ただいま政治大学で語学留学中

ただいま政治大学で語学留学中、勉強に遊びに忙しい日々はあっという間に過ぎていきます!

こんにちは、Akiです。ただ今台北の「政治大学中国語言語センター」で、中国語の勉強に邁進しています。国立政治大学は、日本人にはあまり知られていないかもしれませんが、実は台湾の東大と言われる台湾大学に次いで、台湾No.2の名門校なのです。台北市の東南に位置していて、台北市中心部までは地下鉄MRTやバスを利用して、30分以内でアクセスできます。市内にもかかわらず、山に囲まれていて自然が豊かなんですよ。台北はバイクが多いので、残念ながら空気があまり良くないんです。Akiの友達も何人か空気清浄機を購入しました。でも、政治大学周辺は空気がいい!山に囲まれていると言うとなんだかものすごい田舎みたいですが、台北101まではバスで10分ほどと、アクセスは悪くないんです。キャンパス内も学内バスが走っているので没問題(メイウエンティ=問題なし!)。

さて、その「政治大学中国語言語センター」とは?


言語センターは、大学のキャンパス内にあります。生徒数は約200人と規模はそんなに大きくないんですが、その分全体に目が行き届いていて、アットホーム。日本人の数も少なめで、他の学校のように、クラスの半分は日本人ということはないです。せっかく中国語を習いに来たのに、ついつい日本語で話すことが多くなってしまう、というのは避けたいですよね。
大学の外国語学部には、日本語学科、韓国語学科、ロシア語学科、トルコ語学科などがあり、国際交流が盛んなので、多くの交換留学生が言語センターで中国語を学んでいます。他には、台湾政府や台北市から奨学金を受けている人が多いです。また、成績優秀者には、学校から奨学金が給付されるので、真面目に中国語を勉強したい人には、とてもいい環境なんです。
政治大学では、言語センターの学生も大学のサークルに加入できちゃうのです。映画を観て語り合う映画サークル、お茶の産地「猫空」が近い政治大ならではのお茶サークル、欧米の学生に人気の剣道サークルなど自分の興味のあるサークルに自由に参加できるので、台湾人のお友達もたくさんできますよ。

クラス内容について


授業は月曜日から金曜日まで、一日3時間行われます。クラスは、午前8時から11時までの午前クラス、12時から15時までの午後クラス、15時から18時までの夕方クラスがあります。一クラスの平均人数は7人。テキストは師範大学で使われているものと同じものを使用し、授業は一週間に1課進みます。先生によって若干異なりますが、各課の内容に沿った問答、討論を中心に進められます。日本の制度や社会情勢、世界の一般常識を知らないと汗をかきます。中国語を学ぶ以前の問題ですよね。
テストは毎週、リスニングテスト、漢字の書き取りテスト、各課のまとめテストがあり、他に中間テストと期末テストが行われます。宿題はほぼ毎日、週一回パワーポイントを使用したプレゼンテーションも。たまに泣きたくなります(涙)
授業以外にも無料で受講できる文化クラスがあります。台湾語、商業会話、書道、発音などを学べます。また大学の設備も使用可能です。大学付属ならではですね。ちなみに図書館は24時間開放されています!台湾の学生は、夜中も勉強してるんですよー。

平日は?


平日は学校以外に何をしているかというと、まず宿題です。他に一対一のプライベートレッスンに通っている人もいます。政治大は比較的授業内でも話す機会が多いと思いますが、より早い上達を望む人は、個人レッスンに通っています。そしてみんな必ずといっていいほどしているのが、台湾人との言語交換!言語交換相手は学校が紹介してくれるほかに、掲示板や友達の紹介などで見つけることができます。台湾には日本語を勉強している人がたくさんいるので、割と簡単に見つけられますよ。Akiは今2人と言語交換してます。主にカフェで話をすることが多いですが、たまに一緒にどこかへ出掛けたり、ご飯を食べたりもします。言語交換は、お互いのレベルに差がありすぎても問題だし、性格が合わないと続かないし、難しいですね。Akiも過去に自然消滅した交換相手がいます…

週末は?


Akiは、平日は中国語の勉強に追われていますが、週末はしっかり遊びに出掛けます。昼間は友達と台北の街をぶらぶら、カフェでお茶するほかに、台北の郊外へ出掛けることが多いです。
台北から1時間半ほどで海へ。北部海岸沿いにはおしゃれなカフェが並んでいて、海を眺めながらまったりおしゃべりが楽しめます。台湾は店内に犬を連れ込むことに対して比較的寛容なので、たくさんの人が犬を連れています。Akiのお気に入りのカフェは、浅水湾にある「Long Bar」。ソファでおしゃべりもいいけど、やっぱりテラスがおすすめです!そのまま海にも入るのもアリです。
夕方は地平線に沈む夕日がと~ってもきれいなのでお勧め!
もっと市内に近い所だと、小碧澤でボートを楽しめます。2人乗りだけではなく、4人乗り、6人乗りもあるので、グループで行っても大丈夫ですよ。運がよければ、崖から飛び込むパフォーマンスに遭遇できたりして。ちょっとしたショータイムですが、飛び込んだ後、普通にボートの横を泳いでいるので結構危ないですね。
泳いでます... 泳いでます...

泳いでます...

最近台湾ではちょっとした自転車ブームが起きているので、サイクリングもよくします。夕日で有名な淡水の対岸、八里はサイクリングに最適なスポット。全長4キロのサイクリングロードが整備されているので、自転車をレンタルして気軽に楽しめます。天気のいい日は風が本当に気持ちよくて、途中にはオープンカフェもいくつかあるので、疲れたら景色を見ながら休憩したりして。

ナイトタイム…


夜は、夜市、クラブ、カラオケに行くことが多いですね。台湾では、クラブのVIP席を貸し切って、誕生日パーティーがよく開かれるんです。パーティーでなくてもクラブに行くときは、前もって席を予約してから、友達みんなで集まります。台湾の場合、こういったところで出されるお酒はほとんどウイスキーなので、ウイスキーを飲みなれていない日本の女の子は、最初慣れないかもしれません。台湾のカラオケは、ホテル並みに豪華な設備が有名で、ロビーにはビュッフェもあって、飲み放題で食べ放題!日本の曲も入っていますが、収録曲がイマイチなのと、次々と曲を入れまくる台湾人に圧倒されてなかなかマイクを奪えないので、日本人だけで日本人向けのカラオケ店にいくことも。そのほかには、麻雀、ビリヤードなんかします。何もすることがないときは「誠品」という24時間営業の本屋によく行きます。立ち読みどころか座り読みが許されるので、週末の夜は多くの人で、通路が塞がっているほど。

今まで参加してみたイベント!


台北では様々なイベントに参加できます。毎年夏に大きな倉庫のような場所で開かれる「White Party」は、エレクトロニカ系の巨大ディスコパーティーといったところですが、参加条件は「ドレスコード:白い服」なのです。参加者数千人全員が白い服を着ている光景は圧巻!パーティー当日は、開催場所である台北101付近は白い服の男女であふれます。何も知らない人には、一体何があるのかとても奇妙な光景ですよね。
他にも夏は、毎週末各地で音楽イベントが開かれています。なかでも福隆で開かれる国際海洋音楽祭は有名で、浜辺に即席の砂のベッドを作って、台湾の若者は朝まで盛り上がります。今年は台湾の超人気歌手だけでなく、韓国やアメリカのバンドも参加、日本からはSuGというバンドが参加してました。なんと入場料無料なんですよ、このイベント。

日本では大学時代も、試験前ぐらいしか勉強した記憶がないAkiですが、今は、平日は勉強、週末は遊び、とオンとオフのある充実した生活を送っています。台湾は非常に親日な国なので、日本にいるのとさほど変わらない環境で中国語を学ぶことができるのと、台湾人の友達を作りやすいというのは留学生活において大きなメリットと言えますね。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-10-25

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