのでは?これは龍珠(ドラゴンボール)で、伝説によると龍はこのドラゴンボールがないと、蛇から龍へ変身することができないのだとか。この大切なドラゴンボールは2匹のドラゴンが守っているんですよ~!

「龍山寺」にあるこの赤い球、気になっていた方も多いのでは?これは龍珠(ドラゴンボール)で、伝説によると龍はこのドラゴンボールがないと、蛇から龍へ変身することができないのだとか。この大切なドラゴンボールは2匹のドラゴンが守っているんですよ~!

前殿にある龍柱は台湾で唯一銅の鋳造加工で作られていますが、中華式と西洋式のスタイルが融合しています。これは日本が台湾を統治していた1920年代に作られたと言われていますが、その頃の日本は西洋風の建築様式に憧れていたため、その影響を受けているのだとか!

前殿にある龍柱は台湾で唯一銅の鋳造加工で作られていますが、中華式と西洋式のスタイルが融合しています。これは日本が台湾を統治していた1920年代に作られたと言われていますが、その頃の日本は西洋風の建築様式に憧れていたため、その影響を受けているのだとか!

左側の入口の横には台湾の総督府で働いていた尾崎さんの字が残されていました!何度も通っていたのに全然気づかなった~!

左側の入口の横には台湾の総督府で働いていた尾崎さんの字が残されていました!何度も通っていたのに全然気づかなった~!

線香の使用が禁止された「龍山寺」ですが、ここの香炉はちょっと変わっています。これには様々な言い伝えがあるのですが、今回2つご紹介したいと思います。一つ目はオランダ人、スペイン人などに統治されていた漢人。その頃の漢人は力仕事をさせられたりと、辛い思いをしていたのですが、あの世では立場を逆転させたいとの思いで、香炉を支えているのは欧米人にしているそう!

線香の使用が禁止された「龍山寺」ですが、ここの香炉はちょっと変わっています。これには様々な言い伝えがあるのですが、今回2つご紹介したいと思います。一つ目はオランダ人、スペイン人などに統治されていた漢人。その頃の漢人は力仕事をさせられたりと、辛い思いをしていたのですが、あの世では立場を逆転させたいとの思いで、香炉を支えているのは欧米人にしているそう!

もうひとつはこの香炉を作っている時、参拝に来た人々が職人に言いたい放題言っていたそう。神聖なお寺で職人は怒りを発散することができなかったため、悪口を言ってきた人の顔を作り、あの世では力仕事をしろよとちょっとした復讐を果たしていたのだそう。ユーモアがあるでしょう?とガイドさんは言っていましたが、ちょっと怖いと思ったのはナビだけ?

もうひとつはこの香炉を作っている時、参拝に来た人々が職人に言いたい放題言っていたそう。神聖なお寺で職人は怒りを発散することができなかったため、悪口を言ってきた人の顔を作り、あの世では力仕事をしろよとちょっとした復讐を果たしていたのだそう。ユーモアがあるでしょう?とガイドさんは言っていましたが、ちょっと怖いと思ったのはナビだけ?

「龍山寺」の御本尊は、本殿の正面にいらっしゃる觀世音菩薩(観音菩薩様)ですが、第二次世界大戦終戦間近の1945年、アメリカ軍の空襲によって石柱までも全壊するという惨事に見舞われましたが、この木造の観音菩薩様だけは顔は黒くなったものの、身体は無傷でいらっしゃいました。顔が黒くなったので改修した方がいいかをポエで聞いてみると、このままできれいにして欲しいとの答えだったので、金色にしたのだそう。金色の下には黒い観音菩薩様がいるんですね~!

「龍山寺」の御本尊は、本殿の正面にいらっしゃる觀世音菩薩(観音菩薩様)ですが、第二次世界大戦終戦間近の1945年、アメリカ軍の空襲によって石柱までも全壊するという惨事に見舞われましたが、この木造の観音菩薩様だけは顔は黒くなったものの、身体は無傷でいらっしゃいました。顔が黒くなったので改修した方がいいかをポエで聞いてみると、このままできれいにして欲しいとの答えだったので、金色にしたのだそう。金色の下には黒い観音菩薩様がいるんですね~!

いつもスルーしていた神様を支える台。これ、なんと当時家が3軒建つほどのお金をかけて作られたそう!そんなにも高価なものだったとは……汗

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本殿の天井を見上げて見てください。龍が螺旋を描いて天に昇っていく様が精緻に表現してあります。これは仏教の「人生輪廻」を意味しています。そして木造建築が多い「龍山寺」が恐れるもの、それは「火」です。そのため風水で螺旋は「水」を表すため、火事防止も意味も込められています。

本殿の天井を見上げて見てください。龍が螺旋を描いて天に昇っていく様が精緻に表現してあります。これは仏教の「人生輪廻」を意味しています。そして木造建築が多い「龍山寺」が恐れるもの、それは「火」です。そのため風水で螺旋は「水」を表すため、火事防止も意味も込められています。

仏法を教えて欲しいと龍王が菩薩様にお願いしている図は本殿右手にあります。それほど仏法が貴重だというのを表現しているそう!龍王かわいい~と思った軽すぎナビ、ちょっと反省。

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本殿には花鳥柱があります。現代の彫刻職人でも手彫りでこんなに精巧なものは作れないのだそう。それは技術が発達して現在のお寺の柱はほとんどが機械で作ってしまうからなんですって!

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書道の博物館の別名を持っているという「龍山寺」には貴重な書が残されています。これは台湾は日本に渡すべきでないと訴えた梁氏が、当時の清朝に採用されず、やけ酒の後に書いた字と言われています。字が汚いナビからしたら相当整っていると思うのですが、かなり乱れているそうですよ! 書道の博物館の別名を持っているという「龍山寺」には貴重な書が残されています。これは台湾は日本に渡すべきでないと訴えた梁氏が、当時の清朝に採用されず、やけ酒の後に書いた字と言われています。字が汚いナビからしたら相当整っていると思うのですが、かなり乱れているそうですよ!

書道の博物館の別名を持っているという「龍山寺」には貴重な書が残されています。これは台湾は日本に渡すべきでないと訴えた梁氏が、当時の清朝に採用されず、やけ酒の後に書いた字と言われています。字が汚いナビからしたら相当整っていると思うのですが、かなり乱れているそうですよ!

台湾の廟の博物館とも言われる龍山寺。お参りついでに建築美を楽しむのもなかなか楽しいものですよ~!

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-11-26

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