大菓葉玄武岩(澎湖)

大菓葉柱狀玄武岩

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澎湖の象徴のひとつである「柱状玄武岩」が目の前に!!

こんにちは、台北ナビです。

澎湖に来たら間近で見てみたい「柱状玄武岩」。澎湖本島から船に乗って離島に行かなければ見られないと言われていましが、ここ数年注目されだした「大菓葉柱状玄武岩」は、船に乗らなくとも、壮大で独特な景観が楽しむことができます。

知る人ぞ知るスポットから人気観光地へ

元々「黒岩」と呼ばれていたそうですが、日本人が「玄武岩」という美しい名前をくれたよ!と澎湖人のガイドさんは嬉しそうに語ってくださいました

元々「黒岩」と呼ばれていたそうですが、日本人が「玄武岩」という美しい名前をくれたよ!と澎湖人のガイドさんは嬉しそうに語ってくださいました

ここ数年で急に人気の出てきた「大菓葉玄武岩」。馬公から簡単にアクセスできる点、柱状玄武岩の目の前まで近づけることが受けています。つい最近見つかったのかとばかり思っていましたが、実は日本統治時代に偶然見つかったのでした。今でこそ馬公から西嶼へはスクーターや車に乗ればたどり着きますが、昔は船での移動。西嶼~馬公間の海上交通を結ぶため、大菓葉海岸に埠頭建設を計画しました。工事中、偶然掘り当てたのがこの「大菓葉玄武岩」だったのです。千年もの前の柱状玄武岩が目の前に現れたなんて奇跡のようですね!

澎湖跨海大橋が完成する前までは、この埠頭のおかげで栄えていた町も、橋完成後寂れてしまい、このスポットを知る人はほとんどいませんでした。しかし、最近になってネットで紹介された後、大人気に。現在では駐車場も整備され、必ず訪れたい観光スポットとなっています。
駐車場前には堂々と「大菓葉」の文字が!

駐車場前には堂々と「大菓葉」の文字が!

ちょっと遠くに感じますが…

ちょっと遠くに感じますが…

5分とかからずにこちらへ到着できちゃいます!

5分とかからずにこちらへ到着できちゃいます!

こんなに簡単に柱状玄武岩の近くへ行けるなんて…

こんなに簡単に柱状玄武岩の近くへ行けるなんて…

今はひっそりとたたずむ昔の埠頭・・・。ナビはここから見るこの景色が大好きです 今はひっそりとたたずむ昔の埠頭・・・。ナビはここから見るこの景色が大好きです

今はひっそりとたたずむ昔の埠頭・・・。ナビはここから見るこの景色が大好きです

玄武岩の島

台湾三大火山群のひとつである澎湖は、花嶼を除いた島の岩質は全て玄武岩によって形成されています。その中でも澎湖の象徴のひとつと言われている「柱状玄武岩」は、溶岩が爆発後、海水に触れ急速に冷やされたためにつくられた六角状の玄武岩です。澎湖で最も有名な柱状玄武岩は「桶盤嶼」にありますが、船に乗って行かなくてはいけないため、観光客はなかなかお目にかかれませんでした。

柱状玄武岩を詳しく見てみましょう!

地質学にかなり疎いナビ。壮大だなぁということは感じましたが、どうすごいのか、どのように見たらいいのか、よくわかっていませんでした。看板もあるので、ナビと一緒にチェックすべきポイントを見てみましょう。
●チェックポイント1 「節理チェック」
柱のように見えるのは、縦(垂直)に生じた玄武岩柱状節理(割れ目)がとても発達しているためです。また、節理の伸びている方向から溶岩がほぼ水平に流れたこともわかるそうです。
また横(水平)の節理にもご注目を。下部は規則的に割れ目がついていますが、上に行けばいくほど不規則に、そして丸くなってきているのがわかりますね。
●チェックポイント2 「風化チェック」
上部は玄武岩が球状になっていたり、削れている場所も見かけます。これが風化の証拠なんだそうです。
じぃ~っくり見てくださいね! じぃ~っくり見てくださいね! じぃ~っくり見てくださいね!

じぃ~っくり見てくださいね!

柱状玄武岩の前にはちょっとした窪地があるため、雨が降った後に訪れると柱状玄武岩が水に写りきれいな写真を撮れるそうです!また、風がとても強いため、帽子を飛ばされないように注意してくださいね。

以上、台北ナビがお届けしました。

記事登録日:2015-07-29

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2015-07-29

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