東京中華学校の台湾祭り「雙十節慶典大會」に行ってきました!

アットホームな雰囲気がGOOD! 手作りならではの台湾の味を思う存分楽しめます。

校門では立派な獅子がお出迎え

校門では立派な獅子がお出迎え


こんにちは、台北ナビです。

去る10月2日(日)、東京・四ツ谷にある東京中華学校で、毎年恒例の「雙十節慶典大會」が開催されました。 「雙十節」というのは10月10日の「国慶節」の別称で、10が2つ並ぶことからこの呼び名がついたんだそう。

校内で行う学園祭のような雰囲気ですが、一般来場者の入場もOKということで、ナビもお邪魔してきました。

獅子舞の踊りで、一気にお祭りモードに!

当日は見事な快晴。日差しが強く、秋晴れというよりは真夏のような暑さです。
会場となっているグラウンドにはたくさんの屋台が並び、中国語も飛び交っていて、まるで台湾にいるような気分に。
楽器演奏をするのも生徒たちです

楽器演奏をするのも生徒たちです


そして、グラウンドの真ん中で台湾獅子舞の踊りが始まりました! 

獅子をかぶって舞っているのは、東京中華学校の生徒たち。
2人一組で一頭の獅子の上半身と下半身を操るのですが、息ピッタリの動きで会場をわかせます。
特に、軽やかに跳ね上がるジャンプは見事で、獅子が生き生きと駆け回っているかのよう。

近づいてきた獅子の口に、観客が次々と紅包(台湾のお年玉)を差し入れるのも、台湾らしくてワクワクします。
そして最後は立ち上がり、口から「萬事如意」などと書かれた垂れ幕を下げてフィニッシュ! 
大人顔負けの熱演に拍手が起こりました。
紅包を差し出すと、上手にパクリ!

紅包を差し出すと、上手にパクリ!

お祝いの垂れ幕でフィニッシュ!

お祝いの垂れ幕でフィニッシュ!

来賓の皆さんと記念撮影

来賓の皆さんと記念撮影

手作りの台湾料理が並ぶ屋台に興奮

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こんな光景、日本じゃなかなかお目にかかれません!

こんな光景、日本じゃなかなかお目にかかれません!


獅子舞が終わると、いよいよ屋台販売も本格スタート。担仔麺、魯肉飯、タピオカミルクティー、豆花など、台湾の人気小吃がズラリと並んでいます。

最近はあちこちで台湾のお祭りが開催され、こうした台湾小吃の屋台もよく見かけるようになりましたが、人気のお祭りはものすごい混雑で、何か食べようと思ったら延々と行列に並ばなくちゃならない…。
そんな経験をした方も多いのでは?

でも、この東京中華学校のお祭りは文化祭のようなもので、大々的な宣伝も行っていないせいか、お昼時になってもそこまでひどい混雑にはなりません。ひと通り屋台を見て回り、好きな食べ物を買って、グラウンドや講堂に設けられた椅子に座って食べる…という理想的な楽しみ方ができちゃうんです! 
ここ最近、台湾祭りのたびに大行列に遭遇していたナビは、久しぶりにゆっくりと屋台の小吃をいただくことができて、大満足。
大同の電鍋、発見! こんなカワイイ色のもあるんですね~

大同の電鍋、発見! こんなカワイイ色のもあるんですね~

懐かしの科学麺!!

懐かしの科学麺!!

フルーツビールのパッケージが新しくなってました!

フルーツビールのパッケージが新しくなってました!

おおっ、台湾の朝ご飯メニューだ! おおっ、台湾の朝ご飯メニューだ!

おおっ、台湾の朝ご飯メニューだ!

焼きたての大根餅、うれし過ぎる~!

焼きたての大根餅、うれし過ぎる~!

大鍋いっぱいの麺線もおいしそう

大鍋いっぱいの麺線もおいしそう

ナント! 肉圓までありました

ナント! 肉圓までありました

担仔麺も本場の味

担仔麺も本場の味


また、お店を出しているのも保護者や地域の方が多く、どのお料理も手作りならではの素朴な味わい。
目の前で一つひとつ焼いている大根餅は、ホクホクモチモチでおいしい!! 

ピーナッツの粉がかかった麻糬(台湾のお餅)や大きな雞排(台湾風唐揚げ)なども台湾の味そのもの。
小籠包や焼餃子、水煎包(焼いた肉まん)なども丁寧に作られていて、見ているとどれも食べたくなって困っちゃいます。
豆花はまさに作り立て! 手作り感満載です

豆花はまさに作り立て! 手作り感満載です


台湾の朝ご飯屋さんでおなじみの油條(台湾風揚げパン)や卵焼きを挟んで食べる焼餅もありました。
ナビの友人は「これがあれば、家で鹹豆漿(熱々の豆乳スープ)が再現できるかも!」と喜んで、お土産に買っていました。

豆花はその場で豆乳と豆花粉を混ぜていて、まさに出来立てホヤホヤ! 
それはうれしいのですが、作業が追いつかず、「あと10分ぐらい待ってください」の繰り返し。10分後に行っても、また「あと10分」と言われるという、台湾でよくある現象が起こっていましたよ(笑)
これで300円と、お値段もまずまず

これで300円と、お値段もまずまず

包子に豚の角煮を挟んだ台湾バーガーも人気!

包子に豚の角煮を挟んだ台湾バーガーも人気!

素朴な甘さの麻糬(お餅)はお土産に買って帰りました

素朴な甘さの麻糬(お餅)はお土産に買って帰りました

夜市でおなじみの大きな鶏排。味もサクサク感も台湾そのもの! 夜市でおなじみの大きな鶏排。味もサクサク感も台湾そのもの!

夜市でおなじみの大きな鶏排。味もサクサク感も台湾そのもの!

ゲームコーナーは子どもたちで大賑わい ゲームコーナーは子どもたちで大賑わい

ゲームコーナーは子どもたちで大賑わい

台湾の野菜も売ってました

台湾の野菜も売ってました

暑かったので、さっぱり味の愛玉がおいしい!

暑かったので、さっぱり味の愛玉がおいしい!

おつまみ系もいろいろあって、ビールが進んじゃいそうですね

おつまみ系もいろいろあって、ビールが進んじゃいそうですね

豪華賞品の当たる抽選会やステージ発表も


暑さから逃れようと講堂を覗いてみると、ステージでは生徒たちによるさまざまな発表が行われていました。

キレのいい動きを見せるダンス部の女の子たちや、先生と一緒にお遊戯をする可愛らしい園児たち。
台湾留学生会の学生さんたちは、原住民の衣装を着て、楽しそうに伝統の踊りを披露していました。

また、受付で1000円分の食券を買うと抽選券が一枚もらえるシステムになっていて、その抽選会も行われていました。商品はかなり豪華で、デジタルカメラや大同の電鍋、商品券、さらには航空券まで! 
くじ運に自信のある方は、ぜひ参加してみてください。
原住民の踊りはやっぱり圧巻!

原住民の踊りはやっぱり圧巻!

楽しそうに踊るダンス部の生徒たち

楽しそうに踊るダンス部の生徒たち

コメディーなんだけど、台湾語なので、ナビ、チンプンカンプン

コメディーなんだけど、台湾語なので、ナビ、チンプンカンプン

小さなお友だちも頑張っていました

小さなお友だちも頑張っていました

イベントのチラシは台湾文化センターなどで配布されています

イベントのチラシは台湾文化センターなどで配布されています

抽選会の商品もかなり豪華!

抽選会の商品もかなり豪華!

東京中華学校ってこんなところ


東京中華学校というのは台湾系の中華学校で、台湾の教科書を使って繁体字で学ぶ学校です。小・中・高一貫教育で、各学年の定員は40名となっています。
場所は、JR四谷駅の麹町口を出て、左手(上智大学と反対方向)に歩いて10分ほどのところです。

毎年、10月第一、あるいは第二日曜日に雙十節大會が開催されます。入場は無料で、事前の申込みなども必要ありません。
また、先着500名にお土産(お菓子などの詰め合わせ)プレゼントなんていう太っ腹な企画もあるようです(ナビは間に合わなかったので、詳細はわかりませんが…)。

旅行とは一味違った台湾を楽しめる中華学校のイベント。来年はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。
以上、台北ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2016-10-26

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