信義エリアにある誠品信義旗艦店3Fで、1867年に創業した台湾伝統菓子の老舗「郭元益(グォユェンイー)」と日本のミニチュアアーティストの田中智さんがコラボレーションしたミニチュアお菓子の展示が23日から行われています。
「幸福微光」と名付けられた今回の展示。1/12のスケールで台湾のお菓子の美しさを表現しているんです。
こちらはミニチュアを作る時に使われる小道具類です。一見すると文房具店で簡単に手に入りそうなものばかり。でも、実際にミニチュアを作るには凡人にはない観察力と技術力、集中力が求められるのだろうなぁと改めて実感させられます。
展示されているミニチュアは、くしゃみをしたら飛んで行ってしまいそうな大きさ。虫眼鏡を使って観察すると、お菓子の表面の凹凸や光沢が本物そっくりに作られていて、その精巧さにただただため息。思わず食べたくなってしまいました!
写真を通してみると、対比するものがなければ本物なのかミニチュアなのか分からないほどの精巧さ。ちなみにこれはミニチュアの蛋黃酥。塩漬けのアヒルの卵とあんこが入っているお菓子で形状も丸くてとてもかわいいです!台湾では中秋節に良く食べられるお菓子です。
パイナップルケーキ(金獎鳳梨酥)は台湾茶と合わせていただきましょう。
台湾観光局のイメージキャラクター、OhBearの顔の形をした月餅。ボードゲームのように配置されています。「食べ物で遊んじゃいけません」と言われてしまいそうですが、ミニチュアなので問題ありません。こんなユニークな情景を表現できるのはミニチュアならではですね。
こちらは、台湾のグラフィックデザイナー聶永眞さんがパッケージデザインしたギフトセットの「伴點時光」。小さい空間でも台湾らしさが表現されていてナビのお気に入りです。
英・ロンドンで設立されたアーティストブランドAPUJANとのコラボ商品「小行星2067」
俳優の鳳小岳さんとのコラボギフト「迷你鳳梨奶黃酥」。植物がミニチュアと思えないほどいきいきとしていて素敵です。
会場ではミニチュアになっているお菓子の本物も購入可能でしたよ!
写真撮影用の巨大な虫眼鏡も発見!自分がミニチュアになった気分で写真撮影ができちゃいます。ぜひみなさんも足を運んで12分の1サイズの世界を体験してみてください!!