先日「台北亞都麗緻大飯店(ランディス台北ホテル)」に、台湾経済部商業司が主催した台湾料理コンテストの受賞者が集まりました!
入選した60軒の中から、特にオススメする12軒を「推薦店」とし、その12軒のシェフが共同で台湾の宴会料理を代表するメニューは何だろうか?と話しあって決めたお料理がこの宴で振舞われたのですが、どれもこれもすごいレベル!
当日は中華美食交流協會の郭宏徹理事長がその腕をふるいましたよ~!
では早速お料理を見ていきましょう!まずはロブスターの見た目がインパクト大の「龍蝦五福併」がやってきました。ロブスター、五味ソースがけトコブシ、カラスミ、アヒル肉の燻製、マコモダケが豪華に盛り付けられた冷菜です。
特にカラスミのおいしさを再認識させられましたよ~!
ナビが気に入ったのは「桂花炒紅蟳」。桂花はキンモクセイという意味ですが、ここでは黄金色をしたとじ卵のことを指します。つまりこれは油で揚げた紅蟳(ワタリガニ)を溶き卵で炒めた料理なのですが、タマゴを加えることでカニがマイルドになって美味~♡
「五柳枝」とは伝統的な台湾料理で、料理名の「五柳枝鮮魚」は魚のあんかけという意味です。今回は高級魚である鲳鱼(マナガツオ)が使われていました。サックリと揚げられたマナガツオに甘酸っぱいあんがよく合っています!
「魷魚螺肉蒜」は北投の酒家菜では定番中の定番料理。イカとサザエのうまみがぎゅっと詰まったにんにくの効いたスープで、飲むとエネルギーがみなぎるのに、ほっこりする味です。ちなみに「魷魚螺肉蒜」は「青青餐廳」の代表的なお料理のひとつだし排骨(豚肉を油で揚げたもの)も入っているので、ここのレシピを使用しているのでは?とナビはにらんでおります。
シンプルofシンプルな台湾料理「白切閹雞肉」。シンプルだからこそお店の実力が試されるお料理ですよね。しっとりとした鶏肉はジューシーでいいお味!
「櫻花蝦炒米粉」は桜エビがたっぷり乗った焼きビーフン!胡椒の味がしっかり効いていて、ビールが飲みたくなりました~♪
アワビがゴロゴロと入っている「三鮮燴鮑魚」は、見た目は味が濃そうですが、食べるとあっさり~!食材の味が上手に生かされていました。
「手路美雙併」という名前を見ても、どんなお料理か全く見当がつかず……。サーブされてきたのは「煎豬肝(レバーステーキ)」と「金錢蝦餅(エビのすり身揚げ)」でした。一口食べて確信!これは絶対「欣葉台菜」のレシピだ!!ナビ、欣葉台菜の煎豬肝がなめらかで大好きなんですよね~。オススメです!
透明感のあるスープに具材がたっぷり入っている「干貝四寶肚湯」。貝柱などの食材のうまみがにじみ出ていて、クセになる味。何杯でも飲みたくなります!
大きなお皿にど~んと乗せられた「紅燒大封肉」。トロトロに煮込まれた豚肉はしっとりしていて、脂っぽくないのが不思議です。
リュウガンが味のポイントとなっている、あったかスイーツ「桂圓米糕粥(臺北)」。ほどよいトロっと感もいいんです。屋台などでも食べられる台湾スイーツですが、今回いただいたものは上質で洗練された味がしましたよ!
台湾料理の神髄を味わえた今回の宴で、台湾料理のおいしさを再確認!次回の台湾旅行では是非台湾料理を堪能してみてくださいね。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-10-29