台南孔子廟 (台南市)

臺南孔子廟

閉店・移転、情報の修正などの報告

台湾の古都である台南に、台湾で最初に建てられた孔子廟があります

こんにちは、台北ナビです。台北ナビといいつつも、今回は台南の紹介です。台南は昔から栄えている地域なのでたくさん古い建物が残っています。今回はその中でも有名な“臺南孔子廟”に行ってきました!

市民の憩いの場、孔子廟

この台南にある孔子廟は1665年、鄭成功の息子の鄭経が創設したもの。その後、台湾ではじめての学校として学生たちが学問に励みました。当時の学生は毎日学校に通うのではなく月に1,2回通うだけでもよかったそうです。

孔子廟を訪れたのは4月中旬。しかし、台南は暑いです。うだる暑さの中、孔子廟の門をくぐって中に入ると、意外に、とても涼しいではありませんか。まさに都会のオアシスという感じ。なぜかというと木がたくさん生い茂り、芝生や花々がとてもきれいに管理されているからです。だから土日にはたくさんの人がこの場所でくつろぐ姿をよく見かけます。

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鄭 成功(てい せいこう、ピン音:Zheng Chenggong、1624年 - 1662年)は中国明代の軍人、政治家。日本の平戸で父鄭芝竜と日本人の母田川松の間に生まれた。幼名を福松と言い、幼い頃は平戸で過ごすが、七歳のときに父の故郷福建につれてこられる。鄭芝竜の一族はこの辺りのアモイなどの島を根拠に密貿易を行っており、政府軍や商売敵との抗争のために武力を持っていた。鄭成功はその後清に滅ぼされようとしている明を擁護し、抵抗運動を続ける。台湾を占拠しているオランダ人を追放し、台湾を抵抗運動の拠点とした。俗称を国姓爺。中国本土では民族的英雄として描かれる。「鉄人」と呼ばれた日本式の鎧を身に纏った鉄砲隊と騎馬兵を巧みに指揮したことでも有名。同時代に活躍した日本の歌舞伎・浄瑠璃劇作家である近松門左衛門の人形浄瑠璃作品である『国性爺合戦』は、鄭成功をモデルとして作られたものである。(一部フリー百科事典Wikipediaより)
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あと、土日の3時半からはほぼ毎週、演奏会が開かれていていろんな音楽が流れています。
ナビが以前おとずれたときはヨーロッパ人と思われる方々がラテン・ミュージックの演奏会をしていて、たくさんの人が聴き入っていました。孔子廟の前にはグラウンドがあり、いろんな人がジョギングをしたり、小学生が武術の練習をしたりしていました!あと、孔子廟周辺にはおいしい店がたくさんあるので老若男女が孔子廟に集まってきています。

東大成坊の向かい側にある、府中街という通りは400年の歴史がある通りでおしゃれなカフェなどがあって、楽しめますよ!
土曜日にはこのような演奏会が行われています

土曜日にはこのような演奏会が行われています

府中街への入り口です

府中街への入り口です

孔子廟にお参りする

これが「馬下碑」と呼ばれているものです

これが「馬下碑」と呼ばれているものです



孔子廟には東大成坊という門から入ります。この東大成坊には「全臺首學」と書かれた額が飾られていて、台湾における学問の発祥の地であることを示しているのだそうです。この門の近くには「馬下碑」という、石碑が壁に埋め込まれています。
東大成坊。孔子廟への入り口です

東大成坊。孔子廟への入り口です



石碑には2つの言葉が彫られています。右は漢文で、左は満文というもので、世界に20人ぐらいしか読める人がいない言葉だそう。その碑には「孔子廟にお参りする際はいかなる人でも馬などの乗り物から降りなければならない」という意味のことが書かれています。これは非常に孔子を尊んでいるためだそうです。日本統治時代もこの作法に従い、府中街に入るときにはいかなる地位の人も乗り物から降り、歩いて府中街を通り、孔子廟にお参りしたそうです。
ここをくぐって大成殿にお参りします

ここをくぐって大成殿にお参りします



台南の人からから孔子廟にお参りする際の正式な方法を教えてもらいました。まず東大成坊という門から入ります。乗り物から降りて中に入るとまず、禮門という門をくぐります。そして大成門をくぐり、孔子が祭られている大成殿にお参りします。そして、帰る際は大成門を出たら右に曲がり義路という門から出て西大成坊から帰るそうです。
あと、大成門の入り口の近くにたくさんの黄色い紙がかかっているので受付の方に紙をもらって願い事などを書きましょう。ナビは「台湾で恋人が出来ますように」とお願いごとを書きました。こんなお願いでよかったんでしょうか…。その後は、机の上にあるハンコを押して、その紙を壁にかけておきましょう。願いが叶うかもしれませんよ!

孔子廟を知る(1)



台南の孔子廟は南に向いており、左側(東)には学生たちが勉強などをする「国学」、右側(西)が、孔子を祭る「文廟」と、2つに分かれています。まず左側にある「国学」の部分に行きました。その昔学生たちが勉強をした場所が現在の「明倫堂」です。
昔の建築図だそうです

昔の建築図だそうです

明倫堂の中には「臥碑」と呼ばれる昔の校則が書かれた石碑が置いてあります。他には孔子廟を建てるときにつくられた建築図の石碑も残されています。この明倫堂の壁には入って左側の壁に「孝」と「義」という文字が、右側の壁には「忠」「節」という文字が書かれています。これは右の「忠」の文字から左の「孝」の文字へ、そして右の「節」から左の「義」を読み、「忠孝節義」という言葉ができます。その明倫堂の横には「文昌閣」と呼ばれる三重の塔があります。この塔は昔学生たちがお参りしたところで、1階は四角形、2階は円形、3階は八角形という構造になっています。2階には魁星、3階には文昌帝君という道教の神様が祭られています。
昔の校則のようなものです

昔の校則のようなものです




面白いのは、この明倫堂と文昌閣がある「国学」の場所にはたくさんの果物の木が植えられていることです。これは、昔の学生はお腹がすいたらそこから取って食べていたからそうです。そのため今もたくさんの果物の木が植えられています。桑の実やマンゴー、釈迦頭(しゃかとう)や龍眼などたくさんの果物が植えられています。リスの姿もこの孔子廟ではよく見かけます。この日もリスが桑の実を食べていました!
桑の実を食べているリスを発見! 桑の実を食べているリスを発見!

桑の実を食べているリスを発見!

孔子廟を知る(2)


次は孔子を祭る「文廟」を紹介します。「文廟」の中には孔子を祭る大成殿があり、その大成殿の前には大成門という門があります。一般的に廟の門には門神という人の絵が描かれていますが、この門にはそのような絵は描かれていません。その代わり、門釘、(または乳釘とも)というものが付いています。というものが左右あわせて108個、門に付けられています。そして文字が書かれた額なども一切ありません。それは孔子の前でそのような字を書くのはあまりにも恐れ多いからだそうです。


そして大成門の一番真ん中の門はずっと閉じられたままだそうです。この扉は祭礼のときや、皇帝が孔子廟に来たときなどのみ開けられ普段はずっと閉められたままだそうです。

大成門を入ると前に大成殿があります。
これは李登輝元総統の額です

これは李登輝元総統の額です


この中には孔子が祭られており、孔子の弟子の四配や十哲の位牌も祭られています。大成殿の中には13の大きな額が飾られています。これは清朝歴代皇帝の額が8つと、中華民国歴代総統の額が5つ飾られています。李登輝元総統の額も入って左側に飾られています。あと、豆知識として、一番手前の右側は現総統の額が飾られることになっているそうです。これらの歴代皇帝や総統の額があるのはこの台南の孔子廟だけだそうで、非常に貴重なものだそうです。3月に中華民国総統に当選した馬英九総統の額も5月に飾られるそうです。
歴代皇帝の額が飾られています

歴代皇帝の額が飾られています

大成殿の屋根を見ていると小さな人の石像があるのが見えます。何かと尋ねたところ、屋根の上に乗っている謎の人物は四聖(文聖、武聖、巧聖、樂聖)だそうです。屋根の四方にちょこんと乗っかっています。大成殿の左右の建物には東廡、西廡には孔子の弟子たちが、後ろの崇聖祠には孔子の子孫と、孔子の弟子の子孫が祭られています。


この日は孔子廟にいたおじいちゃんが奥から昭和皇太子が孔子廟にいらした際の写真を観光に来られていた日本人のご家族に見せていました。
別の日に孔子廟に写真を撮りに行ったら、小学生たちが明朝風の音楽の演奏会が行われていました。なにかの撮影だったようです。その横では台湾茶のお茶会が開かれていて、武夷茶から何代も経った港口茶というマニアックなお茶を一杯いただいちゃいました。非常においしかったです!このように孔子廟ではいろんなイベントを見ることができます。

また孔子の誕生日の旧暦9月28日には孔子大典というとても大きなイベントが開かれるらしいので是非みなさん行ってみてください!ちなみにそのセレモニーは朝5時から始まるので皆さん早起きして行きましょう!

以上、台北ナビでした。

記事更新日:2009-04-21

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-05-07

スポット更新日:2014-07-08

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