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日本統治時代から作り続けるお煎餅は優しい味!朗らかな店主にも癒されます

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台南はレトロと言われますが、最近はレトロな中にもスタイリッシュなお店が増えてきているような気がします。そんな流れを真っ向から断ち切るのが「春川煎餅」です。レトロさを打ち出した店内に煎餅の入った缶が積み上げられていて、その様子に魅かれて試食をさせてもらったのですが、これが当たり!
ころんとしたフォルムの煎餅「小圓煎餅」はその名前の通り、こぶりで食べやすく、しかもサックリとしているのに、固くない!歯が弱いナビもどんどん食べ進められます。杏仁、パンプキンシード、ピーナッツの3種類。ナッツ系がたくさん入った薄い煎餅「脆片」シリーズはミックスナッツ、パンプキンシード、杏仁、ソバ&ピーナッツの4種類。これらはしっとりとしているのに、パリっともしています。
どの煎餅も蜂蜜と麦芽糖(マルトース)のみで味付けしていて、甘さ控えめ。素材の味をそのまま味わえるのがリピーターの絶えない秘密なんだそう。添加物を一切使用していないので、賞味期限は短めで、封を開けたら2週間以内に食べて欲しいそうです。
試食すると喉が渇くからね~と「レモンドリンク」を振舞ってくれ、すべて試食させてもらえるのも安心です。押し売りは一切なく、ずっと笑顔で良さを語ってくれる店主にも癒されます。ナビがおしゃべりを楽しんでいると、次々にリピーターが来店し、挨拶してからお気に入りをささっと買って帰っていくのも、お店の人気と信頼度の高さを物語っていきます。
現在の店主は3代目。1代目が日本統治時代に日本人から煎餅の作り方を学んだんだよ!と教えてくれました。袋に書かれた達筆な文字は2代目のもの。親から子へ、子から孫へと、日本のお煎餅を台湾流にアレンジしながら大切に守っているお煎餅を是非おみやげに♪

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2019-12-16

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供