ランディス イン ロタンは羅東の芝地沿いにあります。羅東 スポーツ パークまで車で 2 分、羅東文化工場までは 7 分です。 このホテルは、羅東夜市まで 1.6 km、梅花湖風景区まで 6.4 km の場所に位置しています。
こんにちは、台北ナビです。
今日は台湾東部の街、宜蘭の羅東に来ています。東部といっても、台北から車で約1時間強。とても行きやすく、ナビにとっても、もはや台北の郊外にでも行くような気軽な感覚で訪れることができる地域と言えます。今回はそんな宜蘭にある「ランディス イン・ルオトン」をご紹介します。
台北からは近いですが、ハッキリ言って雰囲気はだいぶ違います。ナビたちは車で向かったのですが、トンネルを抜けると緑豊かな平地が一面に広がっているのです。車が来ていても気にすることなく道を横断する人や、バイクをゆっくりと道の真ん中で走らす人…なんとものどかな雰囲気が流れています。そんな中突如現れるノッポビル。それが「ランディス イン・ルオトン」です。周りにはそれほど高いビルがないため目立っています。入口の近くまで行くとドアマンの男性がドアを開けてくれました。ドアマンがいるとは…ちょっとウレシイ驚きです。足を踏み入れると、明るい笑顔でカウンター内の女性たちが「ニーハオ!」。期待以上の感じのよいお出迎えに、これにもまた少しビックリしました。ロビーは子供連れのファミリー客で大賑わい。人気の高さが伺えます。それもそのはず、取材時は夏休みだったため、ここに泊まって童玩節など、水遊びに出掛ける家族が多いのだそう。それで、カウンターには通常より多い3~4名のスタッフを待機させているんですって。こうして迎え入れられると気持ちがいいですよね!
観光案内もおまかせ
バス路線図
慣れない宜蘭…でも大丈夫!スタッフの方が親身になって観光情報も提供してくれます。カウンターのスタッフは英語が話せますが、日本語プリーズ!という時は、営業の張瑋珍さんを呼んでもらいましょう。張さんは5年以上にもわたる日本留学から帰ってきたばかりで、日本語に強いですよ!人柄も話やすいとても気さくな女性です。ナビも今回は張さんにいろいろとお話を伺いました。
さて、ホテルへのアクセスですが、台北からはバス利用がいちばん便利でリーズナブルだとか。新しくオープンした市政府駅バスターミナルから羅東行きが出ています。所要時間は約1時間。片道120元です。もしくは、台鉄・東部幹線で羅東駅まで。こちらの方が時間がかかります。バス停・駅からはホテルの無料シャトルバスが1日3本出ています。ホテルまでは約5分の距離です。事前予約が必要ですのでご注意を。
また、羅東では無料の観光バスが循環していますので、それを利用すれば、宜蘭でいちばん人気、週末となればすごい人出になる羅東夜市までも5~10分の距離です!そのほか、國立傳統藝術中心や冬山河親水公園までも有料バスがあり、台北じゃないからといって交通に困ることはありませんよ!ホテルで詳しいバス案内や小吃ガイドなども用意があるので、ぜひもらってください。
安心のランディスグループ
「ランディス イン・ルオトン」は台湾人なら誰もが知っている著名人がオーナーのランディスグループのひとつ。嚴長壽オーナーはやり手オーナーとして有名で、彼が執筆した書籍は本屋に行くと必ず目にすることができます。「ランディス・タイペイホテル」をはじめ、烏来・台南など全台湾に計7ヵ所のホテルがあります。デラックスな風格とアットホームなサービスで、地元台湾人にも信頼されているホテルグループなのです。
■備品・設備
バスルームは大げさではなく、オープンしたてのような新しさを感じました。全室バスタブ付きで、シャワーもハンドと固定の2種類。使い勝手のいいシンプルな設計です。
ウェルカムおやつ。宜蘭の名物、牛舌餅と…
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蜜餞(フルーツの蜜漬け)が各部屋に
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部屋は全部で67部屋。低層階は一般住宅となっており、14階以上の高層階がホテルの客室となっています。もちろん、住宅とは入口が異なるためその点は安心。エレベーターを降りると大きくとられた窓から、有名な蘭陽平野が見渡せました。景色いいなー!すがすがしい気持ちになります。こちらは、1998年のオープンですが、定期的に改装を行っているので、そんなに経っているとは思えないキレイさ。
◇パークビュー・ダブルルーム 園景雙人房
最も一般的な部屋タイプとして見せていただいたのですが、かなり広々としていますよ。シンプルで余計な飾りがなく落ち着ける雰囲気。万人受けするお部屋です。目の前に広がる広大な羅東運動公園の緑がまぶしいくらい!スペースが広くとられたベランダに出て深呼吸したくなります。ベッドはキングサイズ1台です。
部屋から真正面の景色
(フローリングタイプ)
全く同じ部屋タイプでフローリングのお部屋があります。空室があれば希望に応えてくれるそうなので、先ほどの絨毯のお部屋かフローリングか、要望がある場合は、予約時にお伝えください。
◇パークビュー・ファミリールーム 園景四人房
クイーンサイズ2台のお部屋。最大で4名まで泊まれますが、お友達との旅行やベッドは2台必要!って時にふたり利用でもゆったりと使用することができます。
朝ごはんはこちらのレストランで。ポップな色使いが印象的な明るい雰囲気です。窓からも朝の光が充分射し込みます。メニューは中華風と洋風が中心。おかゆはもちろん、饅頭や肉まんも。中華の炒め物も数種ありました。洋風は、トーストにクロワッサン、ハムやベーコン、サラダ、フルーツと基本的なものは勢揃い。台北ではなかなか見ることができない、目の前に広がる緑を眺めながら、ゆっくりと朝食を楽しむのもいいかも!時間帯によってはこちらでWiiを無料で楽しむこともできるそうです。
1階入り口脇にはラウンジスペースが。ソファがあり、パソコン2台と雑誌や新聞が置かれています。24時間無料で利用が可能です。また、宜蘭で有名な鴨の木彫りなどちょっとした販売スペースも。
ホテルではレンタサイクルのサービスもあります。天気のいい日は自転車を借りて、目の前の公園に遊びに行くのもいいですね。
「羅東運動公園」はナビも初めて訪れましたが、想像以上の広さ!大きな大きな池があり、ぶくぶく太った鯉が多くいるのでエサやりができますよ。フロントでエサをもらうこともできます。鯉たちの迫力に圧倒されてしまうかも…自転車を降りて公園内を一周するだけでも、充分な森林浴になります。敷地内にはショップやプールなども併設されています。
台北とは違い自然を身近に感じながら滞在できる宜蘭。「ランディス イン・ルオトン」では亀山島までの船が出ている烏石港までの送迎も有料で受け付けているということですので(片道約40分)、ナビは次回ここに泊まって念願の亀山島にクジラを見に行こう!と心に決めたのでした…
以上、台北ナビでした。