ムネリンこと川崎宗則選手が台湾で客員コーチ＆選手として仮契約！

突如流れた「川崎宗則、味全龍の客員コーチ就任決定」のニュース！7月12日に記者会見、翌日にファンミーティングが急遽行われました。「你好、我是川崎宗則。謝謝 over。」と中国語で挨拶。中国語、台湾語を折り曲げながら、笑いをドッカンドッカンとっていました。その様子を簡単にお伝えします！

「台湾は暑いですね～。この時期、台湾は天気が良くないことが多いですが、僕が来たら晴れる。トレーニングもしたし、台湾料理も食べました！台湾で食べた台湾料理が今まで食べた中華料理の中で一番おいしかった」とご満悦！「中国語や台湾語はすごく難しいですが、覚えるのは楽しいです！」そこで、覚えた言葉を披露したのですが、台湾語の「多謝」と言うと、台湾のファンが大喜び！「関西弁のおおきにみたいなものですかね～！まぁ、僕は関西人じゃないですけど～笑」と、台湾人の笑いを誘っていたのが、ムネリンっぽい！

みんなが気になっていた、なぜ台湾だったのかという質問には……「友人2人から台湾で野球に関われる機会があると教えてもらった」とのこと。朋友という歌知っていますか～？という無茶振りにも鼻歌で歌ってくれました！これも友人2人に教えてもらったそうですよ！　「このお話があった時は色んなことがあって簡単なことではなかったですが、縁があったのだと思います。新しい環境で野球をやりたいと思っていたタイミングでした。飽きやすい性格なので、新しい環境に身を置くと、感性がいい感じになるので、良かった！」　「野球は残酷なスポーツだけれど楽しいもの。だから『野球を楽しむ』ということをまずは伝えたい。そのためには自分が楽しむのが大切だから、めいっぱい台湾野球を楽しみたい！」

司会者からの「選手に教えることは何ですか？守備？それとも、川崎さんと言えば『ムネリンダンス』でも有名ですが、ダンスを教える？」の質問には……
「まずはお酒を教えます。忘れよう、いいこともやなことも！」

日本メディアからの「コーチとしての招聘ですが、選手としての出場も考えているか？体調はどうですか？」の質問には……　「『選手として9割、コーチとして1割』1割だけど、聞いてくれたら何でも教えます！体調は75％。でも一番いいプレーができている時は73％！だから沒問題(問題ありません)！」　助っ人プレイヤーとしての出場可能性はあるか？という質問には「出ますよ～！でもコーチなので偉そうにします！」　「言葉が通じないのが大変だと思いますが、『Just play　baseball』。言葉は大切だけど、野球をして一緒に飲みに行く！台湾ビールおいしいし！」

監督になる予定は？の質問には……「監督になるということは考えてない。そういう人ではない。もっと監督にふさわしい人がいます。僕は70、80歳になってもずっとダブルプレイのことについて考えていたい。コーヒーを飲みながら……。今子どもが3人いるんですが、孫に自分のダブルプレイを伝授したい、それが今の目標です！」

日本やアメリカで活躍し、適応能力が高いと思いますが、そのコツは？の質問には……「新しい環境に挑戦することはまず行くこと！まずは何かをしようと思うのではなく、飛び込んでみればいい。今は部屋を出なくてもネットで色んな人と繋がれる時代ですが、最近嗅覚が一番感性を磨いてくれるものだと思います。だから臭いを感じないといけない。そうするにはその場に行かないと！」　輝かしい野球人生の中で一番印象深い思い出は？とのファンからの質問には「昨日の室内練習場でいいタッチプレイの練習ができたこと。忘れやすい性格なので、いつも今がベストです」

日本とアメリカの野球の違いと台湾野球へのメッセージは？の質問には……「野球を楽しむということはどこでも同じ。でも日本、アメリカでは野球に対するアプローチの仕方が違った。きっと台湾でも日本やアメリカと違うこともあると思います。グラウンドに立って野球をしていることが一番の正解だと思います！」

ファン一番乗りは高雄からやってきた方で、なんと朝6時には列に並んでいたそう。「専門的な質問は出来ないけれど、イチロー選手の引退についての思いを聞かせてください！」とみんなが聞きたかった質問を！これには……「野球選手になるきっかけがイチロー選手。WBCで一緒にプレーして、トレーニングも一緒にしている大好きで尊敬している選手。日本での引退試合を見て悲しくなったファンも多いと思いますが、僕は一緒にご飯行けるから嬉しい。みんな僕をうらやんで！」と茶目っ気たっぷり！

会も終盤となったところで魏應充会長が駆けつけました！

元々ハイタッチでファンを見送る予定でしたが、来てくれた感謝を伝えたいと握手へと急遽変更！これにはファンが大喜び！

まさかの現役復帰を示唆した川崎選手。今後どのように台湾野球に関わってくれるのか、楽しみです！