今年もこのお二人に会えました!夫は写真家、妻はイラストレーター。一緒に旅をしながらお互いを高め合っている、とっても素敵なご夫婦が二人三脚で奏でるアートな世界へお邪魔してきました♪
おや?お客様と大野さんの通訳をしている中国語ペラペラの男性、よく見たら泉さんではないですか!北京での留学経験がおありなんだとか。頼もしすぎます。
乙女心わし掴みの「おおのきよみワールド」が広がっています。今回は北欧の旅のスケッチです。ふんわりしたタッチが、大野さんのフェミニンな雰囲気とマッチします。
北欧の旅から帰った大野さん。「真っ青な空間の中で、ぶどうの房のようになった景色を急いで摘み取る」という不思議な夢をみたのだそう。手前の絵はそれを描き出したもの。芸術家は見る夢も神秘的。
今回のテーマカラーは「ウルトラマリンブルー」。白夜で日没が遅いフィンランド。日が落ちて、真っ暗になるまでのブルーの空を「ブルーモーメント」というのだそうです。なんだか、素敵な響き~。そんなイメージとピッタリ重なったというウルトラマリンブルーは、今回出展したほぼすべての作品に使われている色なんですって。
短い滞在ではスケッチの時間は限られてしまうので、日記帳にそのとき感じたいろんな気持を記しているという大野さん。額に入った作品は全て、帰国後この日記帳を頼りにその時の気持や風景を思い出しながら描いたものだそう。
そんな旅の日記帳をぎゅっと凝縮したこちらのパンフレットは会場で購入できちゃいます♪
カラフルな色使いの大野さんの絵とは対照的な、泉さんのモノクロ写真。
昔の人たちが撮った白黒写真の美しさに引き込まれ、脱サラをして写真家へと転身した泉さん。大野さん曰く、「一つのものを永~く、大事に使う人」なんだとか。
ん?これは一昔前のヨーロッパ?と思わせるレトロな雰囲気の一枚。じつはこれ台湾で撮ったものなんです!なるほど、こういう楽しみ方があるのかぁ~、と少しモノクロの世界に興味がわいたナビでした。
展示場所は、大野さんの古くからの友人だというご夫婦が経営するセレクトショップ、Fujin Tree 355。
一品一品、丁寧にセレクトされたアイテムたちがズラリ。
おおのきよみ旅のスケッチ展「Seven Flowers」・泉大悟写真展「空白」
個展は16日(月)まで開催中。