KINKS25 老房子(台南市)
ラオファンズ
古い家屋を改造した、とてもオシャレで台南らしいカフェ&バー。
こんにちは、台北ナビです。台湾の中で一番古い歴史を持つ台南。その台南には今でもたくさんの古い家が残っています。ふと裏路地に入れば、その魅力にとり付かれるでしょう。そして、そんな古い家屋を改造したお店も数多く存在します。その中でも特にナビが特に好きなお店を紹介したいと思います。他の都市ではなかなか見かけられない台南らしいカフェです。
日本の京都にも、古くからある町家を改造したカフェなどがたくさんあり、町家カフェなどと呼ばれてとても人気がありますよね。台南にもそのようなカフェやバーがたくさんあります。台南は台湾の京都といわれるだけあって、古い建物も多く残されており、どことなく京都と似た雰囲気があります。
そのような古い家屋を改造したカフェのひとつで、とても人気のあるお店が今回ご紹介する「KINKS」というお店です。このお店はお昼から営業していて(月曜日を除く)、昼はカフェ、夜は深夜まで営業するバーとういふたつの顔を持っています。少し分かりにくい場所にありますが、いつも多くの若者で賑わっています。「KINKS」の庭にはたくさんの植物が植えられていて、昼はなんとも涼しげな都会のオアシスのような感じです。また、台南の古都保存再生文教基金会という団体から、人気賞の第二位を獲得していて、その人気の高さがうかがえます。
お店の道を挟んだ横には線路があります。
夜になると、映画が上映されていたりして、なんだか隠れ家のようなバーになります。このお店の特徴はなんといっても、古いものへのこだわりです。最高にレトロな感じ。でもそれだけではなく、新しさも織り交ぜられたアート空間のようです。
夜になると、映画が上映されていたりして、なんだか隠れ家のようなバーになります。このお店の特徴はなんといっても、古いものへのこだわりです。最高にレトロな感じ。でもそれだけではなく、新しさも織り交ぜられたアート空間のようです。
「KINKS」は、58年前に建てられた古い家を店主が自分で探し当て、2007年に改造してオープンさせたものです。そして、中にある家具や小物などはすべて、店主である林文濱さんが自身で長い間コツコツと探して集めたものだそうです。そのどれもがオシャレで、かわいらしいものです。そしてどことなく、日本っぽさを感じさせる古い家具や小物もあり、日本人が見るとなんだか懐かしくなるものがたくさんあります。
どことなく昔の日本を感じさせるものもちらほらみかけます。レトロ好きなものにはたまりません。
ここはずっとドアが開けっ放しにされていて、とても開放感のあるところです。「じゃあ、夏は暑いんじゃないか」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。外は暑いのに中は結構涼しい、さわやかな気持ちのいい風が吹き抜けていき、緑が植えられているからなのでしょうか。最高にさわやかです。このようなゆったりダランとした開放感は、程よく田舎で、かつ歴史の風が吹く台南だからこそ得られるものだと思います。
ここはずっとドアが開けっ放しにされていて、とても開放感のあるところです。「じゃあ、夏は暑いんじゃないか」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。外は暑いのに中は結構涼しい、さわやかな気持ちのいい風が吹き抜けていき、緑が植えられているからなのでしょうか。最高にさわやかです。このようなゆったりダランとした開放感は、程よく田舎で、かつ歴史の風が吹く台南だからこそ得られるものだと思います。
内装へのこだわり
先ほども書いた通り、家具などはすべて店主のコレクションなのですが、更に驚いたことに内装などのデザインや工事も自分で行ったそうです。こんなにセンスのある内装なのだから、たぶん芸大などを卒業しているのだろうと思って聞いてみると、全くそのような勉強はしたことがないらしく、それを聞いてナビはびっくりしました。彼のコレクション&自作の内装をご紹介します。
建物の中だけじゃなく、庭などにもテーブルが設置されています。入口の右側に6人ぐらいが座るソファがあります。ここは昔キッチンだった場所だそうで、そこにソファが置かれ、壁と屋根はたくさんの窓枠が組み合わされて作られています。これは店主が自分でいろんなところに行って、もらってきたものだそうで、組み立ても自分でしたそうです。日本の田舎の古い家にあるようなデザインのガラスを見てなんだか、うれしくなります。窓枠といえばここのメニュー表も店主が窓枠を使って造ったもので、かわいらしいです。
ここに植えられている植物も昔からあるものも多く、今も大事に育てられています。日本にはないような、南国ムードたっぷりな植物たちばかりで、とても新鮮です。
ここに植えられている植物も昔からあるものも多く、今も大事に育てられています。日本にはないような、南国ムードたっぷりな植物たちばかりで、とても新鮮です。
家探しの苦労
林さんは以前別の場所でカフェを営業していたらしく、今回は2度目の店舗だそうです。その際には自分で家を探したそうです。そのときの苦労話を話してくれました。カフェを開くために林さんが台南じゅうを歩き回っていろいろ候補になるような家を探して、やっと探し当てたのが現在「KINKS」がある建物だったそうです。
しかしやっとココを探し当てたとき、この家の持ち主が分からず、この近所の人に持ち主を聞いて回ったんだとか。やっと出会えたその家のオーナーは70歳ぐらいのおじいさんだったのですが、「家を貸すつもりはない!」ときっぱりことわられました。
ところが、偶然にも林さんがそのオーナーとの共通の趣味は映画ということが分かり、映画の話で盛り上がりを見せ、その店をつくりたいという情熱を再度伝えたところ、ついにオーナーが家を貸すことを承諾してくれたそうです。古い家でお店をやるのは、そんなに簡単なものじゃないんですね。
この家は昔そこそこのお金持ちの家だったそうで、簡素な造りでカフェとしてはちょうどいい大きさです。中はむき出しのレンガが見えていて、なんとも台湾らしい感じに仕上がっています。植物も以前のものが丁寧に管理されていています。内装は店主がかなり大改造を行っていて、借りている家なのに大丈夫なの?と思ってしまいますが、現在は家のオーナーのおじいさんも気に入ってくれているそうです。
ひとつだけ家のオーナーが残していったものがあり、それがこのライトです。これは林さんいわく、とても貴重なものらしいです。
ひとつだけ家のオーナーが残していったものがあり、それがこのライトです。これは林さんいわく、とても貴重なものらしいです。
この壁の絵はアルバイトの店員が描いたものだそうです。まるでアートスペースにいるみたいです。 |
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ひとつだけ家のオーナーが残していったものがあり、それがこのライトです。これは林さんいわく、とても貴重なものらしいです。 |
「KINKS」にはカフェのメニューからお酒までたくさん種類があります。ステーキだってあって、コーヒーやお茶の値段は大体100元から150元です。そして、お酒は非常にたくさんの種類があります。ウォッカ、テキーラ、バカルディ、ブランデー、カクテル、ワイン…それぞれ何種類も揃っており、お酒好きにはたまりません。
おすすめはベルギービールです。普通のビールも揃っていますが、ベルギービールには専用のグラスが使われていて、見た目もすごく可愛いです!
これがベルギービール(比利時啤酒)です。
おすすめはベルギービールです。普通のビールも揃っていますが、ベルギービールには専用のグラスが使われていて、見た目もすごく可愛いです!
これがベルギービール(比利時啤酒)です。
起司卡滋卡滋 (チーズカズカズ)100元
おすすめの一品です!トルティアチップスにチーズをかけてオーブンで焼いたもので、それにサルサソースをつけて食べます。台南の甘い食べ物があまり好きではない(笑)という方におすすめです。
おすすめの一品です!トルティアチップスにチーズをかけてオーブンで焼いたもので、それにサルサソースをつけて食べます。台南の甘い食べ物があまり好きではない(笑)という方におすすめです。
店主は大のロック好き
このお店はロックバーという一面も持っています。激しい音楽が流れているわけではなく、小さめの音量で良質の洋楽ロックが流れています。バーによっては大音量で音楽が流れていたりして、大きな声で話さないといけなかったり、うるさいなと思う方いるでしょうが、ここはそういう感じではなく落ち着いてお酒を飲めます。店主はかなりのロック好きのようで、内装にもたくさんロックに関するものが飾られています。このお店の名前もイギリスの「kinks」というロックバンドからとったものだそうです。台湾ではあまりロックバーのようなものが多くないので、とても貴重な存在ですよね。
これはロックバンドの「You Really Got Me」という歌の歌詞がドアのガラスに書かれているものです。とてもかわいらしいです。ヴァンヘイレンというバンドがカバーして有名になった歌なのですが、ご存知の方も多いのでは?
ジムモリソンや、CLASH、YARDBIRDS、IGGY POPなどの昔のロックスターのポスターが飾られています。ロック好きの店主の趣味がうかがえます。昔のロックに浸りながらお酒を飲みたい方にはおすすめの場所です。
最後に店主に他にも店舗を作るのかと伺ったところ、つくりたいとおっしゃっていました。でもまた家探しをしないといけないので、大変そうですね。台北や高雄には作らないのかも伺いましたが、台南でしか自分の思うようなお店がつくれないそうです。「KINKS」のようなお店は他の都市では成立しない、日本にもない、台南だけでしか作れないお店なのだと思いました。台南へ観光するときには是非休憩に立ち寄って見て下さい。台南の新たな一面を発見できるかもしれませんよ。
台北ナビでした。
台北ナビでした。
記事更新日:2009-08-28
基本情報
| 住所 | 台南市青年路232巷25号 |
|---|---|
| 電話番号 | (06)208-5152 |
| 営業時間 | 月 20:00~深夜2:00、火~日 14:00~深夜2:00 |
| 休業日 | 年中無休 |
| クレジットカード | 不可 |
| 日本語 | 不可 |
| 行き方 | 台湾鉄道台南駅から歩いて20分。タクシーで5分。前站(フロントステーション)を出て、北門路をWatsonsがあるほうへひたすら歩くこと15分。3つ目の大きな交差点で青年路を左に左折。線路を越えてから線路沿いに右折するとしばらくすると左手に見えます。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2008-11-05
























































