台北から1時間!台湾ならではの絶景をバックに、日帰りで楽しめるマリンスポーツといえばコレ♪
こんにちは、台北ナビです。
観光名所巡りや食べ歩きもいいけれど、四方八方を海に囲まれた島国台湾の夏の楽しみ方といえば……マリンスポーツ!ということで、台湾で海を眺めたことはあるけれど入ったことはなく、運動神経ゼロのナビもハマってしまった「シーカヤック」体験記をお届けします♪
「野柳」のような奇岩が多くみられる台湾ですが、今回シーカヤックを体験した「深澳岬角」にも「象鼻岩」と呼ばれる象の鼻の形に似た奇岩があり、「台湾36秘境」にも数えられている人気スポットとなっています。
ナビが参加したのは「台湾の自然の素晴らしさを、アウトドアを通して体感する」ことを目的として2012年に設立された「台灣走透」というグループのツアーで、3時間かけて「象鼻岩」まで行きUターンするコースでした。
【アクセス】
スタート地点となる「昭明宮」までのアクセスは車か電車です。ナビは今回電車を乗り継いで行ってきました。
台北から出発する場合は、台鉄で「瑞芳駅」まで行き、深澳線に乗り換えます。「八斗子」駅行きの切符は券売機では販売されていないので、「瑞芳」駅の窓口で購入しましょう。台北からは乗車時間1時間ちょっとで、目の前に海が広がる「八斗子」駅に到着します。「八斗子」駅では、悠遊卡(Easycard)、一卡通(iPASS)などのICカードが利用できるので、帰りの切符を車内で購入する手間が省けて便利でした。
「八斗子」駅から「昭明宮」までは徒歩15分。緑の山と青い海に囲まれたまさに絶景の中を歩くのは、本当に気持ちよかったです。
今回参加した「象鼻岩シーカヤック3時間コース」の参加費は1,650元。費用には、カヤック、パドル、ライフガード、ヘルメット、シューズ、シュノーケリング用水中眼鏡、保険料が含まれています。自身で特別に用意するものといえば、携帯電話用の防水ケース!ケータイが万が一海へ落下しても、これがあれば安心です。実際、カヤックを降りるときに、うっかりケータイが海水に触れてハッとしたのですが、ケースに入れていたのでセーフでした!
また防水性・撥水性の高い水着やウェットスーツ、ドライスーツなどの着用がオススメです。海上では日陰がないので、ラッシュガードを着たり、こまめに日焼け止めクリームを塗るなどの対策は必須です!
日本語も可!インストラクターによるレクチャータイム
ヘルメット、シューズ、ライフガードを着用したら、インストラクターによる説明が行われます。シーカヤック初体験の人がわかりやすいように、カヤックの乗り降りの仕方、パドルの役割と使い方、転覆したときの対応などをレクチャーしてくれます。
日本語での応対が可能なインストラクターが1人いるそうなので、必要な場合は予約の際に伝えておきましょう!海の上でもインストラクターがしっかり案内&指導してくれるので安心です。
前後2人1組でカヤックを操縦します。後方に座る人が舵を取る役なので、初心者のナビは前方へ座らせてもらいました。
最初は「前に進まないのでは・・・」と不安しかなかったナビですが、実際に海へ出てみると「漕いだ分だけ前に進む」という感覚に爽快感を覚え、「ドラゴンボートレースに出てみたい!」とさえ思う自分がいました!舵を誤って、他のチームとカヤックをぶつけ合いながらも(笑)、パドルを漕ぐ向きを考えながらペアで協力する作業がとっても楽しかったです!
横を見渡せば「天空の城ラピュタ」を彷彿させるような緑豊かな「深澳岬角」の景色が続き、都会の雑踏を忘れられる貴重な時間を過ごすことができます!パドルを漕ぐ手が疲れたら、海に浮かんでぼーっとひと休み。波に身を任せてゆらゆら・・・最高の癒し時間でした~。
途中カヤックを降り、小休憩。浅瀬でのシュノーケリング体験もあります。水中では、小さな魚たちが泳ぐ姿を確認することができますよ♪もしかすると、日本では見かけない魚に出会えるかもしれません。岩に座り、のんびり風景を楽しむのも至福の時間でした。
シュノーケリング体験が終わったら、お目当ての「象鼻岩」を目指して再びパドルを漕ぎます。岩に登るのも迫力がありいいけれど、こうして海から「象鼻岩」を眺めてみるのも特別な体験です。岩の上にいる人たちが、とっても小さく見えました!「象鼻岩」の前で記念撮影もしてくれます。
皆さん、象の鼻の形をした岩がどれか、わかりましたか?記念撮影が終わったら、ゆっくりUターンしてスタート地点まで戻って終了。
往路は勢いがあったナビですが、復路はさすがに疲れの色が・・・(笑)。「パドルを動かさないと、ゴールにたどり着かない」という現実を受け入れ、ひたすらパドルを漕ぎ続けたのでした。ゴールが見えたときのあの感動、皆さんにもぜひ体験して頂きたいっ!!
シーカヤックが楽しめるのは5~9月の間です。今回、初心者で運動神経の悪いナビでも楽しめるということを、身をもって体験してきました。皆さんもぜひ、台湾でシーカヤックにチャレンジしてみて下さいね。
以上、台北ナビでした。
※写真一部「台灣走透」提供。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-08-14