下駄工芸師の何榮朝さん。夢は下駄博物館を開くことです。
「時代の変遷にともない、新しいものを作り出すということが重要なものになっていく。だけれど原料の質を落とし、購買者を騙すようなことは絶対にあってはならない。誠実な下駄作りを通して、購買者は健康に。そして下駄工芸は永久的に継承され続けていくのだ。」と何さんは力強く語ります。
木材を切り分ける作業中の何氏。
ひとつずつ丁寧に組み立てていきます。
何氏が重要視すること、それは快適性です。国家検定認定を受けているだけでなく、どの下駄も人体工学に基づいて作られています。例えば下駄の幅は広く作られ、つま先が自然に伸ばせるようになっています。一般のバックル部分はゴムや牛皮が使われていますが、何氏が作るものは弾性に優れた柔らかい素材を使用。そうすることで、どの下駄も履きやすく、靴擦れしないのです。
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記事登録日:2017-10-06
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