亜卓郷土客家菜（南投県）

客家料理の味は日本人好みと聞きます、亜卓郷土客家菜は、レトロな雰囲気も抜群

「勤勉、実直、倹約」など、無駄なく素朴で、コツコツと努力をして成功する人が多い客家民族。台湾で有名な政治家や企業家には、多いですね。客家料理の特徴は、「酸、油、鹹（塩辛い）」だと言われていますが、この味こそが日本人が好むもの。すなわちご飯がどんどん進む料理なのです。が、「亞卓客家鄉土菜」のシェフは、いい味は損なわず、現代人が求めるヘルシーさを重視し、新しい時代の健康的な客家料理を作り上げました。
赤レンガの平屋建ての造りは、客家人の家のようで、中庭も花も素敵。そこかしこに懐かしの籠や椅子などが置いてあり、インテリアと料理がよく合っています。客家小炒をはじめ、豚足などの定番はもちろん、埔里産のシイタケのテンプラ（うまい！）やビーフン、澄んだ清流の小魚や歯ごたえのある地鶏肉など、食材は新鮮そのもの。ヘルシー客家料理というだけあって、油っぽくなく、適度な塩辛さでご飯が進む…。これって重要ですよね。埔里へ行くことがあったら、またぜひ行ってみたいレストランです。