小杜包子（屏東県）

恒春に本店がある肉まんのお店、実は台湾全土で超有名店でした！

台湾南部の恒春は、とってものどかないいところです。秋に来て春に去るという「落山風」で、冬場は時に驚くほどの強風が吹きますが、なんたって南国ですから、人も気候と同じく温かい。恒春は、1874年台湾が日本へ割譲されるきっかけをつくった牡丹社事件が起こった地で、台湾人ほか原住民の人たちも多く住んでいるところです。この地には台湾中に名をとどろかし、恒春の名を一躍有名にした、「肉まん」で有名な「小杜包子」の本店があります。恒春と聞けば、お城観光も必須ですが、肉まん食べなきゃ、と思う人たちも多いそうですよ。

いつ行っても長蛇の列で、まずは番号札を取りましょう。2階では座って食べるスペースあります。お店は毎朝8時に開店し、10時半から販売開始。15～20分間隔で多種の肉まん他が蒸しあがってきます。午後の13:30～14:30はスタッフたちのお休み時間なので、この時間帯は動いていません。最後の蒸し上りは18時ごろで、売り切ったら終了です。まんの種類は、辣獅子頭包/40元、洋蔥烤肉包/40元、培根香腸包/35元、大肉包/30元、蛋黃香菇肉包/30元、肉麻竹筍包/35元、泡菜肉絲包/35元、起士包/35元、咖哩菜包/25元、麻糬紅豆包/25元など。看板は辣獅子頭包だそうですが、ちょっと辛いとのことで、ナビは今回パス。肉麻竹筍包、蛋黃香菇肉包、麻糬紅豆包の3種を買いました。ナビはタケノコ入りが気に入りましたね。皮はふわふわ、中は適度にジューシー。卵とシイタケ入りも上の上。アズキと餅入りは少し時間をおいてしまったので、アツアツならお餅ものびてもっとよかったかも。

2階へ上がる階段横に飲み物のケースがあります。有機豆乳や桑の実ジュースなど、飲み物も20種ほど。土鳳梨酥（パイナップルケーキ10個入り、1個40元)も販売していました！マントウは一個25元～30元で、山東饅頭、香醇牛奶饅頭、起司饅頭、芋頭饅頭、南瓜饅頭、蔥花捲饅頭、蔓越莓饅頭、酒釀桂圓饅頭などがあり、ドライフルーツなども販売しています。恒春はやはり遠いので、自分の家に戻ってもこの味がほしいという人は、宅配が便利。聞くところによると宅配もかなり待つことがあるほどだそうです。