「WEAVISM織本主義」。ステージは防護服に身を包んだ状態から始まります。正に今のCOVID-19の世の中を象徴していました。サイレンと共にモデルたちが防護服を脱ぎ捨て、ショーが進行していきます
2021春夏のコレクションは、デジタル世界を融合させた「Anechoic Chamber
失溫層」がテーマ。WEAVISMはメンズが強いですが、中にユニセックスで着られるものもあり。メンズの小さめサイズを女子が着こなすと更にクールに映えます
中央右•白いTシャツの方はブランド創設者のTonyさん、左・黒いTシャツの方はデザイナーの張嘉仁さん。「WEAVISM織本主義」のウェアは異素材の組み合わせやディティールへのこだわりが強く、個性的にスタイリングしたい方に特におすすめ
会場で注目の的となっていたのが、左・大物司会者の黃子佼さん。女優であり奥様の孟耿如さんと共にWEAVISMの大ファンで、今年3月に婚姻届を出した際にも全身WEAVISMスタイルで出かけたようです。右・人気Youtuberで音楽プロデューサーなども兼ねる美麗本人さん。彼もWEAVISMのファンで、特にパンツのパターン(型)がすごく履きやすいとお気に入りのようです!
画像提供:WEAVISM織本主義
展示は、路地の奥をイメージしたインスタレーションになっていました。WEAVISMは、台湾の男性ラッパー黃右年YONIENさんや女性ラッパーのMizu98水水さんやZoeさんなどにも大人気です
「JUST IN XX」のデザイナー周裕穎さんの手掛ける「Luxxury Godbage」。インターナショナルブランドのNIKEやLevi’s認可のもと、「この世には廃棄物などない、どうやってそれをクリエイティブに落とし込むか」をコンセプトに、古着やリサイクルをリメイクで表現しています
画像提供:JUST IN XX
「Luxxury Godbage」のショーでは、黃子佼さんはモデルとして出演。司会ではあまり見せないクールな表情で颯爽と歩いていました
画像提供:JUST IN XX
どのデザインもフロントだけでなく、バックスタイルにもこだわりが♪
全モデルがランウェイを歩き終わった後、音楽が流れ続ける中、何が始まるかと思いきやまたモデル全員が登場し、今度は台の上に立ち始めました。ショーのスタッフが声がけをし、観客はじっくりと近寄ってデザインを見られる仕掛けに!!
立法委員の吳思瑤さんもモデルとして煌びやかで上品な着こなしで登壇していました
各モデルの足元には、どんな素材を使用してリメイクされたかの説明プレートを設置
ランウェイでモデルたちが行き交いデザインが流れて行くだけでなく、ショーのラストに実際に間近で見られるこのアイデアは、ファッション好きにはたまらなく意義のあるものだと思いました。今年も最先端をゆくお洒落ピープルたちが集まり、大いに盛り上がった台北FASHION WEEKでした!
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記事登録日:2020-10-14
と~っておきの機能性に優れたクールな服が満載!!