林森北路に日本人向けの新しいホテルできました!異空間のような、その居心地のよさがGOOD
こんにちは、台北ナビです。
みなさんは「林森北路」って聞いたことありますか?「林森北路」とは台北屈指の歓楽街を指す、通りの名前なんです。ナビプラザのすぐ西側がその通り。ここを通れば日本語が聞こえてくると言っていいほど、日本人向けの飲みやさんが多く、日本人駐在員の方もよく訪れる場所として有名です。そのエリアにある「MAI HOTEL」におじゃましてきました。
“歓楽街”というと「治安は大丈夫なの?」「セキュリティは?」と心配になるのは女性なら当然。ナビもそのうちのひとりでした。その点、ここ「MAI HOTEL」は、入口の右側がカウンターになっていて、常にスタッフさんが待機しているので目配りはカンペキ。また、外観や入口が清潔で明るい雰囲気なので、とても入りやすい印象。オーナーの陳正卿さんが好きだという百人一首、紀貫之「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」から引用した一部分が外壁やドアにデザインされています。なんとも林森北路に突如現れた異空間のようです。
また、MRT「中山」駅からもすぐのこのエリアは、たくさんのホテルもあり、観光客には何をするにも便利!マッサージ店からレストラン、買い物まですべて徒歩圏内でできてしまうんです。さらに、ここ「MAI HOTEL」の目の前には台湾料理の老舗「青葉」が!日本人好みの味が楽しめる、ぜひオススメしたいお店。ここは林森北路エリアとはいえ、別名「六条通り」にあり、この辺は飲みやさんも少なく、比較的観光客も訪れやすい通りとなっているので安心です。
洪易氏の「切絵鳥」
ところで、どうして「舞衣新宿」というホテル名が付いているんでしょう?どこまでも日本っぽいですよね…「舞衣」とは中国語の読みが「ウーイー」。「51」の読みと同じになるんです。「51」とは、このホテルにちなんだ数字。部屋数も51部屋だし、このホテルの旅行業の登録番号も下2ケタが51番。また、「新宿」の方は、「新しい宿」という意味から付けたんだとか。オーナーには日本人のお友達もたくさんいらっしゃり、その方たちのアドバイスで、わざと日本語っぽい感じにしてインパクトを与えるっていうのもあったみたいですよ。
入口を入ると白く輝くシンプルなロビーエリア。そこに、オーナーこだわりの置物がいくつか置かれていました。オーナーが自らの足で気に入ったものを探してきたんです。ひときわ目を引く鳥は、
洪易氏のもの。よく見ると、大仏や文字が描かれ、とってもモダンな感じ。後ろも絵柄が違うので、鏡に映った後姿をじっくり眺めてみては…
この透明の衣装棚カワイイでしょ~
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無音でミニサイズの冷蔵庫
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全室バスタブとウォシュレット付きは日本人にはウレシイところ。また、こだわりの洗面台は、なだらかな曲線がスタイリッシュ。アメニティもすべてホテルのオリジナルロゴ入りで内容も豊富。ひげそりにはクリーム付き、女性用セットがあれば手ぶらできてもOKかも…
お部屋を見ていて、シンプルで現代的な印象を受けると同時に、なんだか似つかわしくないイスが目に飛び込んできます。伺ってみると「モダンだけでなく、伝統の中国文化のテイストも残したい」ということで、あえて木製の調度品のイスを置いているそう。これだけで、ずいぶんあたたかみを感じるのはナビだけでしょうか…
いちばんスタンダードなダブルベッド1台のお部屋。こちらのお部屋は窓がなく、バスルームもバスタブなしのシャワーのみになります。
こちらはシングル2台のタイプ。部屋の向きの関係で採光たっぷりの明るいお部屋でした。昼間なら灯りもいらなそう。こちらのタイプは、唯一ユニットバススタイルの浴室になります。
1階奥に朝食会場となるレストランがありました。朝食は7:00~10:00。ビュッフェスタイルのセルフサービスです。また、レストラン内の本棚には読売新聞が!そのほか、ナビマガを始め日本語台湾情報誌も揃います。
このレストランのさらに奥に、ちょっとしたビジネススペースがありました。パソコンが2台とコピー機を利用することができます。