
台湾の居酒屋文化といえば「熱炒」?いえいえ、それだけではありません!流行に敏感な台北っ子が目指すのは次世代居酒屋、「inari IZAKAYA」です。
「inari IZAKAYA」では、これまで東京の人気割烹居酒屋「酒井商会」の酒井英彰シェフやガストロパブで名を馳せるフィリピン人シェフ・Jeston Chua氏を招いてさまざまなコラボメニューを展開してきました。
そして今月、新たに登場したのが、系列店「fumée」の日本人シェフ・笠春介氏が手掛ける「福岡の夜・鶏肉酒場 by Shun」です。
「fumée」といえば、ミュシュランガイド京都・大阪2025で1つ星を獲得した「焼鳥 市松」初の海外姉妹店としてオープン以来話題のお店。笠氏はそんな「焼鳥 市松」で修行を積み、台湾へやってきました。
「体の半分は鶏肉でできている」と笑う笠氏。ご両親は福岡で有名な焼鳥と唐揚げの店「さわら街道」を切り盛りしているそう。自身も小さい頃から店を手伝い、鶏料理は身近だったと言います。また日本は元より、ヨーロッパ各地を渡り歩いて鶏料理を研究。弱冠25歳ながら独自のスタイルで鶏料理と向き合います。
そんな笠氏が手掛けるのは、地元・福岡と鶏料理をテーマにしたスペシャルメニュー!台湾産の高級地鶏・黑羽土雞と厳選地鶏を交配した桂丁雞を使用した、福岡らしい甘みの効いた味わいが楽しめます。
それでは、全9品のコース料理をご紹介します。
鶏出汁茶碗蒸し|雞高湯茶碗蒸
一般的なカツオと昆布出汁のかわりにチキンスープを使用した洋風茶碗蒸しです。ひと口食べると香ばしさが口いっぱいに広がり、中からとろ~んとモツァレラチーズが顔を出します。幾重にも広がる味わいに驚きの連続!
焼鳥 せせり(塩)|雞頸肉(鹽味)
身が締まった弾力が特徴のせせり(首小肉)。しっかりと串刺しすることで、ジューシーな旨味と脂を閉じ込めて、外カリっ+中プリっとした食感に。伯方の塩で下味をつけたら、仕上げは台湾・嘉義「洲南鹽場」の天日干し塩をひと振りをするのが「fumée」流。ここでも再現しています!
日本ごぼう唐揚げ|日本牛蒡唐揚
福岡うどんのお供、ごぼう天をアレンジしたのがこちら。ぶっ太くカットしてあるから、ごぼうのシャキシャキ感がダイレクトに楽しめます。スナック感覚でつまんで食べられるのもよき♡
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焼鳥 うずらの卵|鵪鶉蛋 |
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チキンロール‧キャベツサラダ|雞肉捲‧高麗菜沙拉 |
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燻製コーンライス|燻製玉米飯
「fumée」で人気の釜飯をアレンジしたのがとうもろこしご飯です。鶏ガラスープに、バターとスイートコーン、九州産甘口醬油を加えて炊きました。使うのはシェフが慣れ親しんだ福岡産「元気米」。さらにウイスキー樽でいぶして香りづけをしている裏技も。コーンのシャキシャキ食感もイイ感じ♪
+780元/4杯で酒ペアリングも楽しめます!駆けつけ1杯は生ビール・ハイボール・サワーからお好きなものを、残り3杯は料理に合わせた日本酒がサーブされますよ。また、笠シェフおすすめの芋焼酎、魔王(芋燒酎420元/杯)もあります。
コースメニューはどれもオリジナリティに富み、ここでしか食べられない味わい揃い!上記ほか14種類の単品メニューもあります。なお、今回ご紹介したメニューは即日から12月15日まで堪能できる第1弾。第2弾は現在開発中で、明太子を使ったメニューが登場するかも……とのこと。こちらも楽しみです!
笠氏曰く、もうもうと煙が上がる店内で、お酒を酌み交わしながらわちゃわちゃがやるのが福岡流なんだとか。みなさんも、おいしい鶏料理とお酒(おすすめは芋焼酎!)でワイワイしてみませんかー?
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2025-11-12
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