台湾にあるデパートの中で最大の売り上げを誇るといわれる遠東そごう忠孝館。こちらの11階にある「神楽家」さんが、2018年4月25日でオープン5周年を迎えました。
落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事が楽しめる店内。足繁く通う常連さんが多いんだとか。台湾人に愛されるお店になっているんですね。これまでは台湾企業と共同で経営していましたが、今年から単独経営になったそう。
こちらが5月30日まで提供される「5周年記念期間限定特別セット」980元。台湾と日本の食材を組み合わせて丹精込めて作ったセットで、一日20食限定。確実に召し上がりたいという方はご予約を。
こちらは前菜。ホタルイカの天ぷらと桜エビと湯葉の煮物、炙りホタテの春野菜ソース掛け。出汁がしっかりと食材を引き立てる繊細な味とさまざまな食感が楽しめます。
お刺身はマグロ、サーモン、カンパチ。新鮮な魚なので甘さが違います。
煮物はトマトの和風煮。アクセントにとろろ昆布が添えられていて、風味がよくて、舌触り滑らか。
焼き物は2日間じっくりタレに漬け込んだ銀鱈の西京焼きと台湾産ウナギの蒲焼、ご飯に載せて食べるもろみ味噌の金山寺味噌。銀鱈は皮まで美味しく、ご飯が進みます。
ご飯は北海道産ななつぼし米を使用。ハマグリのお吸い物も濃厚でたまらない美味しさです。
デザートはお店で手作りだという葛切り。台湾ではあまりポピュラーではありませんが、独特の食感にはまる人がたくさんいるんだそう。
今年からは従業員が着用する制服も一新。名古屋の本店と同じになりました。手軽に食べられる料亭の料理。日本食が恋しくなったらぜひ足を運んでみてください。(写真提供:台灣莉寶國際)
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記事登録日:2018-04-25