台北郊外、新北市泰山区の東西に走る明志路。台北行きのバスの数も多い主要道路で、ローカル市場の真向かいにあるのが「下泰山巖」
福建省安渓、永春などで仏法を説き、人々に慕われたとされる顕応祖師を祭っています。
ここから2キロ離れている場所に「頂泰山巖」という廟があるのですが、ここはそこから分祀された分廟なんだそう。
区民の方が熱心にお祈りする姿がありました。
このお寺の存在は知っていましたが、はじめてきちんと中に入りました。3階建てになっていることも行ってみてわかったことでした
3階のお堂の壁にも龍の彫刻
テラスのような場所も、9頭の龍で造られているのだとか。目つきも鋭いので魔除けにもなりそうです
ナビが壁の彫刻に見とれていると、さっきまで横で神様に向かって手を合わせていたおばさんが「下にも龍の柱があるわよ!」と、話しかけてきました
タイルと花の装飾が見事なバランスでマッチしています
屋根の各庇は、カラフルな鳥が守っています
1階のお堂の前に行くと、おばさんが言っていた柱がありました〜
このお寺は、途中何回かの改装を経てはいますが、今から145年も前に建てられました。確かに赴きをとても感じるお寺でした!