都会の喧騒を離れて過ごす、大人の隠れ家的ラグジュアリーヴィラ、牡丹湾。こんな素敵な場所、誰にも知られたくないかも…
こんにちは、台北ナビです。
今回は、台湾通の人でも実はこんなところにこんな素敵な場所があるなんて知らないのでは? なんて思えるほどの、隠れ家的ヴィラをご紹介します。
[非日常を楽しむラグジュアリーステイ]
牡丹の山奥にあるラグジュアリーヴィラ、牡丹湾。真ん中にある湖(といっても日本人には池といったほうがいい大きさかな?)を囲むようにヴィラが並んでいます。全体的にはさほど広くなく、それがかえって小さな村を訪れたかのような感覚でほっとします。こちらは全棟がそれぞれ一軒家のようなヴィラになっていて、木の塀で囲ってあるのでプライベート感が高いのが特徴。
バスローブに身を包んだまま庭にあるソファーで一息つくとか、だれの目も気にせず露天風呂に入るとか……そんな風に身も心も開放して寛ぐことができちゃうんです。どのヴィラにも温泉がひいてあり、大きな檜の湯船につかることができますし、中にはプライベートプール付きのヴィラもあるんですよ。
[朝食、昼食、夕食、ティータイム、さらに夜食まで!]
さらにこちらの牡丹湾は、朝食、昼食、夕食、ティータイム、夜食がすべて宿泊費に含まれています(お酒を除く)。施設の真ん中にある湖での釣りも、レンタサイクルも無料。ジュースバーでオーダーできる「檸檬藘薈」というジュースは美味しくて超おすすめ! このジュースももちろん無料です。
【設備・アメニティ】
バスローブ、パジャマ、浴衣から選べるのは嬉しいですね。シャンプー、コンディショナー、ローション、シャワージェルが入った陶器のボトルがシックで素敵。こちらは売店でお求めいただけます。
それではまず、気になるお部屋をのぞいてみましょう
【Vavayan Villa】
Vavayanとはパイワン語で完璧な女性、という意味。和風にしつらえたベッドや大きな檜風呂、岩を積み上げた露天風呂があり、湯上りに寛ぐのにぴったりのソファーが庭に置かれています。寝室とバスルームは別になっていて、外廊下で繋がっているんです。バスルームはドアをすべて開けっぱなしで入れるから気持ちいい!
入口の木戸をあけたところ
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寝室とバスルームを繋ぐ廊下
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【Diumie Villa】
Diumieとはパイワン語で最も幸福な女性、という意味。ベッドルーム、檜風呂、露天風呂があるのは先ほどのVavayan Villaと同じですが、こちらはさらに美しい庭を眺めつつ、まったり寛げるベッドが別にあるんです。庭にはプライベートプールがあり、プールの横には大人2人が横になれるくらい広い東屋まであって……ここにずっといたい、って思うくらい素敵。
こんなところに大好きなひとと泊まれたりしたら、まさに「最も幸福な女性」になれそうな予感!
窓から光が差し込む洗面台
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檜風呂から庭に出られます
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この居心地の良さそうなベッドに横たわると…
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こんな風に庭を眺めることができるんです
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【Honeymoon Villa】
カップル向けの可愛いヴィラ。こちらは2階建てになっています。
実はこのヴィラの壁に丸い穴が……覗いてみると、はるか遠くに海が見えましたよ!
【牡丹楼 Villa】
家族4人で過ごしたい牡丹楼Villa。庭が見える場所を畳敷きにしています。
プライベートプール、檜風呂や岩風呂の他に、子供にぴったりの小さめのバスタブも用意されています。
[お腹の中まで幸福で満たす……という休日]
牡丹湾は山の中にあるので、周りに他のレストランがありません。ですからこのヴィラだけで満足のいく食事ができるように、どの時間帯も丁寧に作られた美味しいメニューが並びます。近くに漁村があるので、海の幸と山の幸を存分に味わえます。
食事は「湖畔楼」と呼ばれるレストランで。2階がレストラン、1階が個室。朝食は洋式か中華を選べます。(下記メニューは季節によって変わることがあります)
【朝食】
洋式:和風サラダ、オムレツ、ベーコン、ピーマンとカリフラワーの炒め物、クロワッサン、コーヒー、牛乳、ジュース、フルーツの盛り合わせ
中華:栗粥、饅頭(マントウ)、豆漿、米漿、卵焼き、台東産トビウオの干物、大根の味噌漬け、野菜炒め、松坂豚のチャーシュー、フルーツの盛り合わせ
【昼食】
鶏肉の花彫酒蒸し、豚足煮込み、てんぷらの盛り合わせ、野菜炒め、旭海で獲れた魚のスープ、旬の果物の盛り合わせ
【夕食】
牡丹湾の特製ワイン(ワインと原住民の作った栗の酒をミックス)、果物と貝柱のサラダ・マンゴーソース添え、伊勢海老蒸し、ビーフステーキ、伊勢海老の蒸し物、鰻御飯(冬は桜海老御飯)、キヌガサタケと鶏のスープ(冬は九尾草と鶏)、野菜炒め、活魚の姿蒸し(本日は倒吊魚の豆鼓蒸し)、小豆とはと麦のデザート、台湾フルーツの盛り合わせ
【送迎バス】
高鉄「左営」駅からの送迎バスが1日1往復、所要時間約3時間。墾丁にあるYOHOホテルからの送迎バスが1日1往復、所要時間約1時間半です。
[自然の中で心と体を解き放つ……記憶に残る旅]
今まで台湾旅行と言えば、あっち行ってこっち行って、買い物だ茶芸館だ夜市だ、って……もちろんそれはそれでとても楽しい旅なんですが、ここに来て、温泉につかって、美味しいもの食べて、ぼーっとしてたら……何だか、しがらみとか、ストレスとか、緊張とか、みーんな溶けてなくなってしまって……あ、今すごく幸せだな、って思ったんです。
この感覚、多分「となりのトトロ」のシーンに似てる。あの、草の道を駈け抜けたら落っこちたところがトトロのお腹の上だった、というシチュエーションに。ほんとうに居心地のいいところって、見つけるのがなかなか難しいんじゃないかな? いつも出会えるとは限らない、ってメイとサツキのお父さんも言ってたし。高雄(高速鉄道左営駅)からだとバスで3時間かかっちゃうけど、またあそこに行きたい。行って、好きなだけのんびりまったりしていたいな、って思うんです。
大好きなナビの隠れ家、皆さんも気に入ってくれたらいいなって思います。
以上、台北ナビでした。