スペシャル記事

2023年宜蘭国際童玩芸術節、開催中

サーカス・音楽・ダンス……台湾内外のパフォーマーが繰り広げる魅惑のショーを楽しもう！

こんにちは、台北ナビです。

宜蘭、夏といえば……「童玩節」！夏休みに合わせたこの時期開催される、子どものための夏の祭典です。主役は子どもとはいえ、大人も楽しめる仕掛けがいっぱい！

台北からも日帰り圏内の宜蘭へ。「宜蘭国際芸術童玩節」で台湾旅の思い出作りをしませんか？

2023年のテーマは「メタバースで遊ぼう」

28回目を迎える今年のテーマは、「メタバースであそぼう」。

冬山河親水公園を会場に、アドベンチャー×テクノロジー×メタバースの要素を詰め込んだ、さまざまなアトラクションやパフォーマンスが楽しめます。

2023年宜蘭国際童玩芸術節「メタバースで遊ぼう」開幕リアル・ファンタジーの世界は夏の宜蘭にあり。さあ、冒険に出かけよう！

子どもから大人まで楽しめる、華やかなパフォーマンス・ショー

アスレチック風のアトラクションやウォーターアクティビティ、AR体験はもちろん、華やかなパフォーマンス/プログラムも「童玩節」の見どころの1つです。

海外から民俗チームが参加するほか、地元・宜蘭のパフォーマンスチームや国際級のプロフェッショナル集団、さらには台湾各地から芸達者な大道芸人たちも駆けつけ、見ごたえあるショーを行ないます。

パフォーマンスをのぞき見！

先日開催された記者会見では、台湾のダンスパフォーマンス・カンパニー「TB All Star龍門藝術」がダンス・音楽・アクロバットを融合したリングパフォーマンスを披露。美しくも力強い演出で「童玩節」のテーマであるメタバースの世界観を表現し、観客を魅了しました。

開幕1週目にステージが予定されている、カンボジアの「Phare, The Cambodian Circus法爾劇團」は、CNN Travelで＜東南アジアのシルク・ドゥ・ソレイユ＞として絶賛されたプロサーカス団。現代演劇・舞踊・音楽に、カンボジアの物語や社会問題を織り混ぜて表現し、見る人を感動の渦に巻き込みます。

この台湾公演では、会場のバラエティあふれる施設を利用するのみならず、至近距離で観客とふれあうことも。各国の出演者との交流もあるかもしれません！

人種・国籍・言語を超えてつながろう！

夏の暑さを吹き飛ばす子どもたちのお祭りはまた、異文化交流の場でもあります。今年は宜蘭県内をはじめ台湾各地、世界各国から50以上の団体が参加。国際的に開かれた祭典であることを物語っています。

会見の最後には、人種・国籍・言語を超えた国際的な連帯と友好を象徴する大きなマジックボールが登場し、参加する各国の国旗が映し出されました。「童玩節」が提唱するグローバリゼーションがここにあります。

海外チームのパフォーマンスは夜の「スペースシアター」へ

国際的なプロチームによるパフォーマンスは、開催期間中の毎日19時半～20時半まで「スペースシアター」で行われます。

カンボジアの「Phare-The Cambodian Circus法爾劇團」、続いて日本・石垣島出身のエンタメバンド「きいやま商店(去阿嬤商店)」、韓国のK-popと伝統民俗芸能パンソリを組み合わせた「Jeongsu PARK」など、期間ごとに異なるショーが予定されています。

さらに、台湾の「搏逗兄弟」「創造焦點」「重擊現實打擊樂團」「采風樂坊」などのステージも。週ごとに異なるエキサイティングなパフォーマンスをお楽しみください。

アトラクションもウォーターアクティビティも、パレードやパフォーマンス、AR……などなど、さまざまな体験ができる「童玩節」へ行ってみてはいかがですか？

以上、台北ナビでした。

パフォーマンスショーを先取りチェック！

イベント情報

2023宜蘭国際芸術童玩節～メタバースで遊ぼう～
開催期間：2023年7月1日(土)～8月13日(日)
開催場所：冬山河親水公園(宜蘭県五結郷親河路二段2号)
アクセス：台北市内の主要バスターミナル/MRT駅から会場直通専用バス
(市政府バスターミナル1570、板橋バスターミナル・台北駅・科技大樓駅1917、大坪林駅9028、圓山バスターミナル1879)
※チケット優待価格適応
バス時刻表：https://www.yicfff.tw/public.php
(6.客運直達車をご覧ください)
チケット：一般(平日250元/土日350元)、優待(平日200元/土・日曜日300元)、子ども(平日100元/土・日曜日200元)、童玩節＆伝統芸術センター共通チケット(平日450元/土・日曜日550元)、宜蘭遊楽通しチケット(350～1350元)、童玩共通チケット(450～1160元)
オフィシャルサイトhttps://www.yicfff.tw/
フェイスブック https://www.facebook.com/YICFFF

写真提供：宜蘭県政府文化局