まず見ておきたいのが、「二崁陳家古厝」です。この地に暮らしていた陳嶺&陳邦兄弟が海を渡り台湾本島へ出稼ぎに行き、財を成して帰郷後建てたと言われる家がココ。閩洋折衷(閩南式×西洋式)建築であり、この地で採取された澎湖咾咕石(サンゴ岩)と玄武岩を使用しているのが特徴的です。県指定の3級古跡で見学もできるのだとか。あっ、大行列~!
……と思いきや、ムムム、どういうこと!?
道が完全にふさがれています。これは……コロナ禍で休館中か?前に並んでいた(と思われた)人たちもあっさり引き返していきました。ナビも深入りは無用。とりあえず写真だけ撮って次へと急ぎましょう。でもよ~く考えたら、これって単なる地元キッズがお遊び中だったってこと???
周囲を海に囲まれた澎湖は、とりわけ冬には季節風に見舞われます。そのため、建物は全体的に低いのが特徴的です。それだけでも台湾本土とはガラッと異なる雰囲気です。
100年を越える歴史ある集落ですが、今ではすっかり観光地化されてツーリスト向けのお店もいっぱい。ここは海産物を売るお店~!何かいいお土産はあるかな?
冷房で冷えた店内を期待していましたが、風が吹き抜ける島っぽいスタイルの店でした……。でもこれが正解!昔ながらの山盛り氷に体もすぐにクールダウン。仙草ゼリーや芋圓などのトッピングがいっぱいです。これぞ台湾かき氷! |
ところどころオブジェ的なものが置かれているのが目に付きます。それぞれに意味があり、例えばカボチャ。別名「金瓜」と言い、お金を掴むという意味の「金抓」と同韻であることから金運に恵まれる象徴なんだとか。また種がいっぱいあることから、子宝に恵まれるという意味合いもあるそうですよ。とにかく縁起がいいんです!ほかにも、魚・鷹・時計・甕……縁起担ぎのアイコンがた~くさん!探してみてください。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-10-19
【日本猫の日×台湾猫スポット】台湾の離島・澎湖(ポンフー)諸島の人気観光スポット「二崁傳統聚落」&「通梁古榕」で猫に出逢った~!
2月22日は日本の猫の日!ということで、島といえば猫!?ポンフーの島にゃんこをご紹介します♡
澎湖の伝統的な家屋が保存されている村で、澎湖の暮らしの知恵を感じよう!