「八部和音」発見の地@台東県
台東県の海端郷に崁頂村というところがあります。戸数約200、人口約700人くらいのブヌン族の村ですが、
数年前から政府の「再生農村」というコンセプトでブヌン族の文化を活かした村おこしを始めました。
村の中心を貫く広い路。まっすぐ行くと東部幹線の関山駅前に出ます。関山駅はプユマ号も停車するけっこう大きな駅。
そこから徒歩15分!で純粋のブヌン族の村に到着というのでびっくり。
こちらがワーキングステイ(打工還宿)を受け入れているガイアナ(蓋阿)工作坊のご主人、胡天国さん(本名!)。社区発展協会の理事でもあります。
こちらは奥さん。機織やブヌン刺繍の名手です。
どんな仕事があるのか聞いてみました。「今の季節は小米の収穫。それから洛仙花の摘み取りもね。うちの畑は広いから仕事はいくらでもあるよ。」とのこと。
人数は?「うちは1、2人くらい。でももっと大勢受け入れてる家もあるよ。」
話の合間に奥さんが出してくれた飲み物は、「バナナの花とウコンでつくったお茶。」へぇ~、おいしい!
仕事場にはこのほかナビが初めて見る植物がいろいろ収穫されています。
夜には「八部和音」やブヌンの男たちに伝わる「報戦功」も見学することができました。八部和音はさすがに発見の地だけあってみごとなハーモニー。
この村ではブヌン族に伝わる罠の仕掛けや、猟犬を使った猟、手工芸、行事、農作物、料理、音楽など、18もの伝統文化を見学したりできるそうで、
台湾の各地から体験学習に訪れる人たちが来るそうです。
蓋亜那工作坊
台東県海端郷崁頂村2隣39號
電話:089-812752
Kaiana2039@gmail.com
https://zh-tw.facebook.com/GuyanaWorkroom
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記事登録日:2015-12-01