雑誌や広告の手腕を取り入れた、モダンカジュアルな撮影がモットー！スタジオはシーズンごとに新しいのが登場で、いつも流行最先端★
こんにちは、台北ナビです！最近ちょっと太り気味のナビ。テレビを見ても、雑誌をみても、スタイルの良いモデルさんにため息が溢れるばかり。「きっと撮影技術がいいからだ。きっと私だってプロの手にかかれば…」なんて淡い期待を抱いたことは数知れず。でも、台湾ではその淡い期待が、現実にかなうのです!!それがいわゆる「変身写真館」。しかも今回ご紹介するお店は、特にトレンドを意識した撮影方法を実践している写真館で、見せていただいたアルバムは、どれもまるで最新雑誌の写真を切り抜いたようなもの。それだけではなく、実際台湾のテレビ番組や台湾の芸能人の撮影にかかわっているスタッフもいるので、その技術は確かなもの。プチ雑誌モデル気分が味わえること間違いナシです！
場所はMRT中山駅から徒歩でのんびりあるいて20分ほど。体力と時間に余裕がある方はMRTで行けますが、実際日本人のお客さんはタクシーで来られる方が多いそうです。変身写真をした経験のある方はご存じだと思いますが、そうなんです！ものすごく体力を使うのです！甘くみているととんでもないことになりますので体調はできる限り万全な状態で臨んでください。店内はオフホワイトで統一されたさわやかでカジュアルな様子。ナビが伺った日は平日で、しかも大雨だったにもかかわらず、店内はたくさんのお客さんでにぎわっていました。人気のほどがうかがえます。1階にはパソコンが4台置いてあり、撮った後に写真をチェックするのに使うほか、ここでどのコースにするかの打ち合わせをします。
日本人のお客さんはまずここでEMSの書類に連絡先を記載。できた写真はこれで日本に郵送されます。
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このような感じで撮り終わった写真をパソコンでチェックできます
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日本語サポートが加わってさらに行きやすくなりました
スタッフはノリのいい方ばかりです。
今回お話しをしてくださったのは日本に3年間住んでいたというアカネさん。「私の顔は撮らないでくださぁい」といわれちゃいましたので、アカネさんの顔は載せられませんが、ナビよりスタイルのいいお姉さんです。
ベネトンは1990年に創立してから、広告風の写真を撮るという他の写真館とは違った手法でアプローチし、それが成功したお店です。ここ数年のお店の勢いはうなぎのぼりで、特に家族写真が大人気。家族写真の写真館としては、台北で1番人気ともいわれているそうです。もちろん家族写真だけでなく個人写真、カップル写真も対応していて、ステキに撮ってくれます。そんなわけでニーズに合わせスタッフもどんどん増え、現在総勢45人ものスタッフがベネトンを支えています。そして今までは日本語ができるスタッフはいなかったのですが、今年に入ってアカネさんと、もう1人日本語ができるスタッフ慧さんが配属されました。アカネさんは通訳というよりはホームページやブログでのPR活動が主で、日本人のお客の通訳は慧さんが中心にしているそうです。日本人のお客さんが予約して来店されるときは、2人のうちのどっちかが対応してくれますのでご安心をとのこと。ただ、撮影の間（特に外撮影）は傍にいられない場合がありますとのことです。そんなわけで撮影中はカメラマンとのボディランゲージになっちゃうこともあるみたいですが、撮影は言葉が通じなくても案外大丈夫です。
スタッフはみんな写真入りのネームプレートを首にさげてます。これは日本語が話せる慧さんの。
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こんな感じで撮影中も時間がある限り日本語が話せるスタッフが傍にいてくれます。
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こちらがスタジオへの入口です。
隣のビルの地下に撮影スタジオがあります。更衣室、メイク、控えの場所もすべてこの地下にあります。広さも十分ある上に天井もかなり高くて、地下とは思えない開放感があるつくりです。ここのソファー付近に見本のアルバムやお客さんが過去に撮られた写真がサンプルとして置いてあるので、その中から着たい衣装を選ぶことができます。しかし、持参した服を着て撮られる方が7～8割を占めるとのこと。これはちょっと意外でしたが、家族写真や個人撮影となると、持参の服のほうがしっくりくるということなのでしょうか。もちろん全部お店の衣装で撮影される方も多数いますとのことです。
カメラマンとヘアメイクさんも交えて入念にどんな写真を撮りたいか決めることができます。
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見本のアルバムはこんな感じに置いてあり自由に閲覧できます。
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サンプル写真は実際に来たお客様からの提供で、スタイル別に分かれてます。
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階段を降りるとスタジオ。
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壁には台湾の人気グループ星光三班と星光二班のサインが。というのも彼らを担当しているカメラマンEASONさんがベネトンに在籍しているのです。そんなわけで、ファンの台湾の女の子たちもたくさんベネトンに撮影されに来ています。ちなみに、ベネトンはカメラマンを指名するお客さんが結構いるのですが、そんな中現在このカメラマンがベネトンのお客さんの指名ナンバーワンだそうです。なるほど。ファンの子だったら普通に指名するだろうし、そうでなくても気になって指名しちゃう人いますよね。
衣装は所せましとぎっしり置かれています。残念ながら一般のお客さんはこのスペースに入れないので、どんな服を着たいかをここに入って選ぶことはできないみたいです。ナビが見た感じではドレスももちろんありますが、わりとカジュアルな衣装が多い印象です。が、ドレスは今、特注ですごい新作をいくつか作っているとのこと。今回見られなかったのは残念！！
↑メイク室はこちら。現在5人のヘアメイクさんが在籍していて、ナチュラルメークからパンク系、コスプレ系の濃いメイクまで衣装とお客さんの希望によってなんでも対応しちゃいます。
ロッカーもあります。1回20元です。貴重品はここにいれて、そうでない荷物は違うところに置かせてくれます。
スタジオは同じ場所でも背景やスクリーンを変えることで様々なセットを用意することができ、なんと100パターン以上のセットがあるとか。そんなスタジオの一角では、新しいスタジオが作られている途中でした。今、ちょうど作り変えの時期だそうで1週間に1か所ペースで新しいセットが出来上がっているのだそうです。こうやって時代のニーズに合わせスタジオは定期的に作りかえられています。
制作中のセットです。これが1週間もしないで新しいセットに生まれかわります！
ベネトンに在籍する8人のカメラマンはスタジオ撮影のみではなく外撮影も得意としています。せっかく台湾で撮影するのですから「台湾で撮影した」と、できた写真を見てわかる外ロケは一生の記念になること間違いなしです！実際日本人のお客さんで一番人気なのは遠出の外ロケが可能なＤコースなんだそうです。このコースだと追加料金を払うことで近場の台北市内だけではなく、陽明山、基隆、九イ分といった有名な観光地での撮影もできるのです。そこまでする時間がない方は徒歩で行ける近所の外ロケだったら1000元プラスするだけで可能ですので気軽にできると思います。お試しでされてみてはいかがでしょうか？
撮影時間は着る衣装の数、外撮影の有無で変わってきます。撮った写真は当日、もしくは翌日以降に自分でチェックして選ぶことができます。選ぶ時間がない場合はカメラマンが規定の枚数を選んでくれます。選んだ写真はその後約1カ月かけて修正されアルバムが製作されます。修正段階は3段階から選べるので、自分の好みの修正具合の写真ができます。
実際の撮影の流れなどは体験レポも合わせてご覧いただくと、よりベネトンのことがわかるかと思います。以上台北ナビがお届しました。
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