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アクセス最高、年中無休!台東の地方創生を担う「東東市」は厳選地域ブランドで土地の魅力を発信しています

選りすぐりの台東土産がそろう「東東市」

選りすぐりの台東土産がそろう「東東市」

こんにちは、台北ナビです。

本日は台東の地域厳選よりすぐりのおみやげを集めたアンテナショップ「東東市」に行ってきました。台東と聞くとちょっと遠いなぁと思ってしまいがちかもしれませんが、飛行機に乗ればたったの1時間、海と山に囲まれ音楽とグルメが溢れる癒しの土地として、台湾国内旅行にとても人気の場所なんです!
写真提供:東東市 写真提供:東東市

写真提供:東東市

そしてこの「東東市」は台東市の中心、バスターミナルの真横にあって立地が最高、台東に遊びに来た人が必ず一度は訪れる場所にあるんです。それもそのはず「東東市」は1922年から実際に台湾鉄道台東駅として使われていた駅舎を2001年の駅移転による廃駅後にリノベーションしたもので、2022年8月にショウさんこと黄秀玲さんがこの「東東市」をオープンしたんだそうです。
バスターミナルの真横!バスの待ち時間調整にもってこい!

バスターミナルの真横!バスの待ち時間調整にもってこい!

監修を務めるショウさんは台東に惚れ込んで移住し今年で4年目。

台東の様々な地域を見て回るうちに「それぞれの品質や素材、生産者の純粋な熱意は素晴らしいのに、包装や宣伝がブラッシュアップされていないこと、そしてそれらの商品を消費者とつなぐプラットホームが構築されていないこと」に気づき、自分の役目はそこにあると一念発起してこの「東東市」を作ることにしたそうです。
ビジターセンターも併設されていて、イベント情報や市内バスの時刻表などを知ることができます!

ビジターセンターも併設されていて、イベント情報や市内バスの時刻表などを知ることができます!

「最初は知り合いをはじめとした20ブランドほどからスタートしたの」と長身のショウさんは笑顔で紹介してくれます。ちなみに現在は全てショウさんが自分で厳選した60ブランドの商品を置いているそうです。

ナビも「東東市」に足を踏み入れた瞬間、それぞれの商品がただ陳列されているだけでなくて、ただものではない光り輝くパワーを感じました。これはさっそくいろいろ聞いてみなければ!

ゆったりおしゃれ空間では休憩もできるんです!

生産者と消費者をつなぐプラットホームとしてスタートした「東東市」では常にお客さんの声に耳を傾けています。

お菓子やお土産品も箱売りだけでなくバラ売りもされており、ちょっとだけ食べてみたい時や、荷物に余裕がない時にもぴったり。一番の人気商品だという紅烏龍茶も「缶入りだとどうしてもお値段が張ってしまうので買いづらいとお客さんからの反応があったので、個別包装でも販売してみたら爆発的大ヒットになったのよ、本当においしいものを味わってほしいから」とショウさんが見せてくれました。
高い天井と清潔感のある白い壁の空間がおしゃれです

高い天井と清潔感のある白い壁の空間がおしゃれです

ちなみに入り口には毎日無料で誰でも試飲できるお茶が用意されていて本日はちょうどこの紅烏龍茶でした。

ナビもいただいてみましたが、しっかりと茶葉の香りがして芳醇、心まで豊かな気持ちになるお茶でした。
紅烏龍茶コーナー

紅烏龍茶コーナー

個別包装のお茶も!

個別包装のお茶も!

「試飲だけでなく、この個別包装ティーバッグのお茶を買っていただければ、無料でマグカップとお湯を提供しているのよ。ぜひゆっくりしていってね。」なるほど、旅の間にちょっと休憩したい時、この広い空間で行きかう人を眺めながら自分で選んだ茶葉でほっと一息、至れり尽くせり最高じゃないですか。
無料試飲コーナーがあります

無料試飲コーナーがあります

ほっと一息、休憩もできるので観光客だけでなくローカルも訪れる憩いの場となっています♪

ほっと一息、休憩もできるので観光客だけでなくローカルも訪れる憩いの場となっています♪

オススメその1:原住民の知恵が生かされた「野菜皇后」の石鹸

写真提供:東東市

写真提供:東東市

入り口すぐで見つけた「野菜皇后」というブランドの石鹸は、美容師をしていたアミ族の女性が、村に伝わる野草の効能などを研究し、エキスを抽出して作り上げた石鹸。頭皮用、洗顔用、身体用など目的別にバタフライピー、ウコン、ローゼルやレッドキヌア、酒粕など自然の植物や穀物を使用した色とりどりの石鹸が並んでいます。実は台東に暮らして10年のナビもこの2年「野菜皇后」の野草石鹸を一家で愛用しています。
自分で切ってみました!気持ちいい!

自分で切ってみました!気持ちいい!

1g3元。ナビはこれくらいで44gでした!

1g3元。ナビはこれくらいで44gでした!

洗顔用石鹸は洗った後も顔が潤って気持ちいいのですがナビの一押しは頭皮用!使用して数週間で髪の毛がしっかりしてきたような気がしました。特におすすめなのは男性用!まるで回し物のようですが違うんです、でも言いたい!頭皮に問題をお抱えの方はぜひ試してみていただきたいです。

そしてなんとこの石鹸はグラム売り!自分で好きなだけカットして購入することができるんです。ナビも頭皮用の石鹸を自分で切ってみました!自分でカットした石鹸はなんだか愛着が沸いてきます♪

オススメ2:台東ならではのフルーツリキュールでほろ酔い美人?

ひときわ明るいコーナーにきれいな瓶が並んでいるのをみつけちゃいました。なんと台東の果物を使用したリキュールだそうです。ボトルラベルもおしゃれで可愛い!梅、ローゼル、太陽(柑橘)、釈迦頭(アテモヤ)、アワのフレーバーに合わせた美人さんのラベルです。
きれいなボトルたち!家に並べてみたい……

きれいなボトルたち!家に並べてみたい……

お酒大好きなナビはついうっとりと眺めていると、またもショウさんが「瓶が重くて持って帰れない、という人には、このバーカウンターでちょっと飲んでいけるの。ちょっとでも台東を味わっていってほしいと思って」と教えてくれました。

てんびん座のナビは迷いに迷って、ショウさんのオススメの梅と台東名産のローゼルを選んでみました。梅は日本の梅酒に近い甘さと酸味がありつつもキレのある味。氷を入れてゆっくり楽しむのもいいかも。そして赤くて可愛い見た目のローゼルは見た目の通りすっきりさっぱり、美人になりそうな味がしました!アルコール度数はどれも11パーセント程度だそうです。ワイン感覚で楽しめますね。
グラスでも楽しめるなんて!<br>これは台東名産ローゼル。美しい……

グラスでも楽しめるなんて!
これは台東名産ローゼル。美しい……

ショウさんのオススメ、梅をいただいてみました!

ショウさんのオススメ、梅をいただいてみました!

オススメ3:「山野牧人小木偶」の可愛い木製人形

なんとも可愛らしい表情

なんとも可愛らしい表情

ここで目を引く木製の人形たちを見つけたのでお話を聞いてみると、これは「山野牧人小木偶」という工房が作っている作品たちなんだそう。

手に取ってみるとあたたかい木のぬくもりでなんだかピノキオのように話し出しそうな雰囲気。それぞれ違う表情の子たちを眺めているとまたもショウさんが説明してくれました。
木の椅子

木の椅子

「この工房はシングルマザーや更生施設から出てきたばかりの未成年の子など社会的に強くない立場の人たちに木工技術を教える職業訓練なの。

この木彫りの人形たちは訓練を終えた人達が最初に作る作品で、テーマは「自分」なのよ。「東東市」ではそれを支援する意味も兼ねて「山野牧人」の作品を置いているの。中には背中に入れ墨のある人形や、手足が欠けている人形、配色がバラバラな人形が入荷されることがあるのよ。

そのどれもがみんな違ってみんないい、個性だってことを私もこの人形を通して知ることができたのよ。そういった個性の強い子は人気商品ですぐに売れてしまうんだけどね」
山野牧人工房の様子<br>写真提供:東東市

山野牧人工房の様子
写真提供:東東市

ほぉぉぉ。そう聞くと手に取ったこの人形にさらに温度を感じるようです。お値段も手頃。旅の記念に連れて帰って、デスクの片隅においておけば眺めるたびに暖かい気持ちになれそうです。

そのほかにも店内にはたくさんの木製家具やオブジェがありました。旅行者にはちょっと難易度が高いかもしれませんがなんともお手頃価格。ぜひ目で見て楽しんでみてください!
鹿のオブジェ

鹿のオブジェ

なんでもこの目を引く入り口の鹿のオブジェは元々3頭、お父さん鹿、お母さん鹿、小鹿だったそう。とある方が「必ず残り2頭も迎えに来るからね」とお母さん鹿をまず連れて帰っていったので、現在お父さん鹿と小鹿はお母さん鹿の元へ行けるようお取り置き中なんだとか。早く一家団欒できるようになるといいですね。

皆様が「東東市」にいらした際、このお父さん鹿と小鹿がいるかいないか是非チェックしてみてくださいね!

気付けばあっという間に時間が過ぎている素敵空間

居心地のいい空間にそのどれもが魅力あふれる商品でナビも気づけば1時間ほど店内をうろうろしていたようです。

どれか一つに決めるのは難しいけれどナビは「山野牧人」の木製小皿をお土産に一つ買って帰ることにしました。デスク脇に置いてちょっとした小物をいれるのにぴったりです。
旧台東駅舎ということもあって裏の出口から外へ出ると、今では使われていない線路とホームも観葉植物が置かれたおしゃれ空間に大変身していて、これまたいい感じ。散策したり、写真を撮ったりしても楽しそうです。

以上、「東東市」の棚に並ぶエネルギー溢れる台東の精選商品に圧倒された台北ナビでした。

記事登録日:2023-03-27

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2023-03-27

スポット更新日:2023-03-27

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