台北ナビが選ぶ2007年台湾5大ニュース

こんにちは、台北ナビです。
2007年も残すところあと数時間！新しい年を迎えるにあたり、今年を振り返ってみよう～というこの企画。観光サイトである台北ナビが選ぶ、観光寄りの2007年台湾5大ニュース！来年の台湾観光にもぜひお役立てください～☆

高鐵こと台湾高速鉄道が2月より正式運行を始めました。これにより、中南部への距離がグッと縮まり、今まで台北観光がメインだった我々にも台中・高雄といった土地が身近になりました。さて、高鐵の乗り心地は…？というと、なかなか快適。そしてサービスもまずまず。最近では、普通車を増設したり、運行本数を増やすなど、さらなる便利を目指して向上中。今後も台湾南北縦断の足として、大いに活躍してくれそうな予感です。

■また、東部地方への便利な足として台鐵はタロコ号の運行を5月より開始。振り子式新型車両を搭載、台北-花蓮間をおよそ1時間50分で結んでいます。これにより50分もの時間短縮を実現しています。そして、7月には台北のお茶処として知られる猫空にロープウェイが誕生。便利になっただけでなく、乗車すれば観光気分を盛り上げてくれること間違いなし！それから、9月には日本の免許証所持者に台湾でも運転許可がおりました(要手続)。交通ルール＆マナーが異なる台湾での運転は十分な注意が必要となりますが、交通の不便な地方では、お役立ち度も大といったところですね。

昨年は部分オープンでお目当ての美術品鑑賞ができず…となにかと不便だった故宮が創立80周年となる今年2月に改装を終え、全面オープンしました。世界四大美術館のひとつとして、美術・芸術ファンにもそうでない人にも、観光にはハズせないスポット。これまでは、素材・ジャンル別に展示されていましたが、リニューアルにより、時代ごとの区分での展示となり、中華圏の芸術の発展を体系的に知ることができるようになりました。3階より順にたどっていけば、中国3000年の歴史が早わかり！もちろん、人気の「翠玉白菜」や「肉形石」も見学できますよ。

それと、ぜひ一緒にチェックしたいのが、シックなインテリアが美しい茶芸館「三希堂」とミュージアムショップ。茶芸館では飲茶がいただけたり、ショップでは洒落たグッズに出会えたり…と、好きな人にとっては1日いても退屈しらずのスポットに生まれ変わりました。

歴史的にも深いつながりのある日本と台湾。双方の往来は頻繁で、それをより深いものにしようとの試みから2007年は「日台文化観光交流年」とし、政府をあげてあらゆるイベントが行われました。中でも、我々にとって印象深いのは台湾観光局の要請で、F4が観光大使に選ばれたこと！それに伴い、メンバーが日本を訪問したり、また、日本からは4月・10月に台北で開催されたコンサートに参加するため、多くのファンがやってきたり…と、さらににぎやかな往来となりました。また、日本にいながらにして台湾に触れるチャンスも。台湾観光CMにF4が登場したり、F4主演の台湾観光地を舞台にしたドラマが放映されるなど、台湾の魅力に触れ、「台湾に行ってみたい！」と思った人も多いのでは？来年も、引き続き双方の行き来が頻繁であることを願うナビであります。Wish See you in Taiwan!

11月～12月にかけて「第24回アジア野球選手権大会2007」が台中・洲際野球場にて開催されました。これは、野球ナショナルチームのアジアチャンプ決定戦であり、実質的には北京オリンピックアジア地区の予選会でも。日本からも多くの野球ファンが観戦に訪れました。12月初旬の決勝リーグでは、日本・台湾(チャイニーズタイペイ)・韓国・フィリピンの4チームがリーグ戦方式で戦い、日本が見事3大会連続・14回目の優勝を勝ち取り、早々とオリンピック出場権を勝ち取りました。台湾はおしくも第3位。しかし、最優秀選手(MVP)・最優秀打者には日本の阿部慎之介選手が、最優秀投手には台湾の林英傑選手が、日台から仲良く選ばれる形となりました。ナビでは、未来の台湾大選手育成の場を訪問し、インタビューしてきました。

数年前、台北の街には多くのショッピングモールが続々と誕生し、台北っ子のショッピング熱に火をつけましたが、本年は台湾全土でこの流れが…。

まず、台北には1月にSOGO復興館がオープン。若者の町、東区・忠孝東路+復興南路の角、MRT板南・木柵線「忠孝復興」駅から直結という最高の立地のもと、オープン時より多くの人を集めています。日系デパートということもあり、日本から初出店の店舗もおめみえ。ショッピングだけでなく、レストランも充実なので、多いに利用価値はありそうです。小籠包の名店、鼎泰豊や點水樓もありますよ。そして、10月には台北車站2階に微風広場の支店となる微風台北車站がオープン。こちらは日本でも話題の「駅ナカ」をテーマにしたフードコート。ターミナル駅でもある台北車站で便利に腹ごしらえができそうです。

そして、地方にもショッピングモールオープンの波が…。台中にはちょっと小規模ながら、ユニークな形が目立つビル新国自在、高雄には外資系量販店が立ち並ぶ前鎮区に夢時代が、ともに3月オープン。特に夢時代には日本から台湾初出店の阪急デパート、ホームセンターニトリ、ペットプラスなどが入店。ほかにも800店を越えるショップが軒を連ねるなど、南部の新しいショッピングスポットとして話題となりました。

そして、忘れてはいけないのがナビニューーースッ！台北ナビがみなさまのおかげで5周年を迎え、ナビプラザが広くてきれいなニュープレイスに移転しました。これまでは、リージェントホテル前のちょっと手狭なビルの一室にあったナビプラザ。わざわざ訪問してくださるみなさまのお顔も見えづらい状態でした。が、今度のオフィスは開放感がいっぱい！窓の外には公園の緑が広がる、気持ちのよいスペースとなりました。みなさまにご利用いただく、PC＆休憩スペースもちょっと広くなり、無料のお茶は引き続き提供中。ナビクーポンやナビマガジンのほか、台湾観光関係の雑誌・書籍もありますので、台北観光の折にはぜひぜひお立ち寄りください。場所は、南京東路と林森北路近くの飲茶屋さんの上、7階です。

さてさて、駆け足で振り返ってきた2007年ナビ的ニュース。今年1年のおおまかな台湾観光の出来事がよみがえってきたでしょうか？「台北」ナビでありながら、高鐵の開通により、観光客のみなさんも台湾各地へ足をのばす方が徐々に増えているという背景を考慮して、ナビでは台湾各地の様子も多くレポートするように努めてきました。 来年も、台北だけでなく、中部・南部・そして東部の情報もさらに充実させていきたいと考えております。2008年も変わらず、台北ナビをご支援くださいますよう、台北ナビスタッフ一同、お願い申し上げます。


それでは、よいお年をお迎えください！