【台湾グルメ】台東・成功漁港(新港漁港)にある漁師とおかみさんが営む食堂「阿桃姐的魚干魯肉飯」で、魚の干物入りルーロー飯を食す！

カツオ、カジキ、シイラ、マグロ……などの水揚げで知られる台湾・東海岸最大の漁港「成功漁港」にやってきました！港町で食べたいのは、なんといっても海鮮料理。港にある「阿桃姐的魚干魯肉飯」で今日のランチはキマリです！

「リーズナブルでありながら、とびきりおいしい！」と地元のよっちゃん(日本語ペラペラの台湾人)に連れて来てもらいました。ネット上でも評判のお店ですよ。

メニューはこちら。海鮮類の中国語ってちょっと難解ですね。「曼波魚」はマンボウ、「中巻」は中サイズ(手のひら大くらい)のイカ、「小巻」はそれより小さいイカ、「海瓜子」はアサリみたいな2枚貝、「生魚片」はお刺身。

グループなら手っ取り早くセットメニューを注文するのがおすすめですが、「六菜一湯」でも5、6人いないと食べ切るのは難しそう……。魚に混じって「山豬肉」イノシシ肉があるのは、台湾原住民族が多く暮らすこの地方らしいですね。

ナビはこちらをオーダーしてみました！

干しタケノコは、本来は「魚干魯肉飯」の横っちょに、ちょこんとのっかってくる付け合わせです。「魚干魯肉飯」をたくさん注文すると、まとめて出てくるみたい。シャキシャキとした歯触りがいい箸休めです。

塔香炒魚雜(シイラのワタの台湾バジル炒め)350元
ハラワタは生臭さや苦みがあってちょっと苦手かも……と思っていましたが、臭みも苦みもまったく感じません。部位により食感が異なり、それぞれ楽しめます。さわやかなバジルの風味もワンポイントに。

紫菜旗魚丸湯(海苔とカジキマグロのつみれ汁)大300元/小250元
カジキも食べておかないと！オーダーしたのは、プリプリとしたつみれ団子入りの海苔スープ。海苔の風味が香るあっさり味のスープです。

メニューにはないですが、目玉焼きを注文して、勝手に卵のっけの干物ルーロー飯にしてみました。ゴージャス度とうまさが倍増して大満足～♪

さっきのワタがあまりにもおいしかったので、たずねてみたら「取れたてをすぐにさばいて調理するから」とご主人。なんでも本職は漁師さんで、「いつもは船を出しているけれど、今日は漁が休みだから店を手伝っている」とのこと。なるほど、ご主人が取った魚を店に直送しているのか。

で、店を仕切るのは奥さんの阿桃姐(桃ねえ)。桃ねえの作る料理はどれも絶品で、お客さんが後を絶ちません。余談ですが、ナビたちの間では親しみを込めて「桃ねえの店」と勝手に呼んでいます。

その日のおすすめはホワイトボードに書いてありますよ。オーダーの際にはこちらも要チェックです！