台北市内で2軒目のシティスイーツ、モダンなデザインときめ細やかなサービスは従来通り
こんにちは、台北ナビです。
ホテルの快適さは、ホテルライフのクオリティを高めてくれます。今回は、台北ナビでもおなじみのシティスイーツ台北(城市商旅)の南東館をご紹介します。
ホテルがある南京東路五段と基隆路、塔悠路が交わるこの場所は、上方に環東大道の高速が走り、道の本数は多いのですが、交通の便はさしてよくないです。松山空港からならタクシーで10分、MRT「市政府」駅からだと、タクシー6分。最寄りのMRT「南京三民」駅からだと、まっすぐ道を歩くこと10分ほど。スーツケースを引っぱって歩くとなるともう少し時間がかかりそう。と、宿泊に消極的になりそうな書き出しから始まりましたが、ホテル内に一歩足を踏み入れると、状況一転!気分高揚!ステキな内装に、期待が大きく膨らんできました!
ロビーにウットリ
「南東館」も「南西館」と同じ、都会的で落ち着く空間が広がっています。デザイナーはもちろん、モダンなビジネスホテルの数々を手掛けた世界的に有名な呉忠岳氏。思えば「南西館」もホテル周辺は旧市街。こちらもホテルのドアからして周りのゴタゴタした雰囲気とは一線を画しています。
まず入って左手にある演出にドッキリ。火が!燃えている!火を吸収する上方の素材は錫。打ち出しの彫刻も素敵です。こんなホテルのパフォーマンス、初めて見ました。右手前方はフロント。奥にはソファがあり、やはり「南西館」と同じく、コーヒーやお茶が無料でいただけるくつろぎのコーナーがあります。
ほら、別世界が広がりました
ホテル入口のドアはこんなに大きい
|
|
どこにでもどうぞ
|
コーヒーやお茶はこちらで
|
|
ほんとにどこでも座っていいのです
|
ソファは素材や色、デザインが異なるものが一式置かれていますが、どのパーツも目立ちます。おしゃれでセレブですが、そのバランスのよさに落ち着きを感じます。
戸外は愛煙家にはうれしい喫煙コーナー。古今タバコを吸う人はどんどん肩身が狭くなってきていますが、この空間はかなり広いですね。テーブルや椅子も数が多いので、自分が一番落ち着く場所に座りましょうか?ロビーには大きな画面のApplePCが2台、ホテル内は言うまでもなく、すべて無線LANが利用できます。
やっぱりここが一番快適そう
ロビーの工芸品はオーナーのもの
|
|
大きな画面のPCはMacでした
|
客室設備は完璧!
アメニティや備品などは、全室共通。違うところは部屋のインテリアだけでしょう。
客室へご案内します
全館110室。主管客房、城市客房、特級套房などのスイートルームは、全館で13室あります。今回ご紹介するのは、スイート以外の客室です。どうぞごゆっくりご覧くださいね。
Standard Double Room(標準客房/一大床) 7坪 915号室
最初に目に入ったのが、パープル色の枕。部屋全体のアクセントとなっています。そして、ベッド上と両側に輝くシャンデリアが高級感を出しています。壁の色が薄い色でまとめられているので、気分も軽くなって、リラックスできそう。
他の部屋もそうですが、鏡が大きく、バスルームは明るい。タイルの模様にバスタイムが楽しくなります。
Standard Twin Room(標準客房/二小床) 7坪 914号室
女性同士2人で来たら、気に入ること間違いなし。入ってすぐ左のソファが日本の家庭のリビングみたいに感じられます。ベッド脇のライトのデザインも関係あるかもしれません。
注目すべきは全体的な配色。温かさと可愛さがあります。特にサイドテーブルの赤は、部屋全体をキリリと統一させる重要なポイント。バスルームのタイル模様も申し分なくカワイイ。
Superior Double Room(精緻客房/一大床) 8坪 913号室
ソフトとハードなデザインがうまく調和しています。全体的に柔らかい印象なのに、豹柄のライトやクッション、アフリカの装飾品。バスタブのタイル壁もキリン柄です。洗面所の鏡はゴージャス系で、木で囲った部屋には不釣り合いかと思いきや、全体的なバランスから見るとピッタリ。
鏡はとても高く、天井までのび、部屋とバスルームの天井が上まで仕切られていないので、部屋に入った時に入口からもその鏡が見えます。入口のところにも同じような鏡がありました。映ったソファの色と木のドアの模様…絶妙なデザインセンスですよね。
Superior Double Room(精緻客房/一大床) 8坪 913号室
驚きました、鏡がいっぱい!鏡張りなのに、この高級感とハイセンスは一体?シャンデリアがキラキラと輝き、おしゃれ感いっぱい。まずは入って左のTVがはめ込まれている壁を見てください。ゴージャスな柄でセレブ気分になれます。洋服ダンスはこの壁の一部にありました。
そして、バスルームはベッド脇の入口から進んでいきます。長い廊下にはきれいな洗面台があって、一番奥にはトイレ。その横がバスルームで、バスタブがあるところのタイルは見事に美しい花。化粧台は、天井までとどく鏡にメイクアップにも気合が入りそう。とにかく鏡づくしなので、自分の立ち振る舞いなども完璧にチェックできる部屋とも言えます。
Superior Twin Room(精緻客房/二小床) 8坪 916号室
他部屋とは、違った空間が広がっていました。上海レトロのムードが静かに漂っています。入ったとたん気持ちが落ち着いてくるのは、木目の色がダーク色だからのようです。冷蔵庫が入っている棚や化粧台、そして、化粧台向かいのドアも昔風のいい感じ。開けてみると中は洋服ダンスでした。心憎いですよね。化粧台のスツールや鏡もレトロ感たっぷり。ベッドサイドのライトやソファ、テーブルもしかり。
バスルームは期待通りの渋いムードがありました。壁紙や化粧台横のライトもさりげなくセンスの良さをアピールしています。
Deluxe Double Room(豪華客房/一大床) 9坪 908号室
高級感が感じられ、かつ落ち着くインテリア。ホテルの部屋に本来求めたいものがここにはありました。窓際に設置されたソファは、思わず座ってしまいました。TVとデスクがつながっているラインに、冷蔵庫やコーヒーセットなど何でもありました。引き出しを開けると内蔵金庫が。無駄な装飾がなく、機能的。そして、このセンスのよさ。
こちらの部屋の特色はバスルーム。一見何の特色もないようですが、最近の部屋とバスの間を隔てる透明ガラスにブラインドという流行の一段上をいき、スイッチ一つで曇りガラスに。これで部屋からバスルームを覗くことはできません。機能性とデザインで最高、そして、安らぎをもたらしてくれる部屋だと言えます。
Deluxe Twin Room(豪華客房/二小床) 9坪 907号室
こちらはダブルルームのインテリアと同じで、ツインベッドとなっています。配色が落ち着いているため、部屋に入るとほっとします。
洋服ダンスはバスルームからと入口からの両方から開けられます。バスローブは中から、コートは外から取り出すという風に使用可。ナビ自身がホテルの部屋に求めるのもこういうイメージ。見るだけじゃなく、ぜひ泊まってみたいなあ~と思いました。
素敵空間で朝食を
台北の街は、朝ごはんがおいしいところがたくさんあるので、ホテルじゃなくて外でという人も多いかもしれませんが、B1Fのこの空間に足を入れたら、朝食はぜひここで、と思うはず。和食は味噌汁とご飯くらいしかなく、中華と洋食がメインでしたが、気持ちよくゆっくりといただくことができます。ザワザワ感もなく、カウンター席やソファなど、それぞれが快適だと思うテーブルや椅子を選んで、座りましょう。朝ご飯は、もし外からの方も一緒に食事をする場合は、プラス350元になります。
朝食の時間は、7:00~10:00。
各フロアは、暗めにしてあります
B2Fは会議室で、ジムやビジネスセンターなどの施設はありません。
また、客室内のバスローブやタオルはフカフカで快適そうでしたが、1Fロビーに販売コーナーがありました。バスローブは1800元。気に入った方はどうぞ。
以上、台北ナビでした。