新北市郊外にある樹林駅にやってきました。
というのも、この日「国立集集美術館」と名付けられた南投地区を走るローカル線の集集線ラッピング列車がお披露目されたんです。
集集線沿線といえば、1999年の台湾大地震で大きな被害を受けた地域なのですが、20年を経て復興。このラッピング列車はさらなる観光振興のために観光局、台湾鉄道、高鉄(台湾新幹線)が協力して仕立てられました。デザインは国際的にも活躍している江孟芝さんが担当しました。
こちらがそのラッピング列車。バナナの鮮やかな黄色が用いられていて心踊らされます!
中に入っても黄色!床もバナナの模様が描かれています~!まるでバナナの中にいるみたい!集集線沿線はバナナの産地だから、バナナ祭り状態なんですよね~。 壁にはロマンチックな旅が楽しめる集集地区の観光スポット紹介があったり……
天井には集集地区の歴史年表が書かれています。列車に乗るだけでなく、集集地区を学べるのもポイントです。
新聞の忘れ物発見!と思ったのですが、これはシートの上にプリントされたもの。台湾大地震の被災から復興までの歩みを追った新聞をイメージしています。
列車のカーテンはバナナアイス!おいしそう~♪
椅子の上にはバナナのぬいぐるみが置いてありました。子供用かなぁと思いましたが、ナビもなぜかテンションが上がりました。子どもも大人も楽しめること間違いなし!
「搭雙鐵・遊集集」と名付けられた高鉄と台鉄集集線を乗って楽しむツアーのほか、集集線一日乗車券と集集沿線のレンタサイクル券、集集名産のバナナを使ったアイスクリーム引き換え券などがセットになったお得な切符「集集鐵道小鎮漫遊套票」は数量限定販売されています。
このラッピング列車は9月末までに完成する予定で約1年間に渡って集集線を運行します。「国立集集美術館」ラッピング列車で素敵な旅を~!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-08-21