ドック 様
「世界遺産」は・・・ユネスコとも世界遺産条約とも
無関係な立場に置かれた台湾の現状では無理な話。
阿里山鐵道の利用客が減少したのは、やはり阿里山公路が
開通してマイカーでも入山できるようになったからでしょう。
政府の「森林レジャー」推進政策の後押しもあって、公園
への入場者数自体は増加しているわけですから。
鐵道側も、1986年に玉山に昇る日の出を見る観日楼までの
新線・祝山線を建設するなどして、観光鉄道としての再生
の途を模索してきたようですが、本線の旅客数を回復する
までには至っていません。
やはり、上高地のようにマイカーの入園規制などで
鐵道利用の義務化を図る必要があるような気がします。
また、ダイヤもスケジュールが立てやすいように
組み替えが必要でしょう。
?往路の午前便をもっと遅くして台北から乗り継ぎ
可能に
?復路に午前便を運行して、奮起湖での途中下車
観光を可能に
民営化した方が、いろんな面で自由な経営ができる
ようにはなるでしょうが、台風の被害を受けやすく
維持費用がかかるなどの採算性の悪さからすると
林務局だからこそ運行を継続できている部分がある
わけであり、短絡的な民営化移行説にはちょっと疑問
・・・ドック様も、何か良いアイデアはありませんか。
あの素晴らしい鐵路をなんとかして残したいものです。
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