紅烏龍とは台東・鹿野の低~中海抜にある茶畑で栽培されたウーロン茶の一種。比較的新しく近年流通し始めたお茶なんです。
通常半発酵であるウーロン茶に対し、紅烏龍茶は紅茶と同じ完全発酵。だから紅茶に近い濃い琥珀色をしています。飲んでみると、紅茶のようなウーロン茶のような香りと風味が感じられ、不思議なおいしさに心が奪われてしまいます。
すると、「時間があったらぜひゆっくり他のも試してみて」とお誘いが。そして窓辺にあったテーブルに案内されました。カフェではなくてお茶屋さんの試飲カウンターと同じ仕組みみたい。
席に着くと、試飲用ですか!?というくらい並々と注がれた茶器が登場しました。
ほんのりと甘い蜜の味がするスッキリとした「日中」、独特な木々や花のような香りがする「曜日」、そして初めにいただいたのが、焙煎の旨味が幾重にも広がる「晨曦」。どれも紅烏龍茶ですが、少しずつ異なる個性があります。
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ナビが気に入ったのは、紅茶のようなウーロン茶のような紅烏龍茶らしさを最も感じた「晨曦」。台東の鹿野だけで産出されている貴重なお茶だけにお値段も少々張りますが、小さいサイズなら手が届くー!クッキー缶を手のひらサイズにしたようなかわいさもいいでしょう? |
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「紅烏龍合作社」は台東・鹿野で茶産業に携わる若手が集まって結成された共同組合なんだとか。だからお茶屋さんでありながら、紅烏龍茶をPRする役目も担っているのか、ちょっとした紅烏龍茶博物館のようなギャラリーのような……。産地直送の紅烏龍茶を身近に体験してみることができる空間でした。 |
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記事登録日:2022-06-16
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