スペシャル記事

【台湾茶】紅茶なの？ウーロン茶なの？紅烏龍茶ってなあに？

松山文創園区で出逢った「紅烏龍合作社」で味わう紅烏龍茶のいろいろ！キュートな茶器も見逃せません♡

松山文創園区をぶらぶらお散歩。ここに来たら必ずチェックする場所の1つが「松菸風格店家」です。台湾のさまざまなクリエイティブ・グッズが並ぶお店だから、毎回新たな発見があるんです～。

そんな「松菸風格店家」で、今回ナビが目にしたのはこちら。かわいい鹿のイラストが描かれた茶器ぃーーー！ガバっと口の大きな茶壺(急須)は洗いやすそうだし、ビックサイズの茶杯(湯呑み)は中国茶にしては珍しいでしょう？ひとめぼれ～♡


ほかにもいろんなカワイイがいっぱ～いっ！窓際にはいくつかテーブルも置かれているし、カフェなのかしら？とウロウロしていたら、「試飲いかがですか？」と小さなコップを手渡されました。


遠慮なくいただくと、ものすごーーーくおいしい♪これは紅烏龍茶というお茶なんですって。見た目は紅茶みたいですが、名前はウーロン!?いったい紅烏龍茶って何⁇

紅烏龍とは台東・鹿野の低～中海抜にある茶畑で栽培されたウーロン茶の一種。比較的新しく近年流通し始めたお茶なんです。

通常半発酵であるウーロン茶に対し、紅烏龍茶は紅茶と同じ完全発酵。だから紅茶に近い濃い琥珀色をしています。飲んでみると、紅茶のようなウーロン茶のような香りと風味が感じられ、不思議なおいしさに心が奪われてしまいます。

すると、「時間があったらぜひゆっくり他のも試してみて」とお誘いが。そして窓辺にあったテーブルに案内されました。カフェではなくてお茶屋さんの試飲カウンターと同じ仕組みみたい。

席に着くと、試飲用ですか!?というくらい並々と注がれた茶器が登場しました。

ほんのりと甘い蜜の味がするスッキリとした「日中」、独特な木々や花のような香りがする「曜日」、そして初めにいただいたのが、焙煎の旨味が幾重にも広がる「晨曦」。どれも紅烏龍茶ですが、少しずつ異なる個性があります。


ナビが気に入ったのは、紅茶のようなウーロン茶のような紅烏龍茶らしさを最も感じた「晨曦」。台東の鹿野だけで産出されている貴重なお茶だけにお値段も少々張りますが、小さいサイズなら手が届くー！クッキー缶を手のひらサイズにしたようなかわいさもいいでしょう？

「お茶請けにどうぞ」と出してくれた茶菓子類。食べるのがめんどくさくて、久しく食べてなかったかぼちゃの種もおいしい♪紅烏龍の茶葉を感じられる蛋捲(エッグロール)もいい感じ！


やっぱりこういった台湾のお茶請けは台湾のお茶との相性が抜群ですね。台湾茶×台湾小點心の魅力再発見です。もちろん、お菓子類も気に入ったら購入できますよ！


「紅烏龍合作社」は台東・鹿野で茶産業に携わる若手が集まって結成された共同組合なんだとか。だからお茶屋さんでありながら、紅烏龍茶をPRする役目も担っているのか、ちょっとした紅烏龍茶博物館のようなギャラリーのような……。産地直送の紅烏龍茶を身近に体験してみることができる空間でした。

まずは紅烏龍茶を知るために、「紅烏龍合作社」で試飲から始めてみませんか？気軽に1杯、お試しさせてもらえますよ！

紅烏龍合作社(松菸風格店家 A5)
台北市光復南路133號(松山文創園区・東向製菸工廠「松菸風格店家内」)
0907-818255
10:00～18:00
https://imaginetaitung.com.tw/redoolongtea-flagship/
www.facebook.com/redoolong2008/

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日：2022-06-16