木生昆虫博物館(南投県)

木生昆蟲博物館

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アジアの3大昆虫館の1つである木生昆虫博物館、16000種もの標本を誇ります

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博物館の名である「木生」は、初代館長である余木生氏からとりました。日本統治時代、15歳の敏捷な少年だった余木生氏は、日本人の朝倉喜代松さんに付いて蝶の採集を始めました。当時蝶類研究で著名な昆虫家であった松村松年氏が、「埔里は蝶々村」と呼んだように、台湾には400種近くの蝶がいて、その半分以上は埔里に集中していたのです。新種の甲虫や蝶を次から次へと発見し、学会の研究に大きな貢献を果たした余木生氏の後を継ぎ、戦後息子の余清金氏も、木生鳳蝶、木生綠小灰蝶、木生長尾水青蛾、余清金角金龜などの新種を発表しました。1974年、埔里鎮南昌街で父の時代に完成できなかった昆虫館を設立し、第2代館長となりました。政財界からもたくさんの人が訪れ、国内外のメディアからも注目されました。余清金氏は民間昆虫博士と呼ばれ、現在は4代目が後を継いでいます。博物館外の生態園区にも常に20種以上の蝶が見られ、夏場は倍以上になります。館内は、2Fは標本フロア。世界中の希少な蝶や昆虫標本にあっと驚きます。

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スポット登録日:2013-11-28

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供