静心苑-療癒古蹟(松山療養所所長宿舍)

静心苑

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日本統治時代の台湾の姿を留める和洋折衷様式の建物が参観無料!新たな人気リノベスポットになりそうな予感……!

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「靜心苑」は「松山療養所」所長の官舎をリノベし、2020年にオープンしたスポットです。まずは「松山療養所」について学びましょう。「松山療養所」は1915年(大正4年)に台湾で最も早くに作られた結核療養所です。日本統治時代の30年間、7人ほどの方が所長を勤め上げましたが、詳しい資料はあまり残っていないようです。1945年(昭和20年)、国民党政府によって「台灣省立松山療養院」と改められ、2013年(平成25年)7月には「衛生福利部」へと昇格しました。

そんな「松山療養所」所長の住む官舎が作られたのは1935年(昭和10年)だと考えられています。当時流行していた和洋折衷様式の建築で、伝統的な木造です。雨水を防ぐ目的の「下見板張り(よろい張り)」、室内に直射日光や冷気を遮ってくれる役割がある縁側と廊下を設ける「L字型の間取り」「玄関ポーチ」「二重梁」「建材」など、建築物の面から見ても文化資産価値が高いと言われています。その中でも傘型になっている天井と玄関先両側にある柱は、あまり見られず、とても貴重なものなので、必ず見てみてくださいね。建築に疎いナビがなぜこんなにも雄弁に語れるのかというと、ガイドサービスを利用したから。予約をすれば日本語でガイドも無料で行ってくれますので、利用してみてください。

建物内の見学を無料で開放している「静心苑」。入苑する際には靴を脱ぐので靴下を履いて向かうことをお忘れなく!また、無料で参観できますが、苑内ではレストランやカフェのように利用することも可能です。個人的にはここでゆっくりと時間を過ごすことをおすすめします。時間がないという方はぜひこちらで販売しているせっけんやお茶などを購入し、運営の協力を!というのも、ここは政府ではなく、民間が運営しているから。

一部改築されているとはいえ、これほどまでに当時の姿を留めている建物は少ないそうです。MRT「昆陽」駅から看板に沿って歩いて約3分で到着する「静心苑」。あまりなじみのないエリアですが、「静心苑」にたどり着くまでに、下町の雰囲気がただよい、台湾の新型コロナウイルスの要ともいうべき「衛生福利部」の建物も見られます。台湾の人々が暮らす様子を感じながら、「静心苑」までの道中も楽しめますよ!

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2020-12-08

スポット更新日:2021-07-24

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