人字山荘(高雄市)

芸術家夫妻が経営するユニーク民宿

一見すると台湾郊外の広い民家ですが、緑が茂る庭が目を引く民宿です

民宿の向かいにそびえる人字山

そもそもなぜこの民宿は「人字」というのでしょうか。実はその応えは民宿の真向かいにある人字山に由来します。ちょうど岩場が「人」の字に見えることからその名が付けられ、美濃のランドマークになっているんです。民宿の周りは水田が広がり、四季折々の表情が見られます。

人字山荘の最大のポイントは、民宿のいたるところに芸術作品があふれているということ。実はここを経営するオーナー夫妻は、どちらも芸術大学の卒業。元々は夏休みや冬休みの期間を利用して、児童や生徒たちに体験型キャンプを行っていたんだそう。

絵画だけでなくヒョウタンのランプ、ちぎり絵のキーホルダーなど、手作り感満載

宿泊客が残した寄せ書き。たくさんの思い出を見ているとこちらまでほっこりしてきます

興味深いのは、民宿を経営し出してからずっと続けられているのが宿泊客が思い思いのメッセージを残した思い出ファイル。15年以上前のものもしっかり残されていて、かつてのお客さんが自分の書いたメッセージを探しに再訪することもあるんだとか。

日本を含む海外からのお客さんも多く、リビングにかけられた世界地図には、世界各地から来たお客さんが、どこから来たのかシールが貼られていて、国際交流も盛んです。

感性を磨くアートが点在

天気がいい日は外でのんびりと日向ぼっこするのもあり

オーナーが得意の絵で書かれた美濃の観光案内図

大きな作業部屋があるので、家族一緒に芸術に触れ合えます

＜B101＞ロッジのようなぬくもりが感じる客室

＜B103＞広々とした4人部屋