天母にオシャレな洋菓子店がオープン！

外国人が多く住む天母地区に、12月中旬、素敵な洋菓子店がオープンしました。
場所は、天母東路から一本入った小道沿い。かの有名な餃子屋さん「阿財」のお隣です。

白を基調にまとめられた店内は、とっても上品な雰囲気。
店員さんも日本語で応対してくれて、なんだか日本にいるみたい！

ショーケースには、色とりどりの美しいケーキが並んでいます。
お値段は120～160元前後とちょっとお高めですが、名店「16区」のおいしさをそのままお届けするために、
生クリームなどの材料を日本から取り寄せているんだそう。それを聞いて、ナビも納得！

イチゴのホールケーキは、クリスマスのときに注文が殺到した人気商品で、普段も店頭で販売されています。
名前やメッセージを入れてもらうこともできるそうなので、バースデーケーキにもピッタリ！
ただ、材料を日本から仕入れている関係で出せないときもあるそうなので、お祝事などの際は予約がベストです。

その魅惑のショートケーキをお味見させていただきました！
さすが、こだわりの生クリーム、爽やかな甘みと軽い食感で、しっとりと軟らかいスポンジケーキとよく合います。
イチゴも大ぶりで、とってもジューシー！！

ショーケースに並んだケーキはどれも本当においしそうで、何を注文するか真剣に迷ってしまったナビ。
すると店員さんが、丁寧にそれぞれの味の説明をしてくださいました。
「こちらのEvitaは、薔薇とライチとラズベリーのムースです。見た目も可愛らしいので、人気なんですよ」
よし、ナビもそれに決めた！

ムースの中には、ベリー系のゼリーとフレーズデボワというフランスのイチゴが入っていて、底にはピスタチオのスポンジ。
ライチの風味が爽やかで、優しい甘みが口中に広がります。う～ん、これはおいしい！！

こちらの棚にはおいしそうな焼き菓子が並んでいます。シェフの小松真次郎さんが、そのこだわりを教えてくれました。
「普通は焼き菓子というと、ある程度保存がきくと思われがちですが、本当はやっぱり焼きたてが一番おいしいんですよ。
ですから、ここではお店で焼き上げたお菓子をすぐにお出ししています。防腐剤を使わないことで、素材のおいしさをそのまま味わっていただけるんです」

一番のオススメは、こちらのダックワーズ。
このお菓子、よく見かけますが、実は「フランス菓子16区」のオーナーシェフが考案して、本場フランスにも広まった商品なんだそう。
日本人が生み出したお菓子だなんて知りませんでした！　そのオリジナルの味が台北でいただけるなんて、絶対に見逃せません。

お店に併設された厨房。ここで毎日、おいしいお菓子が焼き上がっているんですね。ガラス張りで中の様子が一望できるのも、信頼性が高い証です。
今後は喫茶スペースも併設して、コーヒーや紅茶とともにケーキや焼き菓子を楽しめるようになる予定。
天母の新しいオシャレスポットとして、ますます人気が高まりそうです！