桃園市 (大園区近く) に位置するノボテル 台北 タオユエン インターナショナル エアポート (台北諸富特華航桃園機場飯店)は、竹囲漁港、華泰名品城から 10 km 圏内にあります。 この 4.5 つ星のホテルの 50 km 圏内には、桃園国際棒球場や中レキ夜市があります。
こんにちは、台北ナビです。
桃園国際空港にもう着くか着かないか、という時に突如見えてくるホテル、それが「ノボテル タイペイ」です。2009年11月に正式オープンし、ナビもずっと前から気になっていたホテルですが、取材後ますます“泊まりたい度”がUPしてしまう♪ そんなホテルでした!
「NOVOTEL」
オーナーのChristophe Pairaud氏
「NOVOTEL」はフランスのホテルグループ。今では世界中に400以上もの「NOVOTEL HOTELS」が拡大中です。今回初めて台湾に登場したわけですが、こちらの「ノボテル タイペイ」は台湾の航空会社「チャイナエアライン」の出資。なので、すぐ目の前には「チャイナエアライン」のオフィスがあるんですよ。また、「NOVOTEL」は世界の「ACCOR’S」グループなので、宿泊の際ポイントを貯めることもできちゃうんです。
ロビーを入ると開放感が圧巻!秘密は12mというその高さでした。スペースを余すことなく利用し、チェアなどもゆったりと配置されています。その置かれているものすべてがオシャレ!「さすがフランスのホテルグループ!」といったところでしょうか。キッチリとしたソファが置かれているのではなく、ひとつひとつ異なるデザインのチェアが。どれも曲線が多く、丸っこいデザインであたたかみがあります。座っているとホテルのロビーではなく、ヨーロッパのモダンなおうちのリビングで休んでいるような気分になるかも…
ロビー全体のテーマは、「健康的で自然である」こと。ガラスが大きく多用されており、太陽光がたっぷり差し込みます。また、お隣には「航空科学館」があり、その敷地に緑があるため窓からの景色も楽しめます。こちらは入館無料なので、宿泊の際覗いてみるのもいいかもしれません。
このひときわ目立つ頭上のオブジェですが、ホテルを代表する芸術品で、ドイツの芸術家がデザインし、日本で作られ空輸されてきたもの。すごく高価なんですよ…アルミでできており、そのテーマは「飛行」。空港そばのこのホテルにピッタリの作品だと思いました。また、ここには空港にちなんだサービスがいっぱい!フロント脇には電子案内表があり、空港までのシャトルバス案内が。朝6時~23時くらいまで30分おきにあります。
そのほか、台鉄「桃園」駅や高鉄「桃園」駅への路線も。VIPサービスデスクの後ろの案内表では飛行機の運航状況がリアルタイムで確認できます。世界中の天気もチェック可能!これらはすべて電子案内表となっています。ロビーエリアには、24時間サービスのパソコンスペースやビジネスセンター(有料)も。そのところどころに置かれているもの、どれもとにかくセンスがイイ!ロビーでひとしきり過ごしたい気分になりますよ。
客室は全部で360室と多いのに、空港の近くということで高さ制限があり、こちらの建物は9階建て。その分横に長いので、両脇に3台ずつ全部で6台のエレベーターが設置されています。また、エレベーターのドアが開くたびにある楽しみ!それは…各階ごとにエレベーターホールの壁の色やチェアの色が違うんです。色使いがキレイでポップ!元気がもらえそうな感じさえします。部屋タイプは至ってシンプル。3~8階はすべてスタンダードタイプ。最上階の9階がプレミアムフロアになっていて、このフロアはアメニティが充実すると同時に、プレミアムラウンジの利用が可能になります。9階のお部屋は、スタンダードタイプとスイートの部屋が。いずれの部屋タイプもツインとダブル、2種類のベッドタイプがあります。また、内装のカラーは全体的にグレーベージュが用いられ、アクセントに赤を使っているのがモダン、それでいて落ち着きます。壁に掛けられた絵やカーテンも素敵でナビ好み♪
館内はすべて無線ADSL対応。コンセントのプラグもどの電圧、どの形状にも対応するスグレモノ。テレビは日本語チャンネルも豊富です。ベッド脇のライトも位置の調節が可能だったりと、見た目だけでなく、機能性も考えられています。ベッドルームとバスルームの仕切りがガラスでちょっとビックリしますが、ご安心を…ボタンひとつでくもりガラスに変身するんです。
また、お部屋の向きにより景観が異なり、部屋番号が単数の場合は、チャイナエアラインのオフィス側、偶数が空港側になります。…絶対「偶数」がオススメでしょー!
★Standard Double/ Twin(スタンダードダブル/ツイン)
アメニティ
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ツインのお部屋にはバスタブがあります!
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★Suite Room(スイートルーム)
スタンダードの約2倍の広さ。ベッドスペースとの間に引き戸があり、完全に仕切ることも可能。窓が壁全面に大きくとられています。滑走路から飛び立つ飛行機をいくらだって眺めていられそう…また、大きなテレビが2台も。DVDデッキもあるので、自分のお気に入りDVDを持ち込むのもいいですね。バスルームも広々!バスルーム脇にはウォークインタイプのクローゼットがあり、玄関からと両側から出入りできるようになっています。トイレはバスルーム以外にも玄関脇にもうひとつ。
見てください、この眺め!
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クローゼットからバスルームへ
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9階プレミアムフロアのアメニティ
バスルームのアメニティはこーんなに充実!すべて「ノボテル」のオリジナルで、環境問題にも強い意識を持っており、シャンプーや乳液のケースなどもすべて自然に返るものを使用してるんですって。ボディスクラブや爪みがき、ヘチマのスポンジなどもありましたよ。また冷蔵庫の中には、炭酸飲料やジュース、お菓子などそれはそれはたくさん入っているのですが、驚くことに宿泊1日目はこれらがすべて無料!なんです。これはウレシイ♪
エスプレッソマシーンもあります
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冷蔵庫の中身にビックリ!
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ここは9階のプレミアムフロア宿泊客なら自由に利用することができるラウンジ。6:00~22:00の営業で、チェックイン・アウトもこちらで。朝食会場もここになります。朝食時間外も軽食やドリンクを自由に利用可能。パソコンや新聞、雑誌もあります。何がイイって…その景色~!最高!滑走路側を向いているので、飛行機の離着陸が大画面で見ているがごとく見えるんです!また左側には海があるので、天気が良ければそっちも見えちゃう。こんなの、いくらでもココにいれそうじゃないですか!?
耳寄りなことに…プレミアムフロアの宿泊客でなくても、ドリンク代を支払う形で利用することができるんでーす。コーヒー一杯150元~。これは要CHECK♪また、元キャビンアテンダントのスタッフの女性がいたりと、ここで飛行機内の気分も味わえちゃう?
レストラン
The SQUARE「品坊」
スタンダード宿泊客の朝食会場はこちら。入口に「Deli」としてカフェスペースがあり、こちらはなんと24時間営業。フランス仕込みというパンやドルチェ、ワインが並びます。朝食は平日6:00~10:00、週末は10:30までで、飛行機の時間などで時間外の場合は、事前に申し出ればお弁当を用意してくれるんですって。奥までスペースも大きくて、内装デザインもポップ。多くの生花が飾られ、ここでならすがすがしい朝を迎えられそう。朝食はウェスタンメニューが豊富、次いで中華メニュー。その場で作ってくれるオムレツも中のチーズがトローリでなかなかでした!
THE WEI「味坊」
台湾で最初に、または最後に食べる中華はこちらでどうぞ!敏腕中華チェフが腕を振るう上海・四川料理レストランです。
LOBBY BAR
シックな雰囲気のバー。バーは夜に行くものですが、大きな窓からの景色がいいので、昼間から一杯もいいな、なんて思っちゃいました。
2階には、プール、ジム、SPA、美容院が。プールは室内で温水なので1年中OK!ジャグジーもありました。空間もカワイイので、水着持参して利用したほうが絶対カシコイ。また、台北一の広さを誇る!?ジムは最新機器がズラリ。しかも24時間利用可能。イケメンのインストラクターJamesが手とり足とり教えてくれるかも。
1階フロント右奥は宴会場のスペースになっていて、大小合わせ8室も。会議や披露宴、パーティで使うことができます。
ほんとに魅力満載で困っちゃうくらいのホテルでした…ナビは台北在住ですが、なんとか機会を見つけてゆっくりと滞在してみたいものです。ナビなら、台北を離れる前日に泊まって、昼間はプールやSPAでまったりと過ごし、「味坊」でおいしい中華を食べお腹が膨らんだら、ラウンジで飛行機を見ながらグラスを傾け、またまたまったり…ほら、理想のプランが出来上がっちゃいました!動き回るのが好きなナビでも、ホテルで1日過ごしてももったいないと思わせない、そんなホテルに出会っちゃいました~。
以上、台北ナビでした。