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高雄のレンガ産業の歴史を今に伝える窯場、その歴史ある窯場は三級古跡にも認定されています

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日本統治時代、煉瓦技術が日本から台湾へ輸入されました。当時1899年(明治32年)から台湾鉄道縦貫の建設が開始され、交通インフラが整備されたことで南台湾の産業が発展し、高雄には次々と新しい建物が建設されるようになりました。その際、トンネルや橋梁、高雄港の建設や都市の新しい建築物に使用する煉瓦の需要が急増したそうです。こうして南台湾の発展と共に高雄の煉瓦産業は繁栄を極めました。しかしその後鉄筋コンクリートが主要な建材へと移行するにつれ、高雄の煉瓦産業は衰退していきました。ここ「三和瓦窯」は高雄と屏東の境にある大樹地区、高屏溪沿いに位置する瓦窯工場。大樹地区はその地質により、かつては台湾の主要なレンガ産業の中心地でしたが、今はここ「三和瓦窯」を残すのみ。その歴史ある窯場は三級古跡にも認定されています。1918年に創業して以来伝統的な瓦産業を守り続けているほか、最近では煉瓦を使った新しいアイデアグッズの開発・販売や、DIY教室なども開催しています。また「三和瓦窯」のとなりは旧鉄橋湿地生態公園になっていますので、のんびりと高雄の歴史と自然にふれることができます。

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スポット登録日:2013-11-20

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