「『崎陽軒』が台北駅に出店するってよ!」とニュースが流れてから、今日の記者会見をとにかく楽しみにしていたナビ。というのも……台湾限定デザインの「ひょうちゃん醬油さし」が全種類拝めるとあったからなんです!!
じゃ、じゃ~~~ん!これが台湾限定デザインの7種類。どれもこれもかわいいなぁ……。これを集めるために通いつめちゃいそう……♡
この台湾限定デザインの「ひょうちゃん醬油さし」は「昔ながらのシウマイ20入り360元」に入っています!と、うっかり「ひょうちゃん醤油さし」のことばっかり書いてしまいましたが、台湾限定はこれだけではありません!
漢字で書く焼売ではなく、崎陽軒さんの「シウマイ」は冷めてもおいしいことが最大の売りですが、台湾では冷めたお弁当を食べる習慣があまりありません。そのため、海外1号店の台北駅店ではほかほかの「台湾版シウマイ弁当175元」が購入できるのです!つまり……温かいシウマイ弁当が買えるのは、現在台湾だけなんです!!もちろん温かいシウマイ弁当ですが、冷めてもおいしく食べられるように工夫されています。
関西人ナビは人生初「崎陽軒」!ご飯がよく進む味付けでパクパク食べちゃいました。そして……白米がつややかでもっちりしていておいしい!!感動♡お弁当の半分くらいが白米なのも、台湾に住む日本人的にはポイント高いです!ちなみにお米は台湾東部の池上産ですよ~
記者会見では台湾の粟飯原總經理が台湾で開業する際の苦労した点を教えてくれました。化学調味料や保存料を一切使わず、ジューシーな豚肉、北海道オホーツク海産のホタテ貝柱などの食材にこだわり、シウマイ弁当販売以来守り続けてきたレシピを変えないことが崎陽軒のおいしさの秘密なのですが、そのレシピで作っても台湾では味を再現するのがなかなか難しかったそう
一番大変だったのはこだわり食材の中でも最も力をいれている豚肉とホタテ貝柱の調達。豚肉といっても台湾産と日本産では味が異なるので、台湾産の豚肉を使用してオリジナルの味に近づけるのが一番大変だったとか。ホタテ貝柱は北海道産のものを台湾で手に入れるルートを確保できたそうですよ!
台北駅店では焼焼売(4個セット)80元も販売しています。テイクアウト専門店で焼焼売が食べられるのはここだけなんです。作り方もユニークで、なんとたこ焼き器で蒸したシウマイを焼いていました。この焼焼売とシウマイを同時に楽しみたい方は「おにぎりシウマイ弁当195元」がオススメ!
予想外にナビが最も興奮したのが……「釜揚げわらび餅110元」。少し試食させてもらいましたが、本わらびを使用しているからか、なめらかで柔らかいんです。市販のわらび餅粉を使って自分で作るのとは物が違いました!パックに入った「わらび餅 きな粉150元」も売られています。抹茶味150元は台湾限定、桜味160元は日本だと季節限定なのに、台湾だと夏の今でも食べられますよ~!
日本と同じものを再現したいという思いから、日本から調味料などを輸入する関係で、割高になっています。ナビ、ちょっと心配していたんです。「食」と「値段」に厳しい台湾の人々に受け入れられるか……。そして、台湾人は焼売とご飯を一緒に食べる習慣はないので、大丈夫なのだろうか……と。しかし、いらぬ心配だったよう。記者会見後には見る見るうちに行列!横浜のシウマイ文化を台湾の人々に広めたい、そしてそれが横浜観光の助けになればうれしいという粟飯原總經理の熱い思いが、台湾の人々に伝わっているよう!
ナビは700元以上使ったという台湾マダムに話を聞いてみました。日本で食べてみて、シウマイがお弁当のおかずとしてもおいしく、シウマイ弁当に魅了されたといい、台湾でも食べられるならと北投から買いにきたのよ~!と嬉しそうに語ってくれました。台湾で食べられる「焼売」は皮が厚く噛み応えがあるけれど、「シウマイ」は皮が薄くて柔らかいのが大きな違いかなというのも教えてもらえました!
在台日本人はすぐ買いに行くべし~ですし、コロナが収束して台湾旅行へ来られる方々には、台湾限定デザインの「ひょうちゃん醬油さし」を是非台湾みやげにされることをおすすめします♡
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2020-08-07
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