澎湖の種苗生産を一手に引き受ける「澎湖水産種苗繁殖場」。1969年「澎湖縣藻類種苗培育中心」の名前で、主に海苔養殖に特化していました。1988年正式に「澎湖縣水産種苗繁殖場」と名前を変え、「育苗室」「種魚池」「貝類池」「藻類池」「紫菜培苗室」「箱網」などを設置し、ほぼ現在の形になりました。その後もどんどん規模を広げ、澎湖全体の魚介類の養殖を一手に引き受けるようになったのです。
2013年にはもっと多くの方に養殖の様子を知ってもらおうと、見学の導線を確保し、無料で施設を開放しています。写真を豊富に使用したパネルは中国語がわからなくても、なんとなく内容が理解できるようになっています。水槽や種苗も展示されていますよ!ナビが興味深かったのは珊瑚の養殖を間近で見られたこと。台湾の子供たちは校外学習で、実際に自分の手で養殖を体験できるのだとか♪場合により、体験させてもらえることもあるので、興味のある方は連絡を取ってみてください。
また、澎湖でよく見られる変わった魚介類も水槽の中で元気に動き回っています。説明には何と日本語読みまで書いてありました。手が青色のカニ「遠海梭子蟹(タイワンガザミ)」の派手さにずいぶんと驚いたナビですが、その後調べてみると、日本では山形県以南の日本海でも見られると知り、ダブルでびっくり!3階には海が見られるデッキが用意されているので、ここで海を眺めながらぼぉ~とするのも良さそうです。
基本情報
住所 | 澎湖県馬公市嵵裡里66-6号 |
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住所(中国語) | 澎湖縣馬公市嵵裡里66-6號 |
電話番号 | (06)995-1065 |
ファックス | (06)995-0530 |
営業時間 | 予約入場:9:00~10:20、14:00~15:20(団体のみ) 自由入場:10:30~11:50、15:30~16:50 |
休業日 | 土・日曜日(木曜日はメンテナンスのため見学不可) |
日本語 | 不可 |
料金 | 入場無料 |
ホームページ | http://www.phmlps.gov.tw/ch/index.jsp (中国語) |
行き方 | 馬公港から車またはスクーターで約30分。 |
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スポット登録日:2024-02-21