オーナーの奥さんは日本人、珊瑚樹が美しい、のんびりできる民宿です
こんにちは、台北ナビです。
今回屏東の「好客民宿」巡りで、初日に泊まったのがここの民宿でした。2016年6月から始まった「珊瑚園」は、4000坪の土地に150坪の民宿を建て、8室の客室を設けています。「珊瑚園」と言う名前は、この敷地内は300株の珊瑚樹という名の樹木があるから。恒春半島固有の樹木で、毎年3月~9月には赤い実が成ります。
黄俊瑋さんと橘ありささんご夫婦 画像提供:珊瑚園
オーナーは黄俊瑋さんと日本人の奥様、橘ありささん。お2人とも20代の若いご夫婦ですが、最初に準備を始めたのは黄さんのお父様でした。植樹がお父さんの退職後の夢だったそうで、ご近所さんも農業に携わる人たちが多く、珊瑚樹はとても育てやすいというのもあったそうです。
屏東の恒春半島は年間平均気温が23度、夏場はほぼ毎日30度を超える台湾最南端の半島で、東北出身の奥様が慣れるかなあと心配している優しい黄さんでした。
大自然を堪能できます
自然にあふれるこの地は、5~11月には山ヤドカリが山から海へ降りてくる時期だそうで、手の平ほどの大きなヤドカリがみえることもよくあるそう。黄さんが自宅の植え込みで、ちょうど「宿」換えをしていたヤドカリの動画を見せてくれてびっくり。海にしかいないものかと思っていたので、それも驚きでしたが、「宿」換えスピ-ドの早いことったら!いい「宿」を見つけたら速攻住み換えるんですね。また、大きな黄色いカニもそこらへんをよく歩いているそうです。
部屋は広い!
予約時間は8:00~22:00。チェックインは15:00、チェックアウトは11:00。
2人部屋と4人部屋が1階と2階に全部で8室あります。部屋は広くて、テーブルセットもあり、ベランダからの景色もきれいです。バスルームも広く、アメニティには、HERMESを使用。ビーチサンダルは持って帰ってもいいとのことでした。
バスルーム
室内
瑚の部屋 雙人房(2人部屋)
朝食
朝ごはんは8:00~10:00の時間。宿泊のお客様が多い場合は台湾風、少ない日は洋風、連泊の場合は被らないように工夫しています。2種類ともに民宿で手作りしているパンまたは、パンケーキが付きます。ナビが行った日はちょうど奥様は日本に帰国中だったので直接お会いできませんでしたが、朝食は奥様の手作りで、朝食もここの民宿の売りなんだそう。というわけで、後日朝食の画像を送っていただきました。
台湾風(日によってメニューは少し違いますが基本的には5品にセルフサービスのサツマイモ粥が付きます) 画像提供:珊瑚園
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洋風(オムレツとナゲットとハッシュポテトと湯で野菜) 画像提供:珊瑚園
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この日は黄さんがトーストを焼いてくれました。黄さんと奥さんが知り合ったのはイギリス。レストランスペースはイギリスの家庭風にしたということで、アツアツのトーストはおいしかったですよ。
以上、台北ナビでした。