バイクで立ち寄って、サラリと豆花を食べて立ち去っていく…そんなお客さんの姿が目立つ無名豆花。店内には、こんな説明書きがあります。「代誌口卡漬猫Y毛」。台湾語で猫の毛の本数と同じくらいやることがあって忙しい!という意味で、豆花が出てくるのを、焦らず気長に待ってくださいね。というご主人からのメッセージ。豆花というとすぐに食べられるものというファストスイーツのイメージが根付いている証ですね。無名といいつつもお店は、この道60年の人気店。現在3代目となるご主人の自宅の庭先が、店舗になっています。初代活躍していた手押し車は、今では役目を終え、当時の面影を残したままお店の片隅でお客さんをお出迎え。
お店を手伝うご主人の娘さんがおすすめしてくれたのは、紅豆豆花(あずき豆花/30元)と珍珠豆花(タピオカ豆花/30元)。主張しすぎないほんのりとした甘さのあずきとタピオカは、豆花のプルプルした食感と豆本来の味を引き出してくれます。無名、無名と有名になった無名豆花。今では赤崁樓近くにに2号店もでき(中西區民族路二段361号)、ここでも伝統の味が楽しめるようになりました。豆花が出てくるのを焦らず、気長に待ってくださいね。(岩田優子)
基本情報
住所 | 台南市北忠街176号 |
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住所(中国語) | 台南市北區北忠街176號 |
電話番号 | (0939)629-234 |
営業時間 | 10:00~17:30 |
休業日 | 火曜 |
クレジットカード | 現金のみ |
行き方 | 台鉄「台南」駅から車で約5分。忠義路と北忠街の交差点近くにあります。 |
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スポット登録日:2015-06-12