工芸・建築・音楽・演劇…台湾の伝統芸術に触れられる!古き良き台湾文化が詰まったテーマパークへようこそ!
こんにちは、台北ナビです。
伝統的なもの、芸術的なものと深い間柄にある宜蘭。この地は、台湾歌仔戯の発祥地として知られ、演劇博物館「台湾戯劇館」があったり、ワラ細工の鑑賞・製作体験ができる「珍珠稲芸術村」があったりと、なかなか興味深い土地です。国立伝統芸能センターは、日本の明治村をモデルにしたという広い園内には各地から移築した伝統的な建物を配し、その中では伝統技能を持つ職人が古くより伝わる文化を披露しています。
京劇・布袋劇といった台湾伝統芸能は日本人観光客の間でも大人気。一度は見てみたいモノのひとつではないでしょうか?今日はそんな古来より伝わる芸能だけでなく、台湾の伝統的な芸術に見て・触れて・楽しめる「国立伝統芸能センター」をご紹介。台湾らしさを身近に感じて、もっと台湾が好きになっちゃう、そんな場所なんです。
メイン通り「民藝街坊」
いろんなお店が並んでいて、試食できたりお土産を買ったり、台北でおなじみの店も発見しました。
建物も見ながら、歩いてみましょう
その昔、子供たちは捏麺人を作る屋台で店の主人が話す物語を聞きながら、その手から物語の人物が作り出されるのをじっと見ていました。出来上がった人形は黒砂糖シロップにつけていただきます。 今ではお菓子というより、芸術品の域に入った捏麺人。以下の記事にもにも有名なお店がありますよ。
映画の世界へ入り込んだみたい
雑貨屋さん
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仁丹なので、薬屋かと思ったら銀細工の店
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ナビでも紹介しているやはり鶯歌発祥の陶器の店、永康街にもあります
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こちらは藍染が有名な苗栗の卓也小屋
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鑑賞する伝統芸術
通りを抜けると、まず目につくのが「文昌祠」。ベンチではひと休みする人の姿もあって、さながら本物の廟のよう。ここでは、週末を中心に催し物が開かれていて、京劇、歌仔戯、偶戯などの公演があるそうです。
他にも「工藝傳習所」では様々は専門家を招き、その道のプロから製作の手ほどきを受けることができます。また、手作り体験教室も開かれていて、気軽に参加することができます。モザイク作りや染物・楽器製作・陶芸などのレッスンもあって、時間に余裕があったらぜひどうぞ。材料費は実費です。
季節ごとにテーマが変わる「展示館」は、メイン通りに入る左側にあります。ここでは、竹細工や木製品、紙細工など、季節ごとの展示があります。お隣には「戯劇館」「曲芸館」。戯劇館では400余りある客席で本格的な芝居が見物できます。また、図書館も付設。伝統芸術関係の書籍・VTRといった資料が豊富です。
食べて買って、さらに満喫の伝統芸術
お腹が空いたら「傳統小吃坊」へ。ここでは小籠包や麺などのほか、宜蘭名産の台湾小吃店が数店舗並んでいます。こぢんまりとしたフードコートになっていて、2階にも席がたくさんあります。
池を眺めながら、お食事タイム~♪
そして、宜蘭に来たら、葱餅でしょ!
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セットメニューにしました!
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フワフワ、サクサク、いい香りの葱餅
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そして!葱を練りこんだ水餃子です
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お土産には迷います
セブンイレブンもありました
おみやげも大事なお楽しみ!さっき歩いてきたメイン通りの古い街並がノスタルジックな「民藝街坊」の両脇には、ところ狭しと伝統工芸品や衣類・茶器・食べ物を売る店やセンスのよい物もたくさん並んでいます。 が、ナビお買い上げは、フードコート近くで試食させていただいたビーフジャーキー。レモン味やガーリック味とどれもおいしかったです。
広い園内、ゆっくり催し物を見学したり、体験教室に参加したりすれば、半日くらいはかかりそう!ですが、平均的な見学時間は2時間半ほど。狙いを定めて行くとよさそうです。それから、催し物の多い時間帯は10~12時と14~16時。それに合わせていくのがベストです。
また、園内にはリゾート型ホテル「福泰冬山厝」もあるので、ドップリと台湾伝統芸術の世界に浸り人にはおすすめです。
以上、台北ナビでした。
■福泰冬山厝
宜蘭県五結郷五濱路二段201号 (03)960-2121